「TOONAMI」の版間の差分
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2017年9月4日 (月) 21:15時点における版
TOONAMI(トゥナミ)は、カートゥーン ネットワークのアニメの放送枠の名称。Cartoon Tsunamiの造語である[1]。
特に断りのない限り、本項では日本版の放送枠について説明する。
概要
TOONAMIはアクション要素が強い海外アニメ(カートゥーン)および日本アニメを中心に取り扱っている放送枠である。
バットマンやスーパーマン、スパイダーマンなどのアメリカン・コミックス作品の放送が主体で、日本のアニメでもスレイヤーズシリーズなどのアクション要素が強いアニメはこの枠で放送される。
放送形態の変化
2004年までは1日4本のアニメを2時間枠として毎日放送(最終回を迎えたアニメは次番組への入れ替えが無い場合、1話に戻ってループ放送)していたが、2005年ではTOONAMI大幅リニューアルに伴い土曜日の放送が無くなり、1時間半に短縮されてかつ週一回の放送に変更。月・日、火・木、水・金の各3本それぞれ違うアニメを放送し、9本のアニメを放送していた。
2006年は平日と日曜日合わせて5本に減らし、平日のみ1時間2本に短縮されたが、代わりに毎日放送に変更された。ただし、日曜日のみ3本1時間半放送と週一回の放送は変わっていなかった。
2007年前半になると日曜日の放送は再放送なしの1回きりになり、後半になると日曜日の放送枠が廃止されて3本減り、平日のみ1時間2本だけになった。
2008年になると、それまでは夕方に放送した内容の再放送をしていた深夜の枠に別のアニメを放送するようになり、平日の夕方1時間と深夜1時間に各2本ずつ計4本放送するようになったが、番組内のこのゾーンの扱いが通常の番組の扱いに変わってしまった。(ホームページではこのゾーンの扱いを続いているが、2008年12月17日にこのゾーンの扱いが通常の番組の扱いに変わってしまった。)
2009年より番組全体がリニューアルされたことでTOONAMIのゾーンは完全に廃止され終了となった。終了後、今までTOONAMIで放送されたアニメは従来通りの通常の番組として継続で放送されている。
日本版での放送作品
海外アニメ(カートゥーン)作品
- X-メン:エボリューション
- サムライジャック (※1)
- ジャスティス・リーグ
- シャドウレイダース
- スーパーマン
- スター・ウォーズ クローン大戦
- スパイダーマン
- 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー
- ティーン・タイタンズ (※2)
- バットマン
- ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー
日本アニメ作品
(※1) サムライジャックは2006年の新作エピソード放映後、CARTOON CARTOONS作品として取り扱われており、TOONAMI枠では放送されなくなった。
(※2) ティーン・タイタンズ初放送時(2004年末)はTOONAMI枠外で放送されていたが、2005年にTOONAMI枠に移動された。
TOONAMIショートコーナー
2004年頃までTOONAMI独自のショートコーナーとしてヒーローのプロフィールを紹介するコーナーがあったが、2006年頃に一切放送されなくなり事実上廃止となった。紹介されていたのはジャック(サムライジャック)、スーパーマン(スーパーマン)、バットマン(バットマン)、新バットマン(バットマン・ザ・フューチャー)、ジョン・ジョーンズ(ジャスティス・リーグ)、コンボイ(ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー)で、各キャラクターの特徴や弱点などを紹介していた。
同じく2004年頃までアイキャッチや次の番組を紹介する案内役としてトム(声 - 草尾毅/英 - スティーヴン・ブルーム)というキャラクターがいたが、2005年のリニューアルに伴い一切登場しなくなり、実質解雇となった。
サムライジャックの新エピソード放送時にgrooviesというミュージッククリップを想定したコーナーで新エピソード放送直後(もしくは直前)に寺田創一作曲の「SAMURAI JACK」という新曲が放送されていた。この「SAMURAI JACK」は新エピソード放送期間終了後、CARTOON TUNES(旧・groovies)で放送されている。
脚注
- ^ “米国アニメ市場の実態と展望(”. 日本貿易振興機構. 2014年5月31日閲覧。