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2014年7月、突然辞任 (後に[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]監督に就任) した[[アントニオ・コンテ]]の後任として[[ユヴェントスFC]]の監督に就任。ミラン最終年の成績不振やミラン在籍時代の発言によって、就任当初は批判や反発が強かったが、4試合を残して4連覇となるセリエA優勝を達成、さらにユヴェントスにとって20年ぶり10回目となる[[コッパ・イタリア]]を制覇。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15|UEFAチャンピオンズリーグ]]では準決勝で前回覇者の[[レアル・マドリードCF|レアル・マドリード]]と対戦。2試合合計3-2で下しユヴェントスを12年ぶりの決勝に導いたが決勝で[[FCバルセロナ]]に一時1-1の同点にするも1-3で敗北した。このシーズンのパンキーナ・ドーロ賞を受賞している<ref>[http://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20160308/408843.html アッレグリ監督が昨季のセリエA最優秀監督賞に選出「選手のおかげ」] サッカーキング 2016年3月8日</ref>。
2014年7月、突然辞任 (後に[[サッカーイタリア代表|イタリア代表]]監督に就任) した[[アントニオ・コンテ]]の後任として[[ユヴェントスFC]]の監督に就任。ミラン最終年の成績不振やミラン在籍時代の発言によって、就任当初は批判や反発が強かったが、4試合を残して4連覇となるセリエA優勝を達成、さらにユヴェントスにとって20年ぶり10回目となる[[コッパ・イタリア]]を制覇。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2014-15|UEFAチャンピオンズリーグ]]では準決勝で前回覇者の[[レアル・マドリードCF|レアル・マドリード]]と対戦。2試合合計3-2で下しユヴェントスを12年ぶりの決勝に導いたが決勝で[[FCバルセロナ]]に一時1-1の同点にするも1-3で敗北した。このシーズンのパンキーナ・ドーロ賞を受賞している<ref>[http://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20160308/408843.html アッレグリ監督が昨季のセリエA最優秀監督賞に選出「選手のおかげ」] サッカーキング 2016年3月8日</ref>。


2015-16シーズン前には[[カルロス・テベス]]、[[アンドレア・ピルロ]]、[[アルトゥーロ・ビダル]]といった主力を放出する一方、[[パウロ・ディバラ]]、[[マリオ・マンジュキッチ]]、[[サミ・ケディラ]]、[[アレックス・サンドロ・ロボ・シウバ|アレックス・サンドロ]]、[[フアン・クアドラード]]といった新戦力を獲得し大幅な血の入れ替えを敢行した。[[SSラツィオ]]との[[スーペルコッパ・イタリアーナ]]は制覇したものの、主力の怪我や新戦力が噛みあわなかったことから、クラブ史上初の開幕からの2連敗や開幕からの10試合で3勝3分4敗という不振ぶりであった。しかし、怪我人の復帰や新戦力がフィットしてきたこともあり、2015年10月31日の[[トリノFC]]との[[トリノダービー]]からのクラブ新記録の15連勝で首位に浮上。その後1度の引き分けを挟むと9連勝。3試合を残して4月25日に優勝を決め、セリエA史上4チーム目となる5連覇に導いた。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2015-16|UEFAチャンピオンズリーグ]]では、6回連続となる決勝トーナメント進出を果たすも、ベスト16で強豪[[バイエルン・ミュンヘン]]と対戦。ホームアウェー共に2-2、180分で合計4-4のスコアとなり延長戦にもつれこんだ。しかし、延長戦で2点を決められベスト16で敗退した。2016年5月7日にユヴェントスFCと2018年までの契約延長を発表。年俸は550万ユーロとセリエAの中で最も高額な年俸の監督となった
2015-16シーズン前には[[カルロス・テベス]]、[[アンドレア・ピルロ]]、[[アルトゥーロ・ビダル]]といった主力を放出する一方、[[パウロ・ディバラ]]、[[マリオ・マンジュキッチ]]、[[サミ・ケディラ]]、[[アレックス・サンドロ・ロボ・シウバ|アレックス・サンドロ]]、[[フアン・クアドラード]]といった新戦力を獲得し大幅な血の入れ替えを敢行した。[[SSラツィオ]]との[[スーペルコッパ・イタリアーナ]]は制覇したものの、主力の怪我や新戦力が噛みあわなかったことから、クラブ史上初の開幕からの2連敗や開幕からの10試合で3勝3分4敗という不振ぶりであった。しかし、怪我人の復帰や新戦力がフィットしてきたこともあり、2015年10月31日の[[トリノFC]]との[[トリノダービー]]からのクラブ新記録の15連勝で首位に浮上。その後1度の引き分けを挟むと9連勝。3試合を残して4月25日に優勝を決め、セリエA史上4チーム目となる5連覇に導いた。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2015-16|UEFAチャンピオンズリーグ]]では、6回連続となる決勝トーナメント進出を果たすも、ベスト16で強豪[[FCバイエルン・ミュンヘン|バイエルン・ミュンヘン]]と対戦。ホームアウェー共に2-2、180分で合計4-4のスコアとなり延長戦にもつれこんだ。しかし、延長戦で2点を決められベスト16で敗退した。2016年5月7日にユヴェントスFCと2018年までの契約延長を発表。年俸は550万ユーロとセリエAの中で最も高額な年俸の監督となった


