「トロール・ハンター」の版間の差分
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2017年9月5日 (火) 00:24時点における版
トロール・ハンター | |
---|---|
Trolljegeren | |
監督 | アンドレ・ウーヴレダル |
脚本 | アンドレ・ウーヴレダル |
製作 | ジョン・M・ヤコブセン |
編集 | パー=エリック・エリクセン |
製作会社 | フィルム・ファンドFUZZ |
配給 |
SFノルウェー マグノリア・ピクチャーズ ツイン |
公開 |
2010年10月29日 2011年6月10日 2012年3月24日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | ノルウェー |
言語 | ノルウェー語 |
製作費 |
NOK $19,000,000 $3,500,000 |
興行収入 | $4,159,678 |
『トロール・ハンター』(原題: Trolljegeren、英題: The Troll Hunter)は、2010年のノルウェーの擬似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)映画。
ストーリー
熊の密猟事件を調査する3人の学生。ドキュメンタリーとして撮影も並行して証拠収集に奔走していた。彼らは怪しい男、ハンスと出会い、彼を密猟を行っているハンターと推測し、尾行するが、深夜森の中で何者かに襲撃され、逆にハンスに助けられる。
ハンスによると、襲ってきたのはトロールで、自分はトロールの存在を隠蔽するためにトロールを狩っているトロール・ハンターだといい、秘匿されている仕事の為、熊の死骸で後処理を誤魔化すのだという。
国に雇われてトロールを狩っているハンスだったが、トロールの扱い方に疑問を持っており、トロールの実在を公表するために学生たちに取材を許可する。半信半疑ながらもハンスについていく学生たちだったが、やがて彼らの前に、本物のトロールが姿を現した。
トロールについて
トロールは、北欧で昔から語り継がれている伝説の妖精。劇中では巨大な体躯を持つ怪物として登場する。哺乳類の一種であり、肉食性。寿命は1000年から1200年。知能は極めて低い。紫外線に弱く、それを浴びた場合、若いトロールは血管にガスがたまり爆発、高齢のトロールは身体が骨化することで石のようになり死に至る。キリスト教徒のにおいに敏感であり、嗅ぎつけると襲いかかってくる。大きく分けて山トロールと森トロールの2種類が存在する。
ノルウェー政府はその存在を隠蔽しており、トロールによる被害は熊のものとしている。トロールのエサとするために牛などの動物を放し、送電線を張り巡らすことでテリトリーの外に出るのを防いでいる。トロールがテリトリーから出て人間に近づいた場合、トロール保安機関(TST)が事態の隠蔽を行う。
- リングルフィンチ
- 最初に森の中で襲ってきたトロール。その時はカメラに捕らえられなかった。家畜のヤギを襲っており、橋の下に獲物を蓄えていた。左腕が欠損している。
- トッサーラッド
- 最初にカメラの前に現れたトロール。3つの頭を持っているように見えるが、本当の頭は1つで、残りは頭に見える突起物である。生まれたときは頭は1つしかなく、成長に伴い増えていく。頭の数で、雄を威嚇したり、雌の気を引く。
- マウンテンキング
- 群れで洞窟に潜んでいたトロール。劇中では唯一群れで登場するトロールである。
- ハーディング
- 名前のみ登場。
- ヨットナール
- 体長60mに達する最大のトロール。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
ハンス/トロール・ハンター | オットー・イェスパーセン | 谷昌樹 |
トマス | グレン・エルランド・トスタード | 林勇 |
ヨハンナ | ヨハンナ・モールク | 石田嘉代 |
カッレ | トマス・アルフ・ラーセン | 川原慶久 |
フィン・ハウガン | ハンス・モーテン・ハンセン | 及川ナオキ |
ヒルデ | トルン・ルーデメル・ストッケラン | 佐竹海莉 |
マリカ | ウルミラ・ベルク=ドマース | 坂井恭子 |
ストルテンベルグ首相 | イェンス・ストルテンベルグ | 齋藤龍吾 |
クマ調達人 | ロベルト・ストルテンベルグ | 武田幸史 |
送電担当者 | クヌート・ナールム | 真矢野靖人 |
リメイク
2011年に芸能ニュース専門の米ブログサイト「Deadline.com」は、本作がクリス・コロンバス製作総指揮、脚本マーク・ヘイムズ、1492ピクチャーズ・CJエンターテイメント製作でハリウッドリメイクされることを発表した。撮影開始は2014年に予定されている。ディセント(06)のニール・マーシャル監督に決定との事。