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#転送 [[慢性外傷性脳症]] |
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{{Infobox disease |
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| Name = パンチドランカー |
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| Image = Gatica1.png |
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| Width = 250px |
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| Caption = |
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| DiseasesDB = 11042 |
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| ICD10 = F07.81 |
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| MedlinePlus = |
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| eMedicineSubj = sports |
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| eMedicineTopic = 113 |
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| MeshID = |
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}} |
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'''パンチドランカー'''(dementia pugilistica、DPと略す)とは[[頭部]]への衝撃から生じる[[脳震盪]]を起因とする[[神経変性疾患]]及び[[認知症]]に似た症状を持つ進行性の脳障害[[疾患]]のこと。また、そのような状態にある人間を指す。ボクサーに多く見られる疾患であること、最初に見つかった発症者がボクサーだったことから、慢性ボクサー[[脳症]]、外傷性ボクサー脳症、拳闘家痴呆、慢性ボクシング[[外傷性脳損傷]]、パンチドランク[[症候群]]などの別称がある。最近の研究でボクサーだけでなく[[アメリカンフットボール]]や[[アイスホッケー]]、[[プロレスリング]]など繰り返し頭部へ衝撃を受けることのある[[コンタクトスポーツ]]の[[アスリート]]にも発症することが分かり、'''[[慢性外傷性脳症]]'''と呼ばれるのが一般的になっている。 |
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認知症や神経変性疾患とは脳内で実際に起こる[[メカニズム]]が違い、頭部(脳)への衝撃による外傷が発症の起因となるなど異なる疾患であるが、症状が似ている事に加え、死後に脳を解剖することによってしか最終的な診断ができないことから、これらの疾患と混同されることが非常に多い。 |
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ボクシングをはじめてから平均して15年後ぐらいに発症する選手が多く、ボクサーの約20%が患っていると言われている<ref name="BrainDamage" />。 |
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==要因== |
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頭部に強い衝撃を繰り返し受けることがパンチドランカーの危険因子になると一般的には考えられているが、頭部に衝撃を繰り返し受けている全てのアスリートが発症しているわけでは無く、2005年ごろから本格的な研究が始まったばかりの疾患ということもあり詳しいことはまだ判明しておらず、遺伝の可能性や被曝の程度など様々な研究調査が続けられている。 |
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格闘技におけるダウンは、いわゆる[[脳震盪]]が最大の要因である。「震盪」とは、激しく揺り動かす・激しく揺れ動く、という意味で、脳震盪とは脳が[[頭蓋]]内で強く揺さぶられることを指す。脳震盪により、[[大脳]]表面と[[大脳辺縁系]]および[[脳幹]]部を結ぶ[[神経]]の軸が広い範囲で[[切断]]などの損傷を受けることで、ダウンが起こる。 |
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'''[[ボクシング]]は他の格闘技と比べて頭部へダメージが集中するためパンチドランカーに陥り易い'''とされていて、実際2015年1月30日に発表された、米国クリーブランド・クリニックを中心とした研究グループが4年間に渡って収集分析した研究結果でも「ボクサーは総合格闘家と比べて、年齢にかかわりなく全般的に結果が悪く、ボクサーの脳容量は総合格闘家よりも小さく、知的に後れを取っていた」と実証された<ref>{{cite web|url= http://www.mededge.jp/b/heal/8563 |title= 頭への衝撃で脳の処理速度が遅くなる、ボクサー1試合ごとに0.19%のペース「ボクサーの方が頭を打たれる」、脳が小さくなる原因に? |publisher= MEDエッジ |date= 2015-2-11 |accessdate= 2015-3-2}}</ref>。[[アルバータ大学]]が2015年11月に発表した、試合後に選手が義務付けられているメディカルチェックを10年分、総合格闘家1,181人、ボクサー550人を対象に再調査した結果でも、切り傷や捻挫などの軽症を負ったのはボクサーの49.8%に対して総合格闘家が59.4%と上回ったが、脳震盪や失神、骨折や目の損傷などの重症を負ったのは総合格闘家の4.2%に対してボクサーが7.2%と上回り同様に実証された<ref>{{cite web|url= http://www.badlefthook.com/2015/11/6/9680738/new-study-reveals-that-boxing-is-more-dangerous-than-mma |title= New study reveals that boxing leads to more serious injuries than MMA |publisher= Bad Left Hook |date= 2015-11-6 |accessdate= 2015-11-20}}</ref><ref>{{cite web|url= http://www.lifehacker.jp/2015/11/151120boxing_more_brutal.html |title= ボクシングと総合格闘技ではどちらがより過酷なのか:研究結果 |publisher= ライフハッカー |date= 2015-11-20 |accessdate= 2015-11-26}}</ref>。その理由については、ボクシングは攻撃が許されている範囲が頭部と胴体に限定されているため、ルール的に頭部へダメージが集中しやすい構造となっており、[[関節技]]や[[ローキック]]など頭部以外へダメージが分散される他の格闘技よりも頭部のダメージの多くなっていることや、特にプロボクシングは勝利のために相手を[[ノックアウト]]することを狙う格闘技であり、[[興行]]という観点からも派手なノックアウト勝利を至上とする風潮が根強いためノックアウトを奪いやすい頭部への打撃が多いこと、ボクシングは試合時間(ラウンド数)が他の格闘技より長いためダメージが蓄積しやすいこと、などが指摘されている。 |
