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'''岸 勇希'''(きし ゆうき、[[1977年]][[8月13日]] - )は、日本のコミュニケーション・デザイナー、[[クリエイティブ・ディレクター]]。株式会社刻キタル代表取締役・クリエーティブチェアマン。2017年に[[電通]]から独立。 |
'''岸 勇希'''(きし ゆうき、[[1977年]][[8月13日]] - )は、日本のコミュニケーション・デザイナー、[[クリエイティブ・ディレクター]]。株式会社刻キタル代表取締役・クリエーティブチェアマン。2017年に[[電通]]から独立。セクハラパワハラモラハラ男。 |
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著書「コミュニケーションをデザインするための本(2008年、電通出版)」にて、コミュニケーション・デザインという概念を広告業界に提唱した。 |
著書「コミュニケーションをデザインするための本(2008年、電通出版)」にて、コミュニケーション・デザインという概念を広告業界に提唱した。 |
2017年12月18日 (月) 04:14時点における版
岸 勇希(きし ゆうき、1977年8月13日 - )は、日本のコミュニケーション・デザイナー、クリエイティブ・ディレクター。株式会社刻キタル代表取締役・クリエーティブチェアマン。2017年に電通から独立。セクハラパワハラモラハラ男。
著書「コミュニケーションをデザインするための本(2008年、電通出版)」にて、コミュニケーション・デザインという概念を広告業界に提唱した。 広告に限らず企業の商品開発や事業デザイン、空間・都市計画、アーティストのプロデュース、ドラマなどテレビ番組の企画や制作などの活動も行っている。
人物
愛知県名古屋市出身。東海大学海洋学部水産学科卒業。早稲田大学大学院国際情報通信研究科修了。
中央大学研究開発機構専任研究員を経て、2004年に電通に入社、中部本部雑誌部に配属。
2005年に東京本社のメディア・マーケティング局で研修。その後、再び中部本部へ戻りメディア・マーケティング部へ配属。
2006年より東京本社インタラクティブ・コミュニケーション局クリエーティブ室に異動。2008年よりコミュニケーション・デザイン・センターへ。
2009年には、「Ad:tech」のキーノート・パネルに参加。
2010年には、カンヌ国際広告祭の審査員を務めた。
不祥事
セクハラ・パワハラ行為
2017年12月、作家の伊藤春香が岸から長年のセクハラ・パワハラ被害を受けていたと告発した。伊藤の証言によると、岸は「俺に気に入られる絶好のチャンスなのに体も使えないわけ? その程度の覚悟でうちの会社入ったの? お前にそれだけの特技あるの? お前の特技が何か言ってみろ」と深夜に伊藤を呼び出し性的関係を要求し、「お前みたいな顔も体もタイプじゃない。胸がない、色気がない。俺のつきあってきた女に比べると、お前の顔面は著しく劣っているが、俺に気に入れられているだけで幸運だと思え」などと恫喝したという。また、岸からはソーシャルハラスメントもあったと伊藤は証言する。「私のブログやTwitterは『考えの浅い人間のアウトプットだ』と言われ続けました。特にTwitterは、岸氏のツイートをいち早くリツイートしないと『お前なんでまだリツイートしてないの?』と言われたり、ほかのクリエイターの記事をツイートすると『お前なんであんな記事をツイートしているの』と言われたりしました」という[1]。
これに対して岸は、深夜に伊藤を呼び出したこと、威圧的な発言や追い込む言動を行ったことなどは事実であると認め、現時点では伊藤を傷つけたことを強く認識しているとして、メッセンジャー(簡易短文)およびウェブサイト[2]で伊藤に謝罪した。その一方で、性的な関係を要求したことについては否定した。
なお、不祥事が明るみになると岸は自身のツイッターアカウントを消去した。
主な仕事(広告キャンペーン・作品)
- メ〜テレ「ウルフィ・ティッカー」配布キャンペーン(2005年)
- マリエール「40人40色の恋愛模様」(2006年)
- ロケットカンパニー「漢検DS」プロモーション・キャンペーン(2006年)
