「ディオプトリ」の版間の差分
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'''ディオプトリ'''(diopter、記号: D, Dptr)は、(主として[[眼鏡]]用の)[[レンズ]]の屈折力の[[単位]]であり、[[焦点距離]]を[[メートル]]で表したものの[[逆数]]と定義されている。[[1875年]]の医学関係者の会議で採用された{{要出典|date=2009年10月}}。 |
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ギリシャ語の ''dia''(通過する)と ''opteuo''(見る)からの合成語である{{要出典|date=2009年10月}}。 |
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例として、焦点距離が 0.5 m のレンズの屈折度は 1/0.5 = 2 ディオプトリ であり、無限遠を見た状態でめがねを掛けた時、[[ピント]]が合っている物までの距離は 0.5 m となる。 |
例として、焦点距離が 0.5 m のレンズの屈折度は 1/0.5 = 2 ディオプトリ であり、無限遠を見た状態でめがねを掛けた時、[[ピント]]が合っている物までの距離は 0.5 m となる。 |
2017年2月16日 (木) 12:27時点における版
ディオプトリ dioptre | |
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記号 | D, Dptr, dpt |
系 | MKS単位系 |
量 | 屈折度 |
SI | m−1 |
定義 | 焦点距離が1mである屈折度 |
語源 | ギリシャ語 dioptrā(通過して見る) |
ディオプトリ(diopter、記号: D, Dptr)は、(主として眼鏡用の)レンズの屈折力の単位であり、焦点距離をメートルで表したものの逆数と定義されている。1875年の医学関係者の会議で採用された[要出典]。
ギリシャ語の dia(通過する)と opteuo(見る)からの合成語である[要出典]。
例として、焦点距離が 0.5 m のレンズの屈折度は 1/0.5 = 2 ディオプトリ であり、無限遠を見た状態でめがねを掛けた時、ピントが合っている物までの距離は 0.5 m となる。
焦点距離は正負を区別し、レンズの場合は光の進行方向に焦点がある場合を正とする。つまり、遠視・老視用の凸レンズでは値が正になり、近視用の凹レンズでは負になる。通常は正の場合にも符号をつけて "+2.0 Dptr" のように表記する。
ディオプトリの絶対値が大きいことを俗に「度が強い」「度がきつい」などと言う。この度 (degree) は本来は焦点距離をインチで表した数値である[要出典]。1 inch = 0.0254 m であるので、1 Dptr = (1/0.0254) 度 = 39.37 度 となる。