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ボクシング、[[空手]]、[[キックボクシング]]([[K-1]])、[[総合格闘技]]、[[プロレス]]などの格闘技選手に限らず、競技中に激しい衝突が起きる[[ラグビー]]、[[アメリカンフットボール]]などの選手、[[落馬]]事故によって頭部への受傷を経験した[[競馬]]の[[騎手]]、またスポーツ選手以外にも、爆風で飛ばされた兵士、[[家庭内暴力]]の被害者、[[ヘッドバンギング]]の経験者などにもパンチドランカーの症状が見られることがある。 |
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==症状== |
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具体的な症状は以下の通りであるが、同様に脳の器質的障害に起因する[[認知症]]の症状などにも類似した各種障害や人格変化が現れることが往々にある。 |
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*[[頭痛]]・[[痺れ]]・身体の震え・[[吃音|吃音(どもり)]]・バランス感覚の喪失 |
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*[[認知]]障害([[記憶障害]]・集中力障害・[[認識]]障害・遂行機能障害・判断力低下・混乱等) |
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*人格変化(感情易変、[[暴力]]・[[暴言]]、攻撃性、幼稚、性的[[羞恥心]]の低下、多弁性・自発性・活動性の低下、[[嫉妬|病的嫉妬]]、[[被害妄想]]等) |
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ボストン大学医学部のロバート・キャントゥらによる研究では、慢性外傷性脳症の重症度について4段階のステージを設定している<ref name="BrainDamage" >{{cite web|url=http://www.boxing.com/chronic_traumatic_encephalopathy_brain_damage.html |title= Chronic Traumatic Encephalopathy (Brain Damage) |publisher= BOXING.com |date= 2013-02-17 |accessdate=2013-06-26 }}</ref>。 |
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*ステージ1 頭痛 |
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*ステージ2 鬱、攻撃性、怒り、短期間の記憶障害 |
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*ステージ3 [[認知障害]] |
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*ステージ4 本格的な[[認知症]]、パーキンソン病(体の震え、歩行障害) |
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脳内で起こる症状 |
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*前頭皮質、側頭皮質及び側頭葉の萎縮から来る、脳重量の減少。 |
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*[[側脳室]]と[[第三脳室]]の膨張がしばしばあり、稀な事例として[[第四脳室]]膨張が見られることもある。 |
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*[[青斑核]]及び[[黒質]]の蒼白。 |
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*[[嗅球]]、[[視床]]、[[乳頭体]]、[[脳幹]]、[[小脳]]の萎縮。 |
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*さらに病状が進んだ場合[[ 海馬 (脳) | 海馬 ]]、[[内嗅皮質]]、[[扁桃体]]の著しい萎縮が見られることがある。 |
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選手生活を引退した後、数年経過して発症することが多い。これらの症状が悪化することによって社会生活だけでなく、日常の生活でさえ著しく困難になる場合もある。 |
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==対処法== |
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パンチドランカーとその症状を避けるためには、周囲の証言を聞き出すことや定期的な脳の検査([[側脳室|脳室]]拡大および[[白質]]の瀰漫性萎縮)を続けることが必要不可欠である。どんな小さなサインも見過ごさないようにすることが、悪化させない最良の手段である。近年では、多くの格闘技団体で試合前後の脳の検査を義務付けている。 |
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== 予防法 == |
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脳への影響は打撃による累計的な損傷量、つまりダメージの蓄積がもっとも警戒すべき点であるとされている。それゆえ選手・競技者としてのキャリアが豊富かつ長期に渡る者や、激しいファイトを特徴とした選手ほど細心の注意が求められることになる。 |
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最大の予防法は、脳にダメージを与えないことである。とは言っても、格闘技を行う以上、頭部へ打撃を全く貰わないというのは難しい。ディフェンス能力を徹底して高めたり、スパーリングでは、全力で顔面を殴らない。ヘッドギアを必ず着用する。キャリアが長期になるほど危険であるので、引退の時期を誤らないように注意することも重要である。 |
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== 研究 == |
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数多くのNFLスター選手を筆頭に、NHL選手、プロレスラー、[[MLS]]選手、ボクサーの[[ミッキー・ウォード]]などが死後、CTE研究のために脳を提供することを表明している。 |
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== CTEと診断された事例 == |
