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[[出版]]‐[[相談]]‐[[情報技術|IT]]/[[Web]]が相互連携し、総合力を活用した新しい[[コンテンツサービス]]を生成することができるユニークな企業である。
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2005年、[[リクルートホールディングス]]と資本提携し、2009年に[[三井物産]]が[[リクルートホールディングス]]の㈱保健同人社の全株式を取得し、出資比率を33.5%から83.6%とし子会社化した。
2005年、[[リクルートホールディングス|リクルート]]と資本提携し、2009年に[[三井物産]]が[[リクルートホールディングス|リクルート]]の㈱保健同人社の全株式を取得し、出資比率を33.5%から83.6%とし子会社化した。


2011年、サイト内での登録会員による投票と、会員登録なしでも可能な外部サービス([[Twitter]]・[[はてなブックマーク]])による投票により、相談ポイントが累積され、
2011年、サイト内での登録会員による投票と、会員登録なしでも可能な外部サービス([[Twitter]]・[[はてなブックマーク]])による投票により、相談ポイントが累積され、

2019年9月13日 (金) 17:35時点における版

株式会社保健同人社
HOKENDOHJINSHA Inc.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
102-8155
東京都千代田区一番町4番地4
設立 1946年6月1日
業種 情報・通信業
法人番号 4010001029042 ウィキデータを編集
事業内容 健康に関連する書籍の出版
代表者 中島 敏樹
資本金 5,987万円
純利益 1874万6000円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 19億2145万5000円(2019年03月31日時点)[1]
主要株主 三井物産株式会社、総合メディカル株式会社 他
外部リンク http://www.hokendohjin.co.jp/
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株式会社保健同人社(ほけんどうじんしゃ)は創立以来、出版‐相談‐ITWebが相互に連携し、総合力を活かした新しいコンテンツサービスを生成することができる企業である。

創立以来、健康雑誌「保健同人」を創刊して以来、累計330万部の一般書籍『保健同人 家庭の医学』(通称「赤本」)をはじめとする「出版事業」、看護専門職と指導医体制で行っている電話相談を中心とする「健康相談事業」を中心に、「EAP事業(産業精神保健サポートを中心とした従業員支援プログラム)」、「WEBケータイ事業(コンテンツをネットで提供)」を展開する。 また、人間ドックの開発をした。

事業内容

臨床心理士等が講師で担当するセルフケア、ラインケア等のメンタルヘルス研修や、管理栄養士等が講師で担当する健康研修も実施している。

本社等の所在地

沿革・歴史

(本節の参考文献 - “沿革・歴史”, 株式会社 保健同人社 > 会社情報 (株式会社 保健同人社), http://www.hokendohjin.co.jp/corporate/history 2010年4月1日閲覧。 

1946年、大渡順二(創立者)が自身の結核闘病体験と結核の実情を考慮し、結核の療養のために指導啓発雑誌『保健同人』を創刊したことに始まる。

当時、最新の科学的知識を広め、結核との戦いにおいて、1952年に厚生大臣賞、1956年に保健文化賞を受賞。

結核が治せる病気になってきたことと成人病生活習慣病)が世間から注目されてきた変化により、『保健同人』は誌名を総合的に【日々の暮らし】と【健康】を考える『暮しと健康』と変更し、家庭の健康雑誌になった。

また、1954年には「人間ドック」と名付けた健康診断システムを共同で開発し、定着させた。1961年(財)保健同人事業団付属診療所健康診断と病気の早期発見の目的のため設立。

