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2017年9月5日 (火) 03:16時点における版
岡庭 昇(おかにわ のぼる、1942年12月19日 - )は、日本の評論家。
来歴
岡庭博の長男として東京で生まれる。慶應義塾大学経済学部卒、TBS勤務ののち評論家。はじめ文芸評論から始まり、左翼的、戦後文学擁護の立場をとり、「内向の世代」批判も行ったが、メディア論に移行し、創価学会支持の立場で論陣を張っている。
著書
- 抒情の宿命 「構造」としての詩的表現 田畑書店 1971
- 椎名麟三論 冬樹社 1972
- 幻想の国家とことば 現代文学論 筑摩書房 1972
- 萩原朔太郎 陰画の近代 第三文明社 1974
- 偏執論 近代の陥穽をめぐって 河出書房新社 1974
- 冒険と象徴 60年代詩の運命 思潮社 1975
- フォークナー 吊るされた人間の夢 筑摩書房 1975
- 文学と批評的精神 第三文明社 1976
- リアリズムの解体 冬樹社 1977
- 偏見の構造 情報言語を考える 河出書房新社 1977
- 花田清輝と安部公房 アヴァンガルド文学の再生のために 第三文明社 1980
- 光太郎と朔太郎 講談社現代新書 1980
- 犬の肖像 大衆小説の世界 三一書房 1980
- 末期の眼 日本文学における死の発見 批評社 1981
- 団鬼六・暗黒文学の世界 平岡正明共編 三一書房 1982
- わたしは許さない 気分のファシズムがブッ壊れ、光が射す 情報センター出版局 1983
- 同時代を語る 対談集 高橋敏夫共編 土曜美術社 1983
- 創価学会問題とジャーナリズム メディアの罠・権力としてのマスコミ エース企画出版 1983
- 食べる米がなくなる!? 農業現場から緊急告発(編著)エース企画出版 1983
- テレビ帝国の教科書 メディアとスキャンダルの読み替えサバイバル 情報センター出版局 1985
- 媽媽わたしは生きている 中国残留孤児・残留婦人激動の四十年 真野貢一共著 毎日新聞社 1985
- メディアの現象学 情報という名の牢獄を読む 青峰社 1986
- 性の歪みに映るもの 日本近代文学と身体の倒錯 青豹書房 1987
- 飽食の予言 肉も魚も野菜もコメも「汚染」徹底取材 情報センター出版局 1988
- この情報はこう読め マスコミ情報の裏側を読む メディアの現象学part 2 青峰社 1989
- 飽食の予言 part 2-3 情報センター出版局 1989-1990
- 新編身体と差別 新泉社 1990
- 亡国の予言 いいかげんに無知・無告の産業兵士なんかやめてしまえ! 徳間書店 1991
- 幻に向かって人は立つ 青豹書房 1991
- 1999年の平らげ方 ニッコリ猛者が新世紀を手にする発想と行動 情報センター出版局 1991
- メディアは踊る 「反・創価学会」報道の本質 書肆ルネッサンス 1992
- 自己決定力 人まかせの「生活大国」はない 徳間書店 1993
- メディアと差別 解放出版社 1994
- メディア支配を越えて 「反・創価学会」報道の本質PartII メディア・ルネッサンス 1994
- かくもさまざまな言論操作 三一書房 1998
- 性的身体 「破調」と「歪み」の文学史をめぐって 毎日新聞社 2002
- 持ち越された世紀末 新帝国主義を検証する 論創社 2002
- 「対論」民衆運動としての創価学会 戦後民主主義に"光"はあった 野崎勲共著 第三文明社 2002
- 帝国の暗闇から 虹をまえにして絶望を語るな アートン 2004
- いまさらブッシュ 石油の海で溺れて、喚いて 三五館 2004
- 私小説という哲学 日本近代文学と「末期の眼」 平安出版 2006
- 植民地文学の成立 菁柿堂 2007