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「アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ」の版間の差分

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アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの本
アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの本
*[http://as-one.main.jp/HP/ofukuro_book.html 幸せをはこぶ会社 おふくろさん弁当 本当にあった! こんな会社 規則も命令も上司も責任もない!]  2016年 ISBN 978-4990913601
*[http://as-one.main.jp/HP/ofukuro_book.html 幸せをはこぶ会社 おふくろさん弁当 本当にあった! こんな会社 規則も命令も上司も責任もない!]  2016年 ISBN 978-4990913601
*[BIOCITY ビオシティ68 「都市型・開放型エコビレッジ アズワン鈴鹿コミュニティの試み」 片山弘子(NPO法人えこびれっじネット日本代表理事)、株式会社ブックエンド]2016.10 ISBN:978-4907083373
*[BIOCITY ビオシティ68 「都市型・開放型エコビレッジ アズワン鈴鹿コミュニティの試み」 片山弘子(NPO法人えこびれっじネット日本代表理事)、株式会社ブックエンド]2016. ISBN 978-4907083373


== 関連文献 ==
== 関連文献 ==
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**[https://dl.dropboxusercontent.com/u/923707/jizoku3.pdf 日本の持続可能なコミュニティの動向] 林悦子
**[https://dl.dropboxusercontent.com/u/923707/jizoku3.pdf 日本の持続可能なコミュニティの動向] 林悦子
**[https://dl.dropboxusercontent.com/u/923707/jizoku2.pdf 資料編]
**[https://dl.dropboxusercontent.com/u/923707/jizoku2.pdf 資料編]
* [http://www.amazon.co.jp/%E7%9E%91%E6%83%B3%E3%81%A8%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%83%BC-%E7%86%8A%E5%80%89%E6%95%AC%E8%81%A1/dp/4905425727 『瞑想とギフトエコノミー』] [[熊倉敬聡]](京都造形芸術大学)、[[サンガ (出版社)]] 2014.1 ISBN: 978-4905425724
* [http://www.amazon.co.jp/%E7%9E%91%E6%83%B3%E3%81%A8%E3%82%AE%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A8%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%83%BC-%E7%86%8A%E5%80%89%E6%95%AC%E8%81%A1/dp/4905425727 『瞑想とギフトエコノミー』] [[熊倉敬聡]](京都造形芸術大学)、[[サンガ (出版社)]] 2014.1 ISBN 978-4905425724
* [http://www.h5.dion.ne.jp/~asso/newpage14.html 『アズワンコミュニティをどう考えるかーービートルズも訪れたであろうー』]岩見尚(日本ルネッサンス研究所) [http://www.h5.dion.ne.jp/~asso/ 協働社会研究会] 2013.7.11
* [http://www.h5.dion.ne.jp/~asso/newpage14.html 『アズワンコミュニティをどう考えるかーービートルズも訪れたであろうー』]岩見尚(日本ルネッサンス研究所) [http://www.h5.dion.ne.jp/~asso/ 協働社会研究会] 2013.7.11
* [http://as-one.main.jp/ac/kankoku_report4.html 『必要に応じて賃金を与える』] イ・ナンゴク(韓国 研鑽文化研究所理事長) 益山希望連帯HP 2012.7.12
* [http://as-one.main.jp/ac/kankoku_report4.html 『必要に応じて賃金を与える』] イ・ナンゴク(韓国 研鑽文化研究所理事長) 益山希望連帯HP 2012.7.12

2016年12月11日 (日) 01:15時点における版

鈴鹿カルチャーステーション
おふくろさん弁当
コミュニティスペース JOY
街のはたけ公園
すずかの里山
アズワン鈴鹿コミュニティの社会システム図

アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ(英:as one network Suzuka Community)は、三重県鈴鹿市の市街地を活動の拠点とする都市型エココミュニティである。

2016年7月に、アズワンコミュニティ鈴鹿が、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティと、名称が変更された。

「怒りや争いもなく、罰も罪もない、どの人ものびのびと楽しく暮らせる社会を現実に創る」ことを趣旨としている。

「わたしらしく、その人らしく生きられるコミュニティ」と表現され、持続可能な社会のモデルを創ろうとしている。

概要

争いのない幸せな世界を実現するために、2001年三重県鈴鹿市で、アズワン鈴鹿コミュニティは誰もが快適に暮らせるコミュニティづくりの試みを始めた。

人としての成長をサポートする「サイエンズスクール」、人と社会を科学する「サイエンズ研究所」、この2つが、コミュニティ活動のベースをなしているという点が、アズワン鈴鹿コミュニティの特色の一つである。

