コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「プリヴェ企業再生グループ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Itp55 (会話) による ID:70818139 の版を取り消しrv/v いい加減にしなさい
タグ: 取り消し
Itp55 (会話 | 投稿記録)
m あなたの行為は威力業務妨害罪にあたるので弁護士に地裁に仮処分申請を依頼した。 繰り返し違法行為を続けると罪が重くなる。 履歴は全て証拠とする。
タグ: 取り消し
1行目: 1行目:
{{保護依頼}}
{{基礎情報 会社
{{基礎情報 会社
|社名 = プリヴェ企業再生グループ株式会社
|社名 = プリヴェ企業再生グループ株式会社
6行目: 5行目:
|種類 = [[株式会社]]
|種類 = [[株式会社]]
|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]六本木六丁目10番1号[[六本木ヒルズ森タワー]]37階
|本社所在地 = [[東京都]][[港区 (東京都)|港区]]六本木六丁目10番1号[[六本木ヒルズ森タワー]]37階
|設立 = [[1962年]]8月
|設立 = [[1997年]]
|業種 = その他金融業
|業種 = その他金融業
|事業内容 = [[持株会社]](投資機関)
|事業内容 = [[持株会社]](投資機関)
19行目: 18行目:
|関係する人物 =
|関係する人物 =
|外部リンク = http://www.privee-g.com/
|外部リンク = http://www.privee-g.com/
|特記事項 = 上記設立年月は現法人の法人格上における設立時期で、プリヴェ企業再生グループ自体の事業開始は1997年9月。
|郵便番号 = 106-6137
|郵便番号 = 106-6137
}}
}}
'''プリヴェ企業再生グループ株式会社'''(プリヴェきぎょうさいせいグループ)は、[[日本]]の[[プライベート・エクイティ・ファンド]]を営む日本の企業である。


<br />
社名のプリヴェは「私的な」を意味する[[フランス語]]で、[[富裕層]]向けの[[プライベートバンク]]をイメージして付けられた。以前は「プリヴェチューリッヒ」と[[スイス]]の都市・[[チューリッヒ]]の名も冠していた。


== 沿革 ==
== 概要 ==
[[1982年]](昭和57年)3月に[[成蹊大学]]を卒業し、ジャーディン・フレミング証券株式会社、[[ソロモンスミスバーニー]]証券でリスクアービトラージ部門チーフトレーダーをしていた[[松村謙三 (実業家)|松村謙三]]が、[[1997年]](平成9年)に[[免許]]制下では最後の証券会社となるプリヴェチューリッヒ証券株式会社を創業。後に持株会社となり、東証マザーズに日本初の遺伝子創薬のメディビックを共同創業者として新規上場させる。傘下企業として東証2部に新規上場したプリヴェ企業再生グループ、日産自動車から売上高1000億円での静岡日産、三河日産の2社を買収。富士通から東証2部の神田通信工業を買収。東武鉄道から[[東武運輸]]2社を買収。SBIインベストメントからエース証券を買収。タカラトミー(代表取締役富山幹太郎)からジャスダック上場会社含む5社を買収し企業グループを形成していった。
* [[1997年]][[8月13日]] - [[松村謙三 (実業家)|松村謙三]]がプリヴェチューリッヒ証券準備会社(現:プリヴェビッカースアセットマネジメント株式会社)を設立。
* [[2003年]][[8月29日]] - 子会社としてプリヴェチューリッヒ企業再生グループを設立し、同日[[東京証券取引所]]第2部に上場<ref>[https://web.archive.org/web/20031005235225/http://www.tse.or.jp/listing/new/ 東京証券取引所 - 新規上場会社 (2003年10月3日時点)] [[インターネット・アーカイブ]]</ref>。
:プリヴェチューリッヒ企業再生グループ設立後は、傘下の子会社やファンドを通して不振企業の再生で利益を上げるようになっていた。
* [[2005年]]9月 - プリヴェチューリッヒキャピタルファンド1号投資事業組合を設立し、ファンド事業を開始。
* [[2006年]][[10月1日]] - プリヴェ企業投資ホールディングスに商号変更。
* [[2008年]][[3月26日]] - [[ワコー (カー用品)|イー・レヴォリューション]]に吸収合併され、上場廃止<ref>[https://web.archive.org/web/20080401124613/http://www.tse.or.jp:80/listing/haishi/list.html 東京証券取引所グループ - 2008年の上場廃止会社一覧] インターネット・アーカイブ</ref>。
* [[2008年]][[4月1日]] - イー・レヴォリューションの存続会社としてジャスダックに上場。プリヴェ ファンド グループに商号変更。
:東証への[[テクニカル上場]]も認められ、ジャスダックと東証第2部の重複上場なる予定であったが、後日上場申請が取り下げられた<ref>[https://jp.reuters.com/article/idJPnTK010898620080327 プリヴェ ファンド グループの東証2部への上場取りやめ、ジャスダック上場は維持]ロイター 2008年3月27日</ref>。
* [[2009年]]10月1日 - プリヴェ企業再生グループに商号変更。
* 2012年8月11日 - 上場廃止<ref>[https://www.jpx.co.jp/listing/stocks/delisted/tvdivq0000000dc7-att/b7gje6000003k17z.pdf 東京証券取引所グループ - 2002年以降の大証上場廃止会社一覧](pdfファイル)</ref>。