2016-17シーズン前半戦は首位を走るものの、低調な内容の試合が多かったが、後半戦で[[ゴンサロ・イグアイン]]、[[パウロ・ディバラ]]、[[マリオ・マンジュキッチ]]、[[フアン・クアドラード]]の4人のアタッカーを並べる「4-2-3-1」のフォーメーションが機能。そのまま首位を走り、2017年5月21日、セリエA史上初となるリーグ六連覇を達成。[[コッパ・イタリア]]では決勝に勝ち進み、2017年5月17日の[[SSラツィオ]]戦で2-0の勝利。史上初となるコッパ・イタリア三連覇と3年連続の国内二冠を達成した。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2016-17]]では準々決勝で[[FCバルセロナ]]を二試合合計3-0で破るなどし自身2度目の決勝進出。決勝では[[レアル・マドリード]]との対戦になったが、1-4で敗戦し三冠達成はならなかった。2016-17シーズン後、2020年まで契約を延長。
2016-17シーズン前半戦は首位を走るものの、低調な内容の試合が多かったが、後半戦で[[ゴンサロ・イグアイン]]、[[パウロ・ディバラ]]、[[マリオ・マンジュキッチ]]、[[フアン・クアドラード]]の4人のアタッカーを並べる「4-2-3-1」のフォーメーションが機能。そのまま首位を走り、2017年5月21日、セリエA史上初となるリーグ六連覇を達成。[[コッパ・イタリア]]では決勝に勝ち進み、2017年5月17日の[[SSラツィオ]]戦で2-0の勝利。史上初となるコッパ・イタリア三連覇と3年連続の国内二冠を達成した。[[UEFAチャンピオンズリーグ 2016-17]]では準々決勝で[[FCバルセロナ]]を二試合合計3-0で破るなどし自身2度目の決勝進出。決勝では[[レアル・マドリード]]との対戦になったが、1-4で敗戦し三冠達成はならなかった。2016-17シーズン後、2020年まで契約を延長。

2017年8月29日 (火) 10:03時点における版

マッシミリアーノ・アッレグリ
名前
ラテン文字 Massimiliano Allegri
基本情報
国籍 イタリアの旗 イタリア
生年月日 (1967-08-11) 1967年8月11日(56歳)
出身地 リヴォルノ
選手情報
ポジション MF
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マッシミリアーノ・アッレグリMassimiliano Allegri, 1967年8月11日 - )は、イタリアの元サッカー選手。サッカー指導者。現ユヴェントスFC監督。

経歴

現役時代

現役時代はミッドフィルダーで、数多くのクラブを渡り歩き、ペスカーラカリアリなどで活躍を見せた。2003年に現役引退。

指導者時代初期

2004年より指導者としてキャリアをスタート。2005年からセリエC1グロッセートの監督となるも2006-07シーズンに途中解任。2007年8月、サッスオーロの監督に招聘され、優勝を果たしてセリエB昇格に成功。

カリアリ

2008-09シーズン、セリエBでの監督経験がないまま、セリエAカリアリ監督に就任。開幕後の5連敗で解任も噂されたが、FWロベルト・アクアフレスカジェダ・ネヴェス、MFアンドレア・コッスダニエレ・コンティ、DFパオロ・ビアンコ、GKフェデリコ・マルケッティらの才能を存分に発揮させ、9位という好成績を収めた。この功績を評価され、年間最優秀監督に贈られる「パンキーナ・ドーロ賞」(金のベンチ)を受賞した[1]2010年2月)。コッスやマルケッティはイタリア代表に選出されるほどの活躍を見せている。2010年4月13日、成績不振で解任となった[2]

