第一院 (オランダ)

第一院 Eerste Kamer
種類
種類	[[スターテン・ヘネラール]]上院
任期制限	4年
沿革
設立	1815年
役職
議長	Ankie Broekers-Knol（自由民主国民党）、 2013年7月2日より現職
第一副議長	Marijke Linthorst（労働党）、 2013年7月9日より現職
第二副議長	Hans Franken（キリスト教民主アピール）、 2011年7月5日より現職
構成
定数	75
選挙
選挙制度	各州議会による間接選挙
前回選挙	2015年5月26日
次回選挙	2019年
議事堂
オランダ、デン・ハーグビネンホフ、議事堂
ウェブサイト
www.eerstekamer.nl

議事堂外観

第一院（だいいちいん、オランダ語：Eerste Kamer der Staten-Generaal、たんに Eerste Kamer とも）は、オランダの議会であるスターテン・ヘネラールにおける上院。第一院は1815年、ナポレオン戦争が終結してネーデルラント連合王国が成立した年に設立され、1830年のベルギー独立革命後も第一院は存続することになった。

概要

議員定数は75で、12ある州の議会が4年に1度、第一院の議員を選出する。政治的に優先される第二院とは異なり、第一院は1週間に1度しか開かれない。議員は長く続けている政治家や、ほかの活動を行っていて、国政ではあまり活動していない政治家であることが多い。第一院は送られてきた法案成立の可否を決定する権限を有するが、その法案を修正したり、あるいは自ら法案を作成したりすることはできない。第一院の議員は州議会による間接選挙で選出されているが、州議会自身はオランダの市民による4年に1度の選挙で選出されている。州議会の選挙が実施されたのちに第一院の議員の選挙が行われる。

政党別議席数

オランダ第一院選挙結果（2015年）

政党	議席数
自由民主国民党 (Volkspartij voor Vrijheid en Democratie; VVD)	13
キリスト教民主アピール (Christen-Democratisch Appèl; CDA)	12
民主66 (Democraten 66; D66)	10
自由党 (Partij voor de Vrijheid; PVV)	9
社会党 (Socialistische Partij; SP)	9
労働党 (Partij van de Arbeid; PvdA)	8
フルンリンクス (GroenLinks; GL)	4
キリスト教連合 (ChristenUnie; CU)	3
動物の党 (Partij van de Dieren; PvdD)	2
改革政党 (Staatkundig Gereformeerde Partij; SGP)	2
50プラス (50plus; 50+)	2
独立上院党派 (Onafhankelijke Senaatsfractie; OSF)	1
合計	75

外部リンク

• 公式サイト（オランダ語）（英語）