グループの中核会社は、親会社であり持ち株会社である松村謙三の資産管理会社。傘下の買収企業や投資ファンドを通じての買収、再生により、ピーク時にはグループ全体で700億円を超える経常利益を上げ、松村謙三個人とグループ全体の納税額は360億円を超えた。業界再編を目的とした上場企業の投資も行うようになった。
== 子会社化した企業 ==

* 神田通信工業
2012年8月に上場廃止し、その後、松村謙三と資産管理会社で100%の株式を取得し、オーナー企業となり、森タワー37Fに本社を移転した。
:東証2部に上場していた電話機メーカー。2003年5月に[[富士通]]から株式を取得<ref>[http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/05/2.html 神田通信工業株式会社の株式売却について] 富士通 2003年5月2日</ref>。
:プリヴェチューリッヒ企業再生グループへの[[株式移転]]により2003年[[8月25日]]上場廃止<ref>[https://web.archive.org/web/20061201153953/http://www.tse.or.jp:80/jokan/haishi/2003.pdf 東京証券取引所 - 2003年中 上場廃止銘柄](pdfファイル) インターネット・ アーカイブ</ref>。以後、元来の創業者一族であった渡辺家の資本はゼロとなる。
* 東武運輸プリヴェ
:2004年[[9月22日]]に[[東武鉄道]]から東武運輸栃木と東武運輸新潟の株式をそれぞれ90.5%と71.8%を取得し、子会社とする(東武鉄道は5%ずつ継続保有)<ref>[https://lnews.jp/backnumber/2004/09/13407.html プリヴェチューリッヒ企業再生グループ/東武運輸栃木と東武運輸新潟を子会社化] LNEWS 2004年9月23日</ref>。
:2005年5月1日に両社を合併させて、東武運輸プリヴェチューリッヒとする。2006年[[5月24日]]に東武運輸プリヴェに商号変更。2014年10月に現商号に社名変更。
* [[静岡日産自動車]]・[[三河日産自動車]]
:[[2004年]]に[[日産自動車]]から株式を取得した自動車販売店。2006年7月3日[[VTホールディングス]]の子会社・VTキャピタルに株式を譲渡<ref>[http://ke.kabupro.jp/tsp/20060703/47030ed0_20060703.pdf 静岡日産自動車株式会社および三河日産自動車株式会社の株式譲渡に関するお知らせ](pdfファイル) プリヴェチューリッヒ企業再生グループ 2006年7月3日</ref>。
*[[Hazuki Company]]
:[[2007年]]に[[タカラトミー]]から株式を取得。社名をエー・ジーからプリヴェAGに変更<ref name="spa180920">{{cite web|url=https://nikkan-spa.jp/1511052|title=渡辺謙、武井咲…「ハズキルーペ」CMが次々と大物を起用する謎。その仕掛人とは?|publisher=扶桑社|website=日刊SPA!|date=2018-09-20|accessdate=2018-10-14}}</ref>。[[2017年]]に現商号に社名変更。
*イー・レヴォリューション
:[[2007年]][[9月28日]]~[[10月26日]]に[[タカラトミー]]の[[持分法適用関連会社]]であるイー・レヴォリューションへの[[TOB]]を実施したうえで、[[11月1日]]に同社の[[第三者割当増資]]を引き受けて[[子会社|子会社化]]<ref>[https://www.takaratomy.co.jp/release/pdf/i070928.pdf イー・レヴォリューション株式会社公開買付応募に関するお知らせ](pdfファイル) タカラトミー 2007年9月28日</ref>。
:子会社化の目的は、プリヴェは2004年に実施した静岡日産の子会社化に関わる問題で2008年3月末を期限とする上場廃止猶予期間に入っており、期日までの猶予期間解除が困難であるため、イー・レヴォリューションを存続会社としてプリヴェと合併させることで、実質的にプリヴェの上場維持を図るものである<ref>[https://web.archive.org/web/20080116194337/http://www.tse.or.jp/listing/yuyo/shosai.html 東京証券取引所グループ - 猶予期間入り銘柄等一覧]インターネット・アーカイブ</ref>。


