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2019年10月1日 (火) 14:02時点における版

おおさわ ひろき
大澤 広樹
(大沢 広樹)
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 岐阜県各務原市
生年月日 (1975-09-26) 1975年9月26日(48歳)
血液型 O型
最終学歴 慶應義塾大学法学部政治学科卒業
勤務局 東海ラジオ放送
部署 編成局報道部アナウンス課
活動期間 1998年4月 -
ジャンル スポーツ中継
配偶者 あり
公式サイト 東海ラジオアナウンサー・大澤広樹
出演番組・活動
出演中 大澤広樹のドラゴンズステーション
東海ラジオ ガッツナイター
出演経歴 直球勝負!大澤広樹(2007年4月 - 2010年3月)

大澤 広樹(おおさわ ひろき、1975年9月26日 - )は、東海ラジオ放送アナウンサー

正式な漢字表記では「大 広樹」だが、東海ラジオHPの自身のページや新聞のラジオ番組欄などには「大 広樹」と表記された時期もある。

来歴

岐阜県各務原市出身(出生地は神奈川県藤沢市)。

各務原市立鵜沼中学校岐阜県立加納高等学校慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、1998年東海ラジオ放送に入社。

読売ジャイアンツ監督(第18代)の高橋由伸は大学の同期にあたる。

入社後は主に野球中継をはじめとしたスポーツ中継を担当している。

2019年より中日ドラゴンズとのオフィシャル・スポンサー契約を締結した事に伴い、同年4月からスタートする『大澤広樹のドラゴンズステーション』のプロデューサー・メインパーソナリティとして起用される[1]

実況にまつわるエピソード

  • 元々野球をやっていた経験を生かした野球実況を行っている。また、子供の頃から中日ドラゴンズファンである。
  • 自身と同じ岐阜県出身の選手が活躍すると実況に熱が入る傾向があり、特に和田一浩(県岐商卒)が殊勲打を決めたシーンでは「やったぜベンちゃん!」[2] と叫ぶことが多かった。
  • 2005年10月1日の中日対広島戦(ナゴヤドーム)で、中里篤史の約4年ぶりの一軍登板を実況。3者凡退に抑えた瞬間、あふれる思いを抑えられずに泣きながらの実況となった。後日、泣いてしまった理由は、中里投手の復活までの苦労などを知っていたからだと語った(東海ラジオの自身のプロフィールのコラムにてこの話題を扱った部分がある)。なお、該当の実況は、東海ラジオがcommuf@(コミュファ)ラジオ内で開設していた『ブロードバンド東海ラジオ』にて、2005年のプレイバック実況として聞くことができたが、2015年7月末をもってcommuf@ラジオが配信終了となったため、現在は聞くことができない。
  • 2007年11月1日日本シリーズ第5戦(ドラゴンズ53年ぶりの日本一決定)を実況した。翌11月2日には、毎週水曜日に自身が執筆したコラムが掲載される夕刊紙・名古屋タイムズのドラゴンズ日本一特集ページに金曜日ではあったが特別掲載された。この中でアナウンサーの志望動機が、子供の頃からのドラゴンズファンだったため「中日の日本一を実況したい」であったことを明かした。また東海ラジオが開局して以来、初のドラゴンズ日本一を放送するということで、全国に試合中継がネットされていることを考慮して日本一の試合実況をどのようにするべきか迷ったが、『目の前のプレーをナゴヤドームにこられなかったドラゴンズファンのために伝えることが使命』だと思い、マイクに向かったことを明かした。
  • 岐阜県で育ったこともあり、中日の地方球場公式戦主催試合シリーズのひとつとして行われる岐阜長良川球場での試合の実況を毎年任されている。2009年5月12日に長良川で行われた中日対ヤクルト戦も例年通り担当となり、岩瀬仁紀の通算200セーブ達成を実況した。
  • 立浪和義の引退セレモニーが試合後に行われた2009年9月30日の中日対巨人戦(ナゴヤドーム)では、実況やレポーターではなかったものの、試合前の一部場内アナウンス(中日側のバッテリー&スタメン紹介、スピードボールコンテスト、中日選手が1回表に守備につく際のポジション紹介)を担当した[3]
  • 2017年5月21日、「ガッツナイタースペシャル」中日対広島戦(ナゴヤドーム)の実況を担当していたが、試合後半から声が出なくなり、途中でサブとして控えていた村上和宏に実況を交代した。
大澤のブログによれば、火曜日(5月16日)あたりから喉の調子が悪く、試合当日の朝6時には声が出にくい状態になっていたものの、その後声も出るようになり、試合前のイベントMCも熟していた。5回くらいまでは「声の出が悪いなぁ」と思いながらもあまり気にせず、毎イニングごとに蜂蜜を舐めながら喋っていたが、6回以降、急激に声がかすれてしまい、7回表の段階で自ら実況交代を申し出たという[4]。暫く休養の後、5月27日の中日対東京ヤクルト(ナゴヤドーム)で実況に復帰している[5]
  • 2018年シーズンの実況担当試合は28試合で、東海ラジオのアナウンサーでは最も多かった。『大澤広樹のドラゴンズステーション』のプロデューサーとメインパーソナリティを通年で兼務する2019年シーズンも、同番組の火 - 金曜日に内包される中日主催のナイトゲーム中継の初戦を中心に、23試合で実況を担当している[6]。ちなみに、上記中継での実況担当日には、『ドラゴンズステーション』の冒頭に出演。その後はスタジオにいる他のアナウンサーに同番組の進行を任せ、自身はナゴヤドームに移動し実況するスタンスとなる。また、ビジターゲームに帯同することはなく[7]、放送時間の21時30分まではスタジオで待機し、早期終了の場合は現地のレポーターと結ぶなど『ドラゴンズステーション』のパーソナリティとして専念することとなった[1]。なお、大澤は『ドラゴンズステーション』スタートに当たって「年二回の長期休暇」を条件に担当を引き受けており、2019年6月23日から7月7日まで番組スタート後初の長期休暇を取得している[8]