1988年に当時すでにニーズの萌しがあったメンタル相談も含む電話健康相談事業を開設するなど、保健事業を実施している。

近年では「ケータイ家庭の医学」などITを取り入れた情報発信、双方向サービスを実施している。

家庭の医学』を皮切りに330万部のベストセラー症状から見た家庭の医学』『心の家庭医学』『薬と病気の本』などを創刊。

CTICRM機能を備えたシステムを開発、装備する一方、医療・介護に関する情報コンテンツを更新し、全国から寄せられる心身両面の健康相談に応じている。

また、症例検討システムトリアージュ」を独自開発して相談事業に取り入れ、専門医のバックアップ体制とることで、相談サービスを提供している。

近年はWebを通した情報配信とともに「ケータイ家庭の医学」が公式サイトとして使用されている。

出版相談IT/Webが相互連携し、総合力を活用した新しいコンテンツサービスを生成することができるユニークな企業である。

2005年、リクルートと資本提携し、2009年に三井物産リクルートの㈱保健同人社の全株式を取得し、出資比率を33.5%から83.6%とし子会社化した。

2011年、サイト内での登録会員による投票と、会員登録なしでも可能な外部サービス(Twitterはてなブックマーク)による投票により、相談ポイントが累積され、

その日の朝9時にランキング1位になっている相談に専門相談員が無料で回答するなどるほ みんなの健康相談という健康相談サイトの運営を開始している。

また、健康・こころのオンラインを大幅に変更。よくある電話・Web相談の紹介、面談、カウンセリングの利用の方法、相談を受けるスタッフからの情報や指導医による健康情報等、

健康に関する情報をWeb掲載し、相談サービスの利用促進ツールとして、運営を始めている。

年表

(本節の参考文献 - “沿革・歴史”, 株式会社 保健同人社 > 会社情報 (株式会社 保健同人社), http://www.hokendohjin.co.jp/corporate/history 2010年4月1日閲覧。 

1940年代

                  同誌は当時の結核最新の知識を広め、当時では国民病とも言われた結核との完治への戦いの推進力となる。

  • 1947年(昭和22年)5月、結核専門の医師による「面接療養相談室」を開設(診療のオープンシステムのさきがけ)
  • 1949年(昭和24年)10月、隈部英雄が書いた『結核の正しい知識』が毎日文化賞を受賞。

1950年代

1960年代

  • 1960年(昭和35年)5月、人間ドック開発に関して、日本病院協会賞を受賞。
  • 1961年(昭和36年)4月、(財)保健同人事業団付属診療所を立上げ。(今のセカンドオピニオンのさきがけ)
  • 1963年(昭和38年)1月、「1日特急ドック」本格スタートを始める。(今の健康診断のさきがけ)
  • 1964年(昭和39年)6月、月刊誌『保健同人』を『暮しと健康』に誌名を変更。結核の患者数が減り、当時、成人病生活習慣病)が少しずつ世間に注目されるようになったため、【暮らし】&【健康】を総合的に考える誌名に変更した。
  • 1969年(昭和44年)10月、『家庭の医学』(通称「新赤本」)を発刊。家庭の医学書籍の中にセルフケアの考えを入れる。

1970年代

  • 1970年(昭和45年)  機関誌「笑顔」を始める。コンセプトは「ママは家庭の健康管理者」

1980年代

  • 1988年(昭和63年)4月、電話の健康相談「笑顔でヘルシーダイヤル」を始める。
  • 1989年(平成元年)4月、海外日本人のための電話相談「海外ヘルスサポート」を始める。
  • 1989年(平成元年)10月、「心の相談室」を始める。面談のメンタルヘルス相談を始める。

1990年代

  • 1995年(平成7年)4月、電話の健康相談が、365日、24時間対応サービスを始める。(年中無休体制の構築)
  • 1996年(平成8年)4月、創立50年を迎える。「訪問保健指導」を始める。「心の相談ネットワーク」全国の47都道府県で展開。
  • 1997年(平成9年)6月、電話相談にコンピューター支援システム(LAN)を始める。
  • 1999年(平成11年)1月、『心の家庭医学』発刊/メンタルヘルスにフォーカスをあてた医学書籍。

2000年代

2010年代

現在の出版状況

雑誌

機関誌

パンフレット

書籍

  • 家庭の医学赤本
  • これ効き!シリーズ-読売新聞が運営する掲示板発言小町に集まったお悩みとみんなの意見+専門医のアドバイスが詰まった1冊
  • 専門のお医者さんが語るQ&Aシリーズ
  • やさしい食事療法シリーズ
  • 美味しい・ヘルシー・クッキングシリーズ
  • 生活習慣改善支援シリーズマニュアル
  • 「●●(病名)と言われたら…」シリーズ
  • ちゃんと食えば、幸せになる 水木しげる三兄弟の日々是元気

関連項目

出典

外部リンク