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この事件は、[[2016年]]4月、[[週刊実話]]誌上に「[[2014年]]12月、反差別活動に関わっていた仲間の一人に言い掛かりを付け、全治3週間の重傷を負わせた。その後、周辺が当事件の隠蔽工作を図ったものの、事件に関わった2名は[[罰金]]刑に処せられた」として記事にされたが、即日で「李信恵氏が『[[加害者]]でかかわって』いたという事実はなく誤りでした。李信恵氏に深くお詫び申し上げます」と訂正・謝罪メッセージが出版元のWebサイト上に掲載された<ref>[http://megalodon.jp/2016-0429-0005-27/www.nihonjournal.jp/web/jituwa_201618/index.html 週刊実話(2016年5月12・19日合併号(56~57ページ))NEWS SCRAMBLE「政治『暴力事件を増加させそうな自公提出ヘイトスピーチ規制法案のザルっぷり』」]</ref>。
この事件は、[[2016年]]4月、[[週刊実話]]誌上に「[[2014年]]12月、反差別活動に関わっていた仲間の一人に言い掛かりを付け、全治3週間の重傷を負わせた。その後、周辺が当事件の隠蔽工作を図ったものの、事件に関わった2名は[[罰金]]刑に処せられた」として記事にされたが、即日で「李信恵氏が『[[加害者]]でかかわって』いたという事実はなく誤りでした。李信恵氏に深くお詫び申し上げます」と訂正・謝罪メッセージが出版元のWebサイト上に掲載された<ref>[http://megalodon.jp/2016-0429-0005-27/www.nihonjournal.jp/web/jituwa_201618/index.html 週刊実話(2016年5月12・19日合併号(56~57ページ))NEWS SCRAMBLE「政治『暴力事件を増加させそうな自公提出ヘイトスピーチ規制法案のザルっぷり』」]</ref>。


2016年5月11日、[[高島章]]弁護士は暴行現場の音声を公開し、「李信恵氏は、リンチ事件の加害者である。」と見解を述べたが<ref>[https://twitter.com/BarlKarth/status/731784434798616576]</ref> 、李は「警察がそれでもこの録音を詳細に確認して、事実をいろいろ検証したのにおいらを不起訴にしてるんだから」と反論している。<ref>2016年5月11日のツィート [https://twitter.com/rinda0818/status/730418456663756805]</ref>
2016年5月11日、[[高島章]]弁護士は暴行現場の音声を公開し、「李信恵氏は、リンチ事件の加害者である。」と見解を述べたが<ref>[https://twitter.com/BarlKarth/status/731784434798616576]</ref> 、李は「警察がそれでもこの録音を詳細に確認して、事実をいろいろ検証したのにおいらを不起訴にしてるんだから」と反論している。<ref>2016年5月11日のツィート [https://twitter.com/rinda0818/status/730418456663756805]</ref>なお、李氏の反論を受けて[[高島章]]弁護士は、「お酒を飲んだ勢いで、深夜に被害者を呼び出し、一時間殴り続け、鼻を骨折、顔面を損傷させ、血だらけになった被害者を放置して宴会を続ける。この音声は、狂気だ。」と反論している<ref>https://twitter.com/BarlKarth/status/730976952849338368</ref>。


== 著書 ==
== 著書 ==

2017年2月4日 (土) 07:15時点における版

李信恵(Lee Sinhae り しね、1971年8月18日 - )は、在日朝鮮人[1]ライター東大阪市出身[1]

人物

大阪芸術大学卒。大学在学中より女性誌や地域情報誌でライターとして活動する。卒業後は、フリーライターとして、インターネットのニュースサイト(アジアプレスサーチナガジェット通信)や、日刊ゲンダイに執筆している。日本国内においての差別問題慰安婦問題教育問題などに関する分野の執筆を主に行う。2014年12月にはやよりジャーナリスト賞を受賞[1][2]

2014年8月18日、民族差別的な発言で名誉を傷つけられたなどとして、在日特権を許さない市民の会(在特会)桜井誠元会長および在特会に550万円、保守速報の運営者に2200万円の損害賠償を求める訴訟大阪地裁に起こした[3][4][5][6]。李の訴えによれば、桜井誠は神戸市での街宣活動および短文投稿サイトにて、民族・性別・年齢を侮辱する発言・書き込みを行い、保守速報も民族性を侮辱する書き込みをまとめ記事に掲載した、という[4]。550万円の提訴を受けた桜井誠は「(李信恵による)ネット上でのでたらめな記事について反訴を予定している」とコメントした[7]。2016年9月27日、大阪地裁は「社会通念上許される限度を超える侮辱行為」「在日朝鮮人に対する差別を助長、増幅させる意図が明らか」として、在特会と桜井に対し計77万円の賠償命令を出した[8][9][10]