性格・趣味・パーソナリティーなど

  • 趣味は映画鑑賞。シーズンオフ番組の『2COOL!』では、こちらも映画鑑賞が趣味だという坂口美奈子とともに、映画にまつわるコーナーをやっていた。
  • 社内では自他ともに認める競馬通であり、馬券を買うだけにとどまらず、現在はJRA所属の競走馬の一口馬主でもある。東海ラジオにおいても競馬中継を担当し、ラジオNIKKEIの競馬実況アナウンサーも愛用するという高価な双眼鏡を自ら購入し、中継で使用している。
  • 将棋も趣味としており、中学・高校では野球部に所属するかたわら将棋クラブにも所属。社会人になりしばらく将棋から離れていたが、インターネット将棋サイト『将棋倶楽部24』を通じて再び将棋に没頭し、2006年11月に日本将棋連盟よりアマチュア棋士の目標である初段免状の授与を受けた。
  • 東海ラジオの有志等で構成された野球チーム『ガッツナイターズ』(旧ナゴヤンキーズ?)に所属。チームの試合内容や大澤自身の試合ごとの個人成績は東海ラジオの携帯サイト内のアナウンサーページに掲載される。
  • 名古屋タイムズ(名タイ)では、2007年8月までは隔週(第2週・第4週)の火曜日、紙面リニューアル後の同年9月5日から名タイ休刊直前の2008年10月29日までは毎週水曜日に、コラム「東海ラジオ大澤広樹紙面実況・竜(ドラ)のアナ」を連載していた。連載最後のコラムの内容は読者・名タイ関係者へのメッセージであった。なお、名タイは2008年10月末をもって休刊した[注 1][9]
  • 2007年4月からは、『ガッツナイター』に加え、同年1月に放送されていた『2COOL!』金曜日の相方をつとめていた若杉直美とともに、新番組『直球勝負!大澤広樹』(日曜日午後2時~5時)を担当した。しかしこの枠はデーゲーム中継の『東海ラジオ ガッツナイタースペシャル』があるために毎週放送があるわけではなく、この番組が始まる旨を発表をした大澤から、今季の日曜日のナゴヤドームの試合の実況と、全ての日曜日のベースボールデスクを担当する事が発表された。2010年シーズンからは日曜日のドラゴンズ戦がほぼすべてデーゲームとなり『直球勝負!大澤広樹』はレギュラー番組として成立しなくなったため、2010年3月に放送終了となったが、「スポーツ実況以外のキャリアも重ねていきたい」のが本意であり、放送終了にあたって「再びワイド番組を担当する時が来たら、野球中継と重複しない時間帯を担当してみたい」と述べている。なお同年の日曜日のドラゴンズ戦実況は引き続き担当した。
  • ライバル局であるCBC所属の若狭敬一アナウンサーは年齢が同じで仲が良く[10]、バレンタインデーのチョコレートの数を競いあったこともあるほか、若狭が所属する野球チーム「麻婆茄子」と大澤が所属する野球チーム「ガッツナイターズ」との対戦が毎年12月に行われている[11]。なお元中日の落合英二は現役引退後はCBCの解説者であったが、ガッツナイターズの一員として参加している。また、2016年の中日ドラゴンズのファン感謝イベントでは、若狭と大澤がそれぞれ監督となって、現役の中日選手による紅白戦を指揮した。
  • 2013年4月に一般女性と結婚した。