- フマキラー「一発命虫!バイラル・キャンペーン」(2007年)
- ワールド通商「求ム、天才」(2007年)
- 永谷園「ミス冷え知らずCOLLECTION’08」(2007年)
- 新聞ブログ(開発)コンセプト・デザイン(2008年)
- 永谷園「生姜部」(2008年-)
- ソニー・コンピュータエンタテインメント「どこでもラストガイ」(2008年)
- ソニー・ミュージックエンタテインメント「JUJU『素直になれたら』」MV (2008年)
- ソニー・ミュージックエンタテインメント「モバイルドラマ『素直になれたら』MV」 (2008年)
- ソニー・ミュージックエンタテインメント「JUJU2ndアルバム『What’s Love?』CM」(2009年)
- 吉本興業 「沖縄国際映画祭」コンセプト・デザイン(2009年)
- 高橋酒造 「あしたのわたしへ」キャンペーン(2010年)
- ソニー・ミュージックエンタテインメント「JUJU3rdアルバム『JUJU』CM」(2010年)
- フジテレビ ドラマ「東京リトル・ラブ」(2010年4月-9月)
- フジテレビ スペシャルサイト「1924」コンセプト・デザイン(2010年)
- 講談社 「PhoneBook」(2010年)
- 吉本興業 「芸人2」(2010年)
- 高橋酒造 「SHIRO CHERRS SYSTEM」(2010年)
- フジテレビ WEBドラマ「Oh! my PROPOSE」(2010年6月-9月)
- トヨタ自動車「AQUA」キャンペーン(2011年~)
- 鶴屋百貨店「鶴屋イノベーション・プロジェクト」(2012年~)
- 東急プラザ表参道原宿コンセプト・デザイン(2012年)
- すみだ水族館アクアギャラリー展示演出「語りかけてくる展示」(2012年)
- トヨタ自動車「MIRAI」キャンペーン(2014年~)
- ソニー・ミュージックエンタテインメント「JUJU 29thシングル『PLAYBACK』MV」(2015年)
- トヨタ自動車「PRIUS PHV」キャンペーン(2016年~)
- 七夕プロジェクト(2016年~)
- トヨタ自動車「C-HR」キャンペーン(2017年~)
著書
- 「コミュニケーションをデザインするための本」電通出版 2008年9月発売
- 「己を、奮い立たせる言葉。」NewsPicks Book(幻冬舎)2017年10月発売
共著・寄稿
- 「電通広告年鑑’80-‘09」(寄稿)電通出版 2008年11月
- 「クロスイッチ」(寄稿)ダイヤモンド社 2008年8月
- 「基礎から学べる広告の総合講座 2008」(共著) 日経広告研究所 2007年12月
- 「中央評論 260号」(寄稿)中央大学出版 2005年12月
- 「市民メディア活動―現場からの報告」(共著)中央大学出版 2005年12月
- 「中央評論 247号」(寄稿)中央大学出版 2004年4月
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受賞歴
- カンヌ国際広告祭(Cannes Lions)、金賞 、銀賞、銅賞
- ベネチア国際メディア祭(Venice Festival of Media)入賞
- アジア国際広告祭(Spikes Asia)グランプリ 、金賞
- アジア太平洋広告祭(AdFest)、金賞、銀賞
- D&AD、Nomination
- One Show Interactive、銀賞
- 東京インタラクティブアドアワード、金賞
- グッドデザイン賞 受賞
- 広告電通賞、最優秀賞
他受賞多数。
脚注
注釈
出典
- ^ “はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言 岸氏「謝罪します」”. BuzzFeed Japan. (2017年12月17日)
- ^ “Buzz Feed様からの取材について セクハラ事件”. 岸 勇希. (2017年12月17日)
外部リンク
- https://note.mu/kishiyuki/n/n363633a5776e
- (株)刻キタル
- 岸勇希 (kishi.yuki) - Facebook
- 岸勇希 (@yukixcom) - X(旧Twitter)アカウント削除(2017年12月17日確認)