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現在のところ、技術的側面から生きている間の診断は不可能で、死後に脳を解剖することでしか最終的な診断ができない。 |
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=== アメリカンフットボール === |
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2005年にはじめてアメリカンフットボール選手の脳からCTEが発見される。CTEと診断された最も若いアメリカンフットボール経験者は17歳<ref>{{cite web|url= http://edition.cnn.com/2012/01/27/health/big-hits-broken-dreams-brain-bank/index.html |title= Brain bank examines athletes' hard hits |publisher= CNN.com |date= 2012-01-27 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。2013年1月までにアマチュアを含むアメリカンフットボール経験者50人の脳からCTEが確認されており、そのうち33人が元NFL選手<ref>{{cite web|url= http://www.afnjapan.com/nfl/16525/ |title= 故ジュニア・セーアウの脳に慢性外傷性脳症確認 |publisher= アメフトNewsJapan |date= 2013-01-10 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。2013年4月9日には約4200人の元NFL選手が脳震盪の危険性を隠していたとしてNFLを告訴している<ref>{{cite web|url= http://www.afnjapan.com/nfl/23453/ |title= 引退選手4,000人超参加の脳震とう訴訟、聴聞会開催 |publisher= アメフトNewsJapan |date= 2013-04-09 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。 |
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=== アイスホッケー === |
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2009年にはじめてアイスホッケーの選手の脳からCTEが発見される。他に有名選手を含んだ数人のNHL選手がCTEと診断されている。 |
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=== プロレスリング === |
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2007年、妻と子供を殺して自殺した[[WWE]]のプロレスラー、[[クリス・ベノワ]]の脳からCTEが発見される。2009年、[[アンドリュー・マーチン]]の脳からCTEが発見される。 |
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== 疾患の疑いがある選手 == |
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*[[モハメド・アリ]](ボクシング) パーキンソン症候群、体の震えや筋硬直、喋りと動作の緩慢を特徴とする神経変性疾患<ref>{{cite web|url= http://espn.go.com/sportscentury/features/00014063.html |title= He is simply ... The Greatest |publisher= ESPN.com |date= 2013-- |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。 |
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*[[シュガー・レイ・ロビンソン]](ボクシング) アルツハイマー病<ref>{{cite web|url= http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1066181/index.htm |title= Bittersweet Twilight For Sugar |publisher= SI.com |date= 1987-07-13 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。 |
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*[[高橋ナオト]](ボクシング) 著書「ボクシング中毒者」で告白。自転車で真っ直ぐ進むことが出来ず電柱にぶつかる、手の震えを抑えきれずにラーメンの汁をこぼしてしまう。 |
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*[[たこ八郎]](ボクシング) 引退の原因となった。一時期二桁以上の文字すら記憶できなかった程の記憶障害や[[寝小便]]等の排泄障害にも悩まされたという。 |
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*[[佐竹雅昭]](空手) - 著書「まっすぐに蹴る」で、日常生活も困難になっていたことを告白した。 |
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*[[前田宏行]](ボクシング) 自らのブログで告白し、引退することを明言。 |
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*[[フロイド・パターソン]](ボクシング) アルツハイマー病、妻の名前を覚えられないほどの記憶障害が原因でアスレチックコミッションを辞任<ref>{{cite web|url= http://www.salon.com/1999/04/30/boxing/ |title= Can medical technology save boxers from brain death? |publisher= SALON.com |date= 1999-05-01 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。 |
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*[[ゲーリー・グッドリッジ]](K-1) - 告白し、引退。自身の発言によると軽い認知障害があるとしている。 |
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*[[ウィルフレド・ベニテス]](ボクシング) 心神喪失状態。 |
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*[[ジェリー・クォーリー]](ボクシング) アルツハイマー病、認知症、1983年にCTスキャン撮影で脳萎縮を確認。引退後、食事と着替えに介護者が必要となる。 |
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*マイク・クォーリー(ボクシング) |
