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'''中山 一也'''(なかやま かずや、[[1956年]][[1月20日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]。数々の奇行を起こした[[アクション]]系、[[カルト]]系・お騒がせ俳優としても知られている。身長172cm、体重72kg。[[北海道]]出身。
'''中山 一也'''(なかやま かずや、[[1956年]][[1月20日]] - )は、[[日本]]の[[俳優]]。数々の奇行を起こした[[アクション]]系映画、[[カルト]]系映画、犯罪系映画や世界的スターである[[ビートたけし]]出演映画[[IZO]]で主演を演じた型破りの映画俳優としても知られている。身長172cm、体重72kg。[[北海道]]出身。


== 人物 ==
== 人物 ==

2017年11月25日 (土) 15:47時点における版

中山 一也(なかやま かずや、1956年1月20日 - )は、日本俳優。数々の奇行を起こしたアクション系映画、カルト系映画、犯罪系映画や世界的スターであるビートたけし出演映画IZOで主演を演じた型破りの映画俳優としても知られている。身長172cm、体重72kg。北海道出身。

人物

1983年芥川賞作家である高橋三千綱が原作・監督した『真夜中のボクサー』の主演に選ばれたが、セリフの扱いで歩調が合わず降板させられる(代役は田中健が務めた)。同年2月28日東京都渋谷区NHK西館7階のリハーサル室前の廊下にて、高橋の左股に怪我を負わせる事件を起こしたが、同出版社から高橋三千綱が酷く嫌われていたために「良くやってくれた」と褒めてもらい出版社による署名運動により問題は解決した。

1987年4月7日北海道富良野市にある脚本家倉本聰の自宅前で刃渡り約5センチのナイフを自分の脇腹に刺し三島由紀夫と同心境で割腹自殺を図るが、倉本本人によって発見され自殺未遂に終わる。なお、中山と倉本との間に面識は無かった。

1988年1月9日松竹本社ビル1階にある映画館「松竹セントラル」にトヨタ・センチュリーで突入した際に「自分のような有望な俳優を使わない日本の駄目な映画界に一石を投じる為、もっと若い元気ある役者を使おう、というキャンペーンで突っ込んだ」と、自著やインタビューで述べている。

その他に黒澤明が監督を務めた映画『影武者』のオーディションに書類選考で落選したことで面接会場に趣き黒澤に暴言を吐くが、後に黒澤明監督から「今まで私に強い意見を誰も言った事がない」とその勇気ある暴言を高く評価された。『オレたちひょうきん族』に端役で出演した際に安岡力也と口論になったりと幾度となく過激な発言問題などを起こしつつ、アクション映画やVシネマを中心に出演。

2004年に公開された『IZO』では、ビートたけし出演を説得して20年ぶりに主役を務め、江戸時代の有名な殺し屋・岡田以蔵を演じ、ベネチア映画祭にノミネートされ話題を呼び複数の欧州映画祭を受賞して以来、俳優として国際的な成功念願が叶った後は忍耐強い温厚な人物として変化した。

2016年より俳優から映画監督へ転業するために日本と海外映画プロダクションとの共同制作するために制作準備を勧めている。

出演

映画

テレビドラマ

オリジナルビデオ

  • セーラー服 愛人(ラマン)(1993年)
  • 銀玉命!銀次郎(1993年)
  • NINE-ONE くノ一妖獣伝説(1995年)
  • 重役秘書(1997年)
  • ブラッド・トゥ・イーグル(1999年)
  • 鬼哭 KIKOKU(2003年)
  • 実録 広島極道抗争 佐々木哲夫の生涯(2006年)
  • 実録 新選組(2006年) - 岡田以蔵 役

書籍

  • 刺されたいのか 主役はこの俺だ!(1984年12月、永岡書店)
  • 人間コク宝(吉田豪・著、2004年、コアマガジン) - インタビュー収録
  • シロ 腹切り役者は何度でもよみがえる(2010年11月、幻冬舎)

外部リンク