「ミズバク大冒険」の版間の差分
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アーケード版は後に、日本国内では[[PlayStation 2]]用ソフト『'''[[タイトーメモリーズ|タイトーメモリーズ 下巻]]'''』([[2005年]])に収録され、北米および欧州ではPlayStation 2ならびに[[Xbox]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『''[[:en:Taito Legends 2|Taito Legends 2]]''』([[2006年]])に収録された。PCエンジン版は[[2008年]]に[[Wii]]用ソフトとして[[バーチャルコンソール]]にて配信された。 |
アーケード版は後に、日本国内では[[PlayStation 2]]用ソフト『'''[[タイトーメモリーズ|タイトーメモリーズ 下巻]]'''』([[2005年]])に収録され、北米および欧州ではPlayStation 2ならびに[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]、[[Microsoft Windows|Windows]]用ソフト『''[[:en:Taito Legends 2|Taito Legends 2]]''』([[2006年]])に収録された。PCエンジン版は[[2008年]]に[[Wii]]用ソフトとして[[バーチャルコンソール]]にて配信された。 |
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| タイトー |
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| タイトー |
| タイトー |
2020年1月1日 (水) 08:45時点における版
ジャンル | 横スクロールアクション |
---|---|
対応機種 | アーケード (AC) |
開発元 | タイトー熊谷研究所 |
発売元 | タイトー |
ディレクター |
平松信宏 松本俊明 |
デザイナー | 平松信宏 |
プログラマー |
石田一朋 ながはらくさご つねきよこうじ 黒沢孝 |
音楽 |
海野和子 小倉久佳 |
美術 |
平松信宏 鯨井洋代 岩田吉弘 PEACOCK V.A.P |
人数 | 1 - 2人(交互プレイ) |
メディア | 業務用基板(2.56メガバイト) |
稼働時期 |
![]() |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
デバイス |
8方向レバー 2ボタン |
システム基板 | F2システム |
CPU | MC68000 (@ 12 MHz) |
サウンド |
Z80 (@ 4 MHz) YM2610 (@ 8 MHz) |
ディスプレイ |
ラスタースキャン 横モニター 320×224ピクセル 60.00Hz パレット4096色 |
『ミズバク大冒険』(ミズバクアドベンチャー)は、1990年にタイトーから稼働されたアーケード用横スクロールアクションゲーム。日本国外版のタイトルは『Liquid Kids』となっている。
ファイヤーサタンの悪の手からウッディレイクを守るのを目的としている。
日本国内では1992年にPCエンジン、1998年にセガサターンに移植され、欧州では2003年にAmigaに移植された。
アーケード版は後に、日本国内ではPlayStation 2用ソフト『タイトーメモリーズ 下巻』(2005年)に収録され、北米および欧州ではPlayStation 2ならびにXbox、Windows用ソフト『Taito Legends 2』(2006年)に収録された。PCエンジン版は2008年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールにて配信された。
ゲーム内容
システム
8方向レバー、2ボタン(攻撃、ジャンプ)でヒポポを操作する。攻撃ボタンで水バクダンを投げる。ボタンを押しっぱなしにすることで水バクダンを大きくすることが出来る。
全7ラウンド17ステージ。
アイテム
水爆弾が大きくなる。
一定時間水爆弾が大きくなる。
得点が増える。
ヒポポの速度が速くなる。
スピードが一気に下がってしまうが点数が多めにもらえる。
連射力がアップ。
- ヒポポドール
残数が1個増える。
- ミラクルボール
一定時間無敵。
ミスの条件
移植版
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ミズバク大冒険 | ![]() |
PCエンジン | タイトー | タイトー | 4メガビットHuCARD[1] | TP03020 | |
2 | ミズバク大冒険 | ![]() |
セガサターン | ビング | ビング | CD-ROM | T-19910G | アーケード版の移植 |
3 | Liquid Kids | ![]() |
Amiga | Ocean Software | Ocean Software | ダウンロード | - | |