2015年1月には自身の初の著書として『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』を影書房より出版した[11]。この書のAmazonレビューに、李に対する誹謗中傷が書き込まれる事態となり、影書房からAmazonに対し、削除の要請を行っている[12]

2014年12月16日、李が関連する左翼団体において内ゲバによる集団暴行事件が発生した。李は集団暴行の罪で書類送検された3人に含まれていたが、被害者に謝罪文を送り、不起訴処分となった。[13] 

この事件は、2016年4月、週刊実話誌上に「2014年12月、反差別活動に関わっていた仲間の一人に言い掛かりを付け、全治3週間の重傷を負わせた。その後、周辺が当事件の隠蔽工作を図ったものの、事件に関わった2名は罰金刑に処せられた」として記事にされたが、即日で「李信恵氏が『加害者でかかわって』いたという事実はなく誤りでした。李信恵氏に深くお詫び申し上げます」と訂正・謝罪メッセージが出版元のWebサイト上に掲載された[14]

2016年5月11日、高島章弁護士は暴行現場の音声を公開し、「李信恵氏は、リンチ事件の加害者である。」と見解を述べたが[15] 、李は「警察がそれでもこの録音を詳細に確認して、事実をいろいろ検証したのにおいらを不起訴にしてるんだから」と反論している。[16]なお、李氏の反論を受けて高島章弁護士は、「お酒を飲んだ勢いで、深夜に被害者を呼び出し、一時間殴り続け、鼻を骨折、顔面を損傷させ、血だらけになった被害者を放置して宴会を続ける。この音声は、狂気だ。」と反論している[17]

著書

  • 『#鶴橋安寧―アンチ・ヘイト・クロニクル』 影書房、2015年。ISBN 978-4877144531

脚注

  1. ^ a b c やより賞・やよりジャーナリスト賞決定〜ユン・チエンリーさん・李信恵さん
  2. ^ 週刊金曜日ニュース» ブログアーカイブ » 第10回やより賞に運建立さん選ばれる
  3. ^ 「李信恵さん、在特会と保守速報を提訴 ヘイトスピーチめぐり計2750万円の損害賠償求める」ハフィントンポスト、2014年08月19日。
  4. ^ a b “「ヘイトスピーチ、在特会など提訴 在日朝鮮人女性」”. 朝日新聞デジタル. (2014年8月18日). オリジナルの2014年8月18日時点におけるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20140818123146/http://www.asahi.com/articles/ASG8L4RH7G8LPTIL00V.html 
  5. ^ 『ヘイトスピーチ:大阪の女性が提訴…「歯止めにしたい」』、毎日新聞、2014年8月18日。
  6. ^ “<ヘイトスピーチ>ネット発言で在特会提訴へ 在日女性”. Yahoo!Japan. 毎日新聞電子版. (2014年8月15日). オリジナルの2014年8月15日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/PEzEV 2015年4月1日閲覧。 
  7. ^ http://www.sankei.com/west/news/140818/wst1408180017-n1.html
  8. ^ 在特会に賠償命令=在日女性に差別発言-大阪地裁 時事通信2016年9月27日
  9. ^ “在特会のネット上のヘイトスピーチ、「人種差別」と認定 大阪地裁”. 産経WEST. (2016年9月27日). http://www.sankei.com/west/news/160927/wst1609270049-n1.html 
  10. ^ 吉野太一郎 (2014年9月5日). “「ヘイトスピーチの再発防止につながれば」李信恵さん、在特会・保守速報を提訴で会見【全文】”. The Huffington Post. 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月13日閲覧。
  11. ^ 影書房 書籍紹介”. 影書房. 2016年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月13日閲覧。
  12. ^ アマゾン「カスタマーレビュー」に問題書き込み 出版社が「デマ記載と誹謗中傷」だとして削除要請 J-CAST
  13. ^ 李による2016年5月11日のツィート [1] "おいらの声の録音とかネットで出回ってるらしいけど。それ編集してなければ。現物を警察が聞いて、おいらが不起訴なら。それだけの話でしょう。"
  14. ^ 週刊実話(2016年5月12・19日合併号(56~57ページ))NEWS SCRAMBLE「政治『暴力事件を増加させそうな自公提出ヘイトスピーチ規制法案のザルっぷり』」
  15. ^ [2]
  16. ^ 2016年5月11日のツィート [3]
  17. ^ https://twitter.com/BarlKarth/status/730976952849338368

外部リンク