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== 人物 ==
== 人物 ==
[[1983年]]、[[芥川龍之介賞|芥川賞]][[作家]]である[[高橋三千綱]]が原作・監督した『[[真夜中のボクサー]]』の主演に選ばれたが、セリフの扱いで歩調が合わず降板させられる(代役は[[田中健 (俳優)|田中健]]が務めた)。同年[[2月28日]]、[[東京都]][[渋谷区]]の[[日本放送協会|NHK]]西館7階のリハーサル室前の廊下にて、高橋の左股を果物ナイフで刺し全治10日間の怪我を負わせる事件を起こし、駆けつけた[[代々木警察署]]の捜査員に[[傷害]]と[[銃刀法違反]]の容疑で[[現行犯逮捕]]された。
[[1983年]]、[[芥川龍之介賞|芥川賞]][[作家]]である[[高橋三千綱]]が原作・監督した『[[真夜中のボクサー]]』の主演に選ばれたが、セリフの扱いで歩調が合わず降板させられる(代役は[[田中健 (俳優)|田中健]]が務めた)。同年[[2月28日]]、[[東京都]][[渋谷区]]の[[日本放送協会|NHK]]西館7階のリハーサル室前の廊下にて、高橋の左股怪我を負わせる事件を起こした。


[[1987年]][[4月7日]]、[[北海道]][[富良野市]]にある[[脚本家]]・[[倉本聰]]の自宅前で刃渡り約5センチのナイフを自分の脇腹に刺し[[割腹自殺]]を図るが、倉本本人によって発見され未遂に終わる。なお、中山と倉本との間に面識は無かった。
[[1987年]][[4月7日]]、[[北海道]][[富良野市]]にある[[脚本家]]・[[倉本聰]]の自宅前で刃渡り約5センチのナイフを自分の脇腹に刺し三島由紀夫と同じく[[割腹自殺]]を図るが、倉本本人によって発見され自殺未遂に終わる。なお、中山と倉本との間に面識は無かった。


[[1988年]][[1月9日]]、[[松竹]]本社ビル1階にある映画館「松竹セントラル」に[[トヨタ・センチュリー]]で突入、ガラス扉など5枚を破壊しとし、器物損壊の容疑で緊急逮捕れた。調べ対し、故意であったことを認めたが、その理由については供述しなかった。しかしその後、「自分のような有望な俳優を使わない日本の駄目な映画界に一石を投じる為、もっと若い元気ある役者を使おう、というキャンペーンで突っ込んだ」と、自著やインタビューで述べている。
[[1988年]][[1月9日]]、[[松竹]]本社ビル1階にある映画館「松竹セントラル」に[[トヨタ・センチュリー]]で突入たさに「自分のような有望な俳優を使わない日本の駄目な映画界に一石を投じる為、もっと若い元気ある役者を使おう、というキャンペーンで突っ込んだ」と、自著やインタビューで述べている。


その他に[[黒澤明]]が監督を務めた映画『[[影武者 (映画)|影武者]]』のオーディションに書類選考で落選したことで面接会場に趣き黒澤に暴言を吐く、『[[オレたちひょうきん族]]』に端役で出演した際に[[安岡力也]]と一触即発の状態になったり、[[税務署]]での暴力沙汰など、幾度となく問題行動を起こしつつ、暴力映画や[[Vシネマ]]を中心に出演。
その他に[[黒澤明]]が監督を務めた映画『[[影武者 (映画)|影武者]]』のオーディションに書類選考で落選したことで面接会場に趣き黒澤に暴言を吐く後に黒澤明監督から「今まで私に強い意見を誰も言った事がない」とその勇気ある暴言を高く評価された。『[[オレたちひょうきん族]]』に端役で出演した際に[[安岡力也]]と口論になったり幾度となく過激な発言問題などを起こしつつ、アクション映画や[[Vシネマ]]を中心に出演。


[[2004年]]に公開された『[[IZO (映画)|IZO]]』では、ビートたけし出演を説得して20年ぶりに主役を務め、江戸時代の有名な殺し屋・[[岡田以蔵]]を演じ、ベネチア映画祭にノミネートされ話題を呼び複数の欧州映画祭を受賞した。
[[2004年]]に公開された『[[IZO (映画)|IZO]]』では、ビートたけし出演を説得して20年ぶりに主役を務め、江戸時代の有名な殺し屋・[[岡田以蔵]]を演じ、ベネチア映画祭にノミネートされ話題を呼び複数の欧州映画祭を受賞して以来、忍耐強い温厚な俳優として変化した。

2016年より俳優から映画監督へ転業するために日本と海外映画プロダクションとの共同制作するために制作準備を始めている。


== 出演 ==
== 出演 ==

2017年11月25日 (土) 12:15時点における版

中山 一也(なかやま かずや、1956年1月20日 - )は、日本俳優。数々の事件や奇行を起こした犯罪者カルト系・お騒がせ俳優としても知られている。身長172cm、体重72kg。北海道出身。

人物

1983年芥川賞作家である高橋三千綱が原作・監督した『真夜中のボクサー』の主演に選ばれたが、セリフの扱いで歩調が合わず降板させられる(代役は田中健が務めた)。同年2月28日東京都渋谷区NHK西館7階のリハーサル室前の廊下にて、高橋の左股に怪我を負わせる事件を起こした。

1987年4月7日北海道富良野市にある脚本家倉本聰の自宅前で刃渡り約5センチのナイフを自分の脇腹に刺し三島由紀夫と同じく割腹自殺を図るが、倉本本人によって発見され自殺未遂に終わる。なお、中山と倉本との間に面識は無かった。

1988年1月9日松竹本社ビル1階にある映画館「松竹セントラル」にトヨタ・センチュリーで突入たさいに「自分のような有望な俳優を使わない日本の駄目な映画界に一石を投じる為、もっと若い元気ある役者を使おう、というキャンペーンで突っ込んだ」と、自著やインタビューで述べている。

その他に黒澤明が監督を務めた映画『影武者』のオーディションに書類選考で落選したことで面接会場に趣き黒澤に暴言を吐くが、後に黒澤明監督から「今まで私に強い意見を誰も言った事がない」とその勇気ある暴言を高く評価された。『オレたちひょうきん族』に端役で出演した際に安岡力也と口論になったりと幾度となく過激な発言問題などを起こしつつ、アクション映画やVシネマを中心に出演。

2004年に公開された『IZO』では、ビートたけし出演を説得して20年ぶりに主役を務め、江戸時代の有名な殺し屋・岡田以蔵を演じ、ベネチア映画祭にノミネートされ話題を呼び複数の欧州映画祭を受賞して以来、忍耐強い温厚な俳優として変化した。

2016年より俳優から映画監督へ転業するために日本と海外映画プロダクションとの共同制作するために制作準備を始めている。

出演

映画

テレビドラマ

オリジナルビデオ

  • セーラー服 愛人(ラマン)(1993年)
  • 銀玉命!銀次郎(1993年)
  • NINE-ONE くノ一妖獣伝説(1995年)
  • 重役秘書(1997年)
  • ブラッド・トゥ・イーグル(1999年)
  • 鬼哭 KIKOKU(2003年)
  • 実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯(2006年)
  • 実録 新選組(2006年) - 岡田以蔵 役

書籍

  • 刺されたいのか 主役はこの俺だ!(1984年12月、永岡書店)
  • 人間コク宝(吉田豪・著、2004年、コアマガジン) - インタビュー収録
  • シロ 腹切り役者は何度でもよみがえる(2010年11月、幻冬舎)

外部リンク