「ドンドコドン」の版間の差分
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木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒す事を目的としている。基本的なシステムは『[[フェアリーランドストーリー]]』([[1985年]])や『[[バブルボブル]]』([[1986年]])シリーズから受け継がれている。 |
木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒す事を目的としている。基本的なシステムは『[[フェアリーランドストーリー]]』([[1985年]])や『[[バブルボブル]]』([[1986年]])シリーズから受け継がれている。 |
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[[1990年]]には[[ファミリーコンピュータ]]および[[PCエンジン]]に移植された。アーケード版は日本国内では後に[[PlayStation 2]]用ソフト『'''[[タイトーメモリーズ#タイトーメモリーズ 上巻|タイトーメモリーズ 上巻]]'''』([[2005年]])に、北米および欧州ではPlayStation 2、[[Xbox]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『''[[:en:Taito Legends 2|Taito Legends 2]]''』([[2006年]])に収録された。 |
[[1990年]]には[[ファミリーコンピュータ]]および[[PCエンジン]]に移植された。アーケード版は日本国内では後に[[PlayStation 2]]用ソフト『'''[[タイトーメモリーズ#タイトーメモリーズ 上巻|タイトーメモリーズ 上巻]]'''』([[2005年]])に、北米および欧州ではPlayStation 2、[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『''[[:en:Taito Legends 2|Taito Legends 2]]''』([[2006年]])に収録された。 |
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後に続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『'''ドンドコドン2'''』([[1992年]])が発売されている。 |
後に続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『'''ドンドコドン2'''』([[1992年]])が発売されている。 |
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2020年1月1日 (水) 08:37時点における版
ジャンル | 固定画面アクション |
---|---|
対応機種 |
アーケード (AC) 対応機種一覧
|
開発元 | タイトー中央研究所熊谷分室 |
発売元 | タイトー |
プロデューサー |
河上聖治 松本俊明 酒匂弘幸 |
プログラマー |
石田一朋 木下昌也 |
音楽 |
高木正彦 山田靖子 |
美術 |
河上聖治 石川幸生 阿部幸雄 いしのみのり 沼田和博 五十嵐恒三 しのだてつや V.A.P |
シリーズ | ドンドコドンシリーズ |
人数 | 1 - 2人(同時プレイ) |
メディア | 業務用基板(2.56メガバイト) |
稼働時期 |
INT 1989年7月 |
デバイス |
2方向レバー 2ボタン |
システム基板 | F2システム |
CPU | MC68000 (@ 12 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM2610 (@ 8 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット4096色 |
『ドンドコドン』(DON DOKO DON)は、1989年にタイトーから稼動されたアーケード用固定画面アクションゲームである。
木こりの老人であるボブとジムを操作し、画面内の敵全てを倒す事を目的としている。基本的なシステムは『フェアリーランドストーリー』(1985年)や『バブルボブル』(1986年)シリーズから受け継がれている。
1990年にはファミリーコンピュータおよびPCエンジンに移植された。アーケード版は日本国内では後にPlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズ 上巻』(2005年)に、北米および欧州ではPlayStation 2、Xbox、Windows用ソフト『Taito Legends 2』(2006年)に収録された。
後に続編としてファミリーコンピュータ用ソフト『ドンドコドン2』(1992年)が発売されている。
概要
2方向レバーでの左右移動と2ボタン(アクションとジャンプ)で主人公の木こりの老人・ボブとジムを操作する。
固定画面のステージに配置された床ブロック上を移動し、画面内に配置された敵を全て倒すとステージクリア。全50ステージをクリアすると終了する。ボス戦は全5回。裏ステージあり。
敵の倒し方は『バブルボブル』等と比べると比較的シンプル。敵をハンマーで殴り気絶させた後、それを担いで投げ、壁または別の敵に当てる事によって、倒すことが出来る。『フェアリーランドストーリー』や『バブルボブル』と比べると、パズル的要素がほぼ無くなり、単なるアクションゲームとなった。
ゲーム内容
アイテム
ステージ内で特定の動作によりステージによって決められた特定箇所にパワーアップアイテムが出現する。これらを獲得する事によってさまざまな効果が発生する。効果はゲームを有利にするものが多い一方、中にはマイナスの効果をもたらすものもある。
ミスの条件
プレイヤーは以下の条件でミスとなり、残り人数が1人減る。
- 敵に当たる
- 敵の攻撃を受ける(レーザー攻撃など)
- ウォームに食べられる
その他
- このゲームはタイトー熊谷研究所の作品であり、それを示すために(恒例となっている)熊が表示されるフィーチャーがある。このゲームではデモプレイ中にアクションボタンを3回押すことによって表示される。
- 表の10面の左下付近でハンマーを振って雑魚を叩き続けるだけで、永久パターンになってしまう。
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 売上本数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ドンドコドン | ![]() |
ファミリーコンピュータ | アイ・ティー・エル | タイトー | 3メガビットロムカセット[1] | TFC-DD-5900 | - | |
2 | ドンドコドン | ![]() |
PCエンジン | アイ・ティー・エル | タイトー | 3メガビットHuCARD[2] | TP02010 | - | |
3 | タイトーメモリーズ 上巻 | ![]() |
PlayStation 2 | Mine Loader Software | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66057 | - | |
4 | Taito Legends 2 | ![]() PS2: ![]() Win: ![]() |
PlayStation 2 Xbox Windows |
タイトー | ![]() ![]() |
DVD-ROM | PS2![]() ![]() |
- | アーケード版の移植、Xbox版は欧州のみの発売 |
スタッフ
- アーケード版
- プロデューサー:河上聖治、松本俊明、酒匂弘幸
- ソフトウェア:石田一朋、木下昌也
- キャラクター:河上聖治、石川幸生、阿部幸雄、いしのみのり、沼田和博、五十嵐恒三、しのだてつや、V.A.P
- サウンド:ZUNTATA(高木正彦、山田靖子)
- ハードウェア:藤本克二郎、WHO MANCHU
- デザイン:永井寛保、V.A.P
- スペシャル・サンクス:緒方正樹、熊谷研究所
評価
評価 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
- ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計23点(満40点)[4]、ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.77点(満30点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 3.81 | 3.09 | 3.33 | 3.26 | 3.09 | 3.19 | 19.77 |
- PCエンジン版
ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計25点(満40点)[5]、『月刊PCエンジン』では80・80・80・80・70の平均78点、『マル勝PCエンジン』では7・7・7・6の合計27点(満40点)となっている。
続編
- ドンドコドン2(ファミリーコンピュータ版) - 開発はナツメが行っている。
脚注
- ^ a b c 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、54頁。
- ^ 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、21頁。
- ^ a b “Don Doko Don for TurboGrafx-16 (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。
- ^ a b “ドンドコドン まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
- ^ a b “ドンドコドン まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年5月24日閲覧。
- ^ “Don Doko Don for NES (1990)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2018年4月28日閲覧。
関連項目
- スペースインベーダーDX(1994年)
- パロディモードの9面で登場する。
- バブルシンフォニー(1994年)
- ボブがゲストキャラクターとして登場する。
- ぽっぷんぽっぷ(1997年)
- ボブとジムが主人公の一人として登場する。
外部リンク
- KLOV(英語)
- Don Doko Don - MobyGames(英語)