規約や制約がなく、住人やメンバーの規定もなく、義務や責任もない。

よって、地域的に言えば、どこからどこまでがアズワン鈴鹿コミュニティであるという境界がない。誰がコミュニティのメンバーかという明確な規定もない。

おおむね、数百メートル内の歩いて往来できる範囲に暮らしている人が多いが、中には数キロ離れた所に住みながら、コミュニティとしての活動を共にしているメンバーもいる。

2016年の時点で、コミュニティ人口は、100人~200人と言われている。

様々なコミュニティ・ビジネスや各種の市民活動が、それぞれ自発的に展開され、関連し合って、一つのコミュニティを形成している。

新しい社会のあり方を模索しながら、社会機構、社会運営、生活様式、経済システムや産業活動から人間関係諸問題に至るまで、研究と試験を重ねながら活動している。

国内、海外からも見学者や研修生を受入れて、新しい社会づくりのネットワークの拠点ともなっている。

また、都市型エコビレッジとして、トランジション・タウンとして、日本や世界のネットワークとも繋がっている。

2015年11月30日からパリで開催された国連気候変動枠組条約会議(COP21)で、グローバルエコビレッジネットワーク(GEN) が選ぶ、低炭素社会実現に向けた世界60か所のエコビレッジの一つとして、アズワン鈴鹿コミュニティが選ばれた。

所在地

アズワン鈴鹿コミュニティのセンター的役割をなすアズワン鈴鹿コミュニティステーションやコミュニティオフィス、そしてコミュニティ活動の一環としてある財団法人、社団法人、NPO法人などは、鈴鹿市阿古曽町14-28 鈴鹿カルチャーステーション内に事務所を置いている。

主な活動

広い意味では、エコビレッジトランジション・タウンとしての活動と位置づけられる。

暮らしや経済など個々に隔てを設けない都市型コミュニティを形成している。

争いのない幸せな世界の実現に向けて、それぞれの関心や持ち味を生かした多様なコミュニティビジネス・市民活動が、自発的に展開されている。

・・・etc.


歴史

  • 2001年 数人の有志による研究会[1]から、「規模は小さくても本当に人間らしく安心して暮らせる社会をつくろう」という活動が始まり、それに賛同する人たちが、各地から鈴鹿の地に集まり、コミュニティがスタートした。

 飲食店、保育園、人材派遣業、破棄物収集運搬業など、コミュニティの産業として、各種の事業を手がける。

  • 2002年 教育や指導ではなく、各人が自ら自己を調べる機会として生涯学究制が始まる。2007年にNPO法人の認可を受ける。(現サイエンズスクール)
  • 2004年 人間らしさの実現や新しい社会をつくるための研究機関として、人間社会科学研究所が始まる。2008年にNPO法人の認可を受ける。(現サイエンズ研究所)
  • 2005年 アズワン株式会社。
  • 2009年 SUZUKA FARM 株式会社。
  • 2010年 一般社団法人  鈴鹿カルチャーステーション。
  • 2010年 地域通貨RINKA[2]の試み。2013年に終了。
  • 2011年 一般財団法人 アズワンコミュニティづくり財団。
  • 2013年 コミュニティストア(贈り合いの経済)、 コミュニティオフィス開設。
  • 2013年 トランジションタウン鈴鹿として活動スタート。
  • 2014年 都市型エコビレッジとして、GEN (Global Ecovillage Network)に登録。
  • 2016年 アズワンコミュニティ鈴鹿を、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティと改称。アズワンコミュニティづくり財団はアズワン財団へ、アズワン株式会社は、鈴鹿エコサウンド株式会社に改称。

サイエンズについて

SCIENZ は、Scientific Investigation of Essential Nature(科学的 本質の探究)の頭文字 SCIEN と Zero(零・無・空・・・)の Z という意。

人間の本質を探究して、人間の本来性に適った社会の実現が目的であり、それへのプロセスとして、「人間の考えであることの自覚」、「事実・実際はどうか」、「本来・本質・本当はどうか」、という過程を経て、「理想を実現する」までの一貫した考え方。 人間を知り、人間らしく生きる営みとも言える。

サイエンズについての詳細は、サイエンズ研究所が公開している各資料を参照のこと。

脚注

  1. ^ ヤマギシ会を脱会したメンバーの有志が始めた。
  2. ^ LETS(local exchange trading system)方式を参考に、電子決済システムで運用。月間300万円~400万円相当のRINKAが流通していた。「その人らしく発揮し、必要なものが自由に得られる」経済の試みに移行して、運用終了。

 

参考図書

サイエンズ研究所の刊行物

アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの本

関連文献

外部リンク