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*[[ジミー・エリス]](ボクシング) アルツハイマー病、晩年は既に亡くなっていた妻をまだ生きていると思い込んでいた。 |
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*[[エミール・グリフィス]](ボクシング) 晩年は全面的な介護が必要となった。 |
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*メルドリック・テーラー(ボクシング) 医学的理由でボクシングライセンスの交付を拒否され引退<ref>{{cite web|url= http://sportsillustrated.cnn.com/vault/article/magazine/MAG1025889/index.htm |title= Quitting Time |publisher= SI.com |date= 2002-06-03 |accessdate= 2013-06-26 }}</ref>。 |
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引退後、テレビのインタビューで現役時代とは違い酷く吃った喋り方で話し現役時代を知る視聴者に大きな衝撃を与えた。 |
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*ジミー・ヤング(ボクシング) 自身の麻薬関連の裁判で慢性外傷性脳損傷であるとして減刑を求めた。 |
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*ボウ・ジャック(ボクシング) 重度の認知症。椅子に座りなにもない空中にひたすらパンチを繰り出していた。 |
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*[[アーニー・テレル]](ボクシング) 認知症。 |
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*[[ウィリー・ペップ]](ボクシング) |
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*[[ボビー・チャコン]](ボクシング) |
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*[[レオン・スピンクス]](ボクシング) 認知症。 |
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*[[フレディ・ローチ]](ボクシング) パーキンソン病。 |
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==フィクションでの使用例== |
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*[[ロッキー5]] - シルヴェスター・スタローン |
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*[[あしたのジョー]] - [[あしたのジョーの登場人物#主要登場人物|矢吹丈、カーロス・リベラ]] |
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*[[はじめの一歩]] - [[猫田銀八]]、ラクーン・ボーイ、[[幕之内一歩|幕之内 一歩]] |
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*[[がんばれ元気]] - 海道卓 |
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*[[ボーイズ・オン・ザ・ラン]] - 鈴木 |
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*[[喧嘩商売]] - マイルズ・バンバー |
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*[[仮面ライダーオーズ/OOO]] - 岡村一樹 |
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*[[あいくるしい]] - 中川竜一 |
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*[[天上天下唯我独尊 (漫画)|天上天下唯我独尊]] - 安岡条二 |
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== 脚注 == |
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{{Reflist}} |
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==関連項目== |
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*[[ボクシング]] |
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*[[リング禍]] |
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*[[マニュエル・ベラスケス]] |
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*[[認知症]] |
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*[[アルツハイマー型認知症]] |
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*[[パーキンソン病]] - [[モハメド・アリ]]や[[フレディ・ローチ]]が罹患しているが、脳のダメージ蓄積が発症の直接の原因であるのかは不明。 |
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{{スポーツ障害}} |
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{{DEFAULTSORT:はんちとらんか}} |
{{DEFAULTSORT:はんちとらんか}} |
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[[Category:脳神経疾患]] |
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[[Category:神経変性疾患]] |
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[[Category:ボクシング用語]] |
[[Category:ボクシング用語]] |
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[[Category:スポーツ障害]] |
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[[Category:パーキンソン病]] |
2020年2月5日 (水) 13:27時点における最新版
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