ACミラン

2010-11シーズンからACミランの監督に就任し、セリエA優勝を果たした。2011-12シーズンは優勝候補筆頭に挙げられたものの、ユヴェントスFCに逆転優勝を許し2位に終わった。2012-13シーズンはズラタン・イブラヒモビッチチアゴ・シウバら主力が移籍するものの、ステファン・エル・シャーラウィらの若手を起用し、UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の3位に留まった。2013-14シーズンは不調が続き、2014年1月13日、成績不振により解任された[3]

ユヴェントスFC

2014年7月、突然辞任 (後にイタリア代表監督に就任) したアントニオ・コンテの後任としてユヴェントスFCの監督に就任。ミラン最終年の成績不振やミラン在籍時代の発言によって、就任当初は批判や反発が強かったが、4試合を残して4連覇となるセリエA優勝を達成、さらにユヴェントスにとって20年ぶり10回目となるコッパ・イタリアを制覇。UEFAチャンピオンズリーグでは準決勝で前回覇者のレアル・マドリードと対戦。2試合合計3-2で下しユヴェントスを12年ぶりの決勝に導いたが決勝でFCバルセロナに一時1-1の同点にするも1-3で敗北した。このシーズンのパンキーナ・ドーロ賞を受賞している[4]

2015-16シーズン前にはカルロス・テベスアンドレア・ピルロアルトゥーロ・ビダルといった主力を放出する一方、パウロ・ディバラマリオ・マンジュキッチサミ・ケディラアレックス・サンドロフアン・クアドラードといった新戦力を獲得し大幅な血の入れ替えを敢行した。SSラツィオとのスーペルコッパ・イタリアーナは制覇したものの、主力の怪我や新戦力が噛みあわなかったことから、クラブ史上初の開幕からの2連敗や開幕からの10試合で3勝3分4敗という不振ぶりであった。しかし、怪我人の復帰や新戦力がフィットしてきたこともあり、2015年10月31日のトリノFCとのトリノダービーからのクラブ新記録の15連勝で首位に浮上。その後1度の引き分けを挟むと9連勝。3試合を残して4月25日に優勝を決め、セリエA史上4チーム目となる5連覇に導いた。UEFAチャンピオンズリーグでは、6回連続となる決勝トーナメント進出を果たすも、ベスト16で強豪バイエルン・ミュンヘンと対戦。ホームアウェー共に2-2、180分で合計4-4のスコアとなり延長戦にもつれこんだ。しかし、延長戦で2点を決められベスト16で敗退した。2016年5月7日にユヴェントスFCと2018年までの契約延長を発表。年俸は550万ユーロとセリエAの中で最も高額な年俸の監督となった

2016-17シーズン前半戦は首位を走るものの、低調な内容の試合が多かったが、後半戦でゴンサロ・イグアインパウロ・ディバラマリオ・マンジュキッチフアン・クアドラードの4人のアタッカーを並べる「4-2-3-1」のフォーメーションが機能。そのまま首位を走り、2017年5月21日、セリエA史上初となるリーグ六連覇を達成。コッパ・イタリアでは決勝に勝ち進み、2017年5月17日のSSラツィオ戦で2-0の勝利。史上初となるコッパ・イタリア三連覇と3年連続の国内二冠を達成した。UEFAチャンピオンズリーグ 2016-17では準々決勝でFCバルセロナを二試合合計3-0で破るなどし自身2度目の決勝進出。決勝ではレアル・マドリードとの対戦になったが、1-4で敗戦し三冠達成はならなかった。2016-17シーズン後、2020年まで契約を延長。

所属クラブ

指導歴

タイトル

指導者

サッスオーロ
ACミラン
ユヴェントスFC

脚注

  1. ^ スポーツナビ(2010-2-2) カリアリのアッレグリ監督を選出 08-09シーズンのセリエA最優秀監督 (2010-2-3閲覧)
  2. ^ livedoorスポーツ(2010-4-14) カリアリにショック アッレグリが解任 (2010-4-14閲覧)
  3. ^ A.C. MILAN COMUNICATO UFFICIALE” (イタリア語). ACミラン (2014年1月13日). 2014年1月13日閲覧。
  4. ^ アッレグリ監督が昨季のセリエA最優秀監督賞に選出「選手のおかげ」 サッカーキング 2016年3月8日