4 | タイトーメモリーズ 下巻 | ![]() |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66092 | アーケード版の移植 |
5 | Taito Legends 2 | ![]() ![]() ![]() |
PlayStation 2 Xbox(EUのみ) Windows |
タイトー | タイトー | DVD-ROM | PS2:![]() ![]() |
アーケード版の移植 |
6 | タイトーメモリーズ 下巻 TAITO BEST |
![]() |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66521 | 廉価版 |
7 | タイトーメモリーズ 下巻 エターナルヒッツ |
![]() |
PlayStation 2 | タイトー | タイトー | DVD-ROM | SLPM-66776 | 廉価版 |
8 | ミズバク大冒険 | ![]() |
Wii | タイトー | タイトー | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | PCエンジン版の移植 |
- セガサターン版
- PlayStation 2版
- 『タイトーメモリーズ 下巻』に収録されている。
スタッフ
- アーケード版
- チーム・リーダー:石田一朋
- プランナー:平松信宏
- ディレクター:平松信宏、松本俊明
- プログラマー:石田一朋、K.NAGAHARA,G.A.(ながはらくさご)、K.TSUNEKIYO(つねきよこうじ)、TABBY.K(黒沢孝)
- キャラクター:平松信宏、鯨井洋代、岩田吉弘、PEACOCK、V.A.P
- トリフルサー:松本俊明
- サウンド:KARU(海野和子)、OGR(小倉久佳)
- ハードウェア:S.W.S
- デザイン:K.NAKAGAWA、SANTACLAUS
- スペシャル・サンクス:熊谷研究所
- PCエンジン版
- プロデューサー:SHOTARO
- ゲーム・デザイン:荒田靖昭
- プログラマー:K、KAZU
- キャラクター:M.Y.K.、R.O.K.
- サウンド:KARU/ZTT(海野和子)
- スペシャル・サンクス:平松信宏、H.SUZUKI、TALK.U(内村語)
- ソフト・チェック:SUIT.S
評価
評価 | ||||||||||||||
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|
- アーケード版
1991年に刊行されたゲーメストムック『ザ・ベストゲーム』内の「ビデオゲームフルリスト」の紹介文では、「カバのヒポポを操り、ミズバクダンで敵を倒すコミカルアクション。アイテムも豊富でワープゾーンもあった。ボスもコミカルで楽しかった」とゲームシステムの奥深さやキャラクター造形に関して肯定的なコメントで紹介されている[4]。
- PCエンジン版
- ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、6・6・6・6の合計24点(満40点)となっており[2]、レビュアーの意見としては、「エンジン版はあまり水が流れない。水爆弾がフツーの飛び道具になっちゃってる。それさえ納得しちゃえばそこそこ楽しめるのでは」と、アーケード版からスケールダウンした箇所について指摘はあるものの、概ね肯定的に評価されている[2]。
- その他のゲーム誌において、『月刊PCエンジン』では85・85・75・80・75の平均80点(満100点)、『マル勝PCエンジン』では8・7・7・7の合計29点(満40点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.91点(満30点)となっている[1]。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で170位(485本中、1993年時点)となっている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
得点 | 4.31 | 3.37 | 3.69 | 3.54 | 3.29 | 3.71 | 21.91 |
- セガサターン版
ゲーム誌『セガサターンマガジン』ソフトレビューでは5、7、6の18点(平均6.0点)[3]。レビュアーは「AC版稼働から8年経過してからの移植を意外に感じて古さは否めないながら忠実な移植でとっつきやすい」、「コンティニューが無限、ポポの足が遅いがこれのおかげで後半の厳しいトラップ地帯で慎重になれる」、「破裂した水玉だけでなく流れる水でも敵を倒せて楽しい」、「難易度のばらつきがあるがワープでボス直前まで行くことも可能なためアクションが苦手でも楽しめる」と、移植度やゲームシステム、ゲーム性や難易度に関して概ね肯定的な評価を下している[3]。
脚注
関連項目
- スペースインベーダーDX(1994年)
- パロディモードの5面で登場する。
- バブルシンフォニー(1994年)
- ヒポポがゲストキャラクターとして登場する。
- ぽっぷんぽっぷ(1997年)
- アーケード版には登場しないが、家庭用で登場する。
外部リンク
- Liquid Kids - MobyGames(英語)