現在の出演番組

過去の出演番組

  • ドラヂカラ!!(2016年4月 - 2019年3月、水・木曜担当)
  • ドラゴンズNo.1ジョッキー(2004年度)
  • 2COOL!(ナイターオフ限定。2007年まで月曜日など各曜日を担当)
  • 直球勝負!大澤広樹(2007年4月 - 2010年3月)
  • チア・スポ~Cheer Sport(2011年10月 - 2011年3月)
  • その他、ナイターオフ期のドラゴンズ情報を中心としたスポーツ関連番組など

CM

過去のものも含む

関連人物

脚注

注釈

  1. ^ 事実上の廃刊だと言われている

出典

  1. ^ a b 『大澤広樹のドラゴンズステーション』 - 直球勝負!大澤広樹(東海ラジオホームページ内)2019年3月6日
  2. ^ 「ベンちゃん」は和田一浩の愛称である。
  3. ^ 2009年当時、これら各種の試合前の場内アナウンスは、東海ラジオ所属のアナウンサー3人(大澤、村上和宏森貴俊)のうちの誰かが担当することになっていた。ナゴヤドームにスタジアムDJが配置されて以降は、スタジアムDJがこれらの場内アナウンスを担当している。
  4. ^ 『きのうの野球中継を聴いてくださった皆さんへ』 - 直球勝負!大澤広樹(東海ラジオホームページ内ブログ)2017年5月22日投稿
  5. ^ 『これからも』 - 直球勝負!大澤広樹(東海ラジオホームページ内ブログ)2017年5月27日投稿
  6. ^ 『今季最後の実況担当』 - 直球勝負!大澤広樹(東海ラジオホームページ内)2019年9月24日
  7. ^ ただし『ドラゴンズステーション』の放送がない曜日にビジターゲームの実況を担当することもある(例:2019年6月16日、ZOZOマリンスタジアムの千葉ロッテ対中日戦の実況を担当)。
  8. ^ 『長期休暇の理由』 - 直球勝負!大澤広樹(東海ラジオホームページ内)2019年6月21日
  9. ^ この話題についての詳しい情報は、こちらに記載→〔連載開始当初の情報〕(2005年11月3日時点のアーカイブ)/〔紙面リニューアル後に関しての情報〕(2007年9月27日時点のアーカイブ
  10. ^ 若狭の誕生日の際、担当番組『若狭敬一のスポ音』に、本名でお祝いのお便りを投稿した
  11. ^ 2010年は2対0で麻婆茄子、2011年は1対0でガッツナイターズ、2012年は6対3で麻婆茄子が勝利。対戦はその後も毎年行われている。
  12. ^ 入社以来唯一Jリーグの試合実況を担当したことがなかったが、2005年11月20日のガンバ大阪戦(豊田スタジアム)の録音実況(東海ラジオの応援番組で放送されたほか、グランパスHPの「試合結果」にも使用された)を他のアナウンサーが担当できなかったため担当することとなった。しかしサッカーの知識がほとんどなかったことから担当日までに勉強して、何とか実況を担当したらしい(2008年11月30日の直球勝負!大澤広樹より)
  13. ^ 2009年までは放送車などを担当していたが、2010年は中継直後に自身が担当している直球勝負!大澤広樹が控えている事を考慮されたのか、中継スタッフには加わらなかった。

外部リンク