== 出典 ==
== 出典 ==

2018年12月1日 (土) 23:18時点における版

プリヴェ企業再生グループ株式会社
Privée Turnaround Group Company, Limited
種類 株式会社
本社所在地 106-6137
東京都港区六本木六丁目10番1号六本木ヒルズ森タワー37階
設立 1997年
業種 その他金融業
法人番号 7010401084031 ウィキデータを編集
事業内容 持株会社(投資機関)
代表者 代表取締役CEO 松村謙三
資本金 307億8300万円 (資本余剰金含む)
売上高 連結870億円
総資産 連結1550億円
従業員数 連結1440人
決算期 毎年3月末日
主要株主 松村謙三、資産管理会社 合計で100%保有
主要子会社 神田通信工業株式会社、プリヴェ運輸株式会社(東武運輸プリヴェ株式会社)、Hazuki Company株式会社、プリペット株式会社、プリヴェエージェンシー株式会社
外部リンク http://www.privee-g.com/
テンプレートを表示


概要

1982年(昭和57年)3月に成蹊大学を卒業し、ジャーディン・フレミング証券株式会社、ソロモンスミスバーニー証券でリスクアービトラージ部門チーフトレーダーをしていた松村謙三が、1997年(平成9年)に免許制下では最後の証券会社となるプリヴェチューリッヒ証券株式会社を創業。後に持株会社となり、東証マザーズに日本初の遺伝子創薬のメディビックを共同創業者として新規上場させる。傘下企業として東証2部に新規上場したプリヴェ企業再生グループ、日産自動車から売上高1000億円での静岡日産、三河日産の2社を買収。富士通から東証2部の神田通信工業を買収。東武鉄道から東武運輸2社を買収。SBIインベストメントからエース証券を買収。タカラトミー(代表取締役富山幹太郎)からジャスダック上場会社含む5社を買収し企業グループを形成していった。

グループの中核会社は、親会社であり持ち株会社である松村謙三の資産管理会社。傘下の買収企業や投資ファンドを通じての買収、再生により、ピーク時にはグループ全体で700億円を超える経常利益を上げ、松村謙三個人とグループ全体の納税額は360億円を超えた。業界再編を目的とした上場企業の投資も行うようになった。

2012年8月に上場廃止し、その後、松村謙三と資産管理会社で100%の株式を取得し、オーナー企業となり、森タワー37Fに本社を移転した。

出典


外部リンク