「Hitman2: Silent Assassin」の版間の差分
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『'''Hitman2: Silent Assassin'''』(ヒットマン2:サイレントアサシン)は、[[ヒットマン (ゲームシリーズ)|HITMANシリーズ]]の第2作目として発売された[[ステルスゲーム|ステルス性]]重視の[[サードパーソン・シューティングゲーム]]である。[[2003年]][[1月31日]]にPC日本語版が[[ツクダシナジー]]より発売され、[[7月3日]]には[[Xbox]]版、[[11月6日]]には[[PlayStation 2|プレイステーション2]]版が[[アイドス]]より発売された。海外では[[ニンテンドーゲームキューブ]]版も発売されている(日本国内では未発売)。2013年には日本国外で[[Hitman: Contracts]]と[[Hitman: Blood Money]]とカップリングした『Hitman HD trilogy』が[[Xbox 360]]と[[PlayStation 3|プレイステーション3]]で発売された。 |
『'''Hitman2: Silent Assassin'''』(ヒットマン2:サイレントアサシン)は、[[ヒットマン (ゲームシリーズ)|HITMANシリーズ]]の第2作目として発売された[[ステルスゲーム|ステルス性]]重視の[[サードパーソン・シューティングゲーム]]である。[[2003年]][[1月31日]]にPC日本語版が[[ツクダシナジー]]より発売され、[[7月3日]]には[[Xbox (ゲーム機)|Xbox]]版、[[11月6日]]には[[PlayStation 2|プレイステーション2]]版が[[アイドス]]より発売された。海外では[[ニンテンドーゲームキューブ]]版も発売されている(日本国内では未発売)。2013年には日本国外で[[Hitman: Contracts]]と[[Hitman: Blood Money]]とカップリングした『Hitman HD trilogy』が[[Xbox 360]]と[[PlayStation 3|プレイステーション3]]で発売された。 |
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== プロット == |
== プロット == |
2020年1月1日 (水) 08:59時点における版
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ジャンル | ステルス |
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対応機種 | Microsoft Windows, PlayStation 2, Xbox, ニンテンドーゲームキューブ |
開発元 | IO Interactive |
発売元 | アイドス |
プロデューサー | Neil Donnell |
シナリオ | Morten Iverson |
音楽 | イェスパー・キッド |
シリーズ | Hitman |
人数 | 1人 |
発売日 |
Microsoft Windows PlayStation 2 Xbox GameCube |
エンジン | Glacier |
『Hitman2: Silent Assassin』(ヒットマン2:サイレントアサシン)は、HITMANシリーズの第2作目として発売されたステルス性重視のサードパーソン・シューティングゲームである。2003年1月31日にPC日本語版がツクダシナジーより発売され、7月3日にはXbox版、11月6日にはプレイステーション2版がアイドスより発売された。海外ではニンテンドーゲームキューブ版も発売されている(日本国内では未発売)。2013年には日本国外でHitman: ContractsとHitman: Blood Moneyとカップリングした『Hitman HD trilogy』がXbox 360とプレイステーション3で発売された。
プロット
前作で、生みの親であるオルトマイヤー博士を殺害した47だったが、その後も「ザ・エージェンシー」(ICA)に所属して殺し屋を続け、裏の世界では伝説の暗殺者と称されるまでになっていた。しかし、自身のあり方に疑問を持った47はICAとも連絡を絶ち、裏社会より姿を消していた。47は、イタリア・シチリア島のヴィットーリオ神父の教会で庭師として住みこみ、自身の罪を懺悔する日々を送っていたのだが、そこに47がいることを知った現地のマフィアであるジュリアーニが、身代金目的に神父を誘拐する。神父を助けるため、47は再びICAと連絡を取るが、その代償は再び殺し屋になることだった。ひとまず神父を助け出すため、長年の付き合いがあるICAのオペレーター、ダイアナの指示の下、47はジュリアーニの邸宅に潜入して彼を暗殺、神父が捕らえられている地下室に向かうが、もぬけの殻となっていた。ICAの人工衛星情報の分析から、神父は47が助け出す直前に、謎の男らに連れて行かれたと判明する。
引き続きICAが神父の行方を探索する一方で、47はその代償としてロシア、日本、マレーシア、アフガニスタン、そしてインドと世界中を周り、標的を暗殺していく。だが、実は一連の依頼の背後にはロシアンマフィアのセルゲイ・ザバロツコがおり、すべては彼が核弾頭を手に入れるためにICAに依頼を出していたものだった。ICAもセルゲイの存在に気がつき、その狙いの危険性から47に彼の暗殺依頼を出す。ICAや47のやり方を熟知するセルゲイは、偽情報で47をロシアにおびき寄せ、旧型クローンの17によって迎え撃たせようとするが失敗する。
セルゲイの行方を追うICAと47は、実は彼が神父を誘拐した相手であり、シチリアの教会へ逃げた情報を掴む。神父を人質に、多数の部下を配置して教会で待ち構えるセルゲイであったが、47は彼と彼の部下たちを全員殺害する。助け出され47の正体を知った神父は、暴力の道を捨てるように諭し、自らのロザリオを託す。しかし、47はロザリオを教会に残し、裏社会へと舞い戻る。
登場人物
主要人物
- エージェント・47
- 恩師であり、また友人であるヴィットーリオ神父を助けるため再び裏世界に足を踏み入れる。ブランク期間があったとは思わせない程、その腕は全く衰えなく依頼を遂行していく。
- ダイアナ・バーンウッド
- 裏組織「ジ・エージェンシー」(以後「組織」と「」付きで表記。)に所属し、47とのコンタクトを取る女性。基本的に、47が連絡を取る相手は彼女のみであるが、今作は別の構成員(名前はクレア)と通信したこともあった。
- ヴィットーリオ
- イタリア・シチリア島の神父。47を匿い、また良き友人として接した。身代金目的にマフィアに誘拐された後、さらにセルゲイに誘拐されることとなる。
- エージェント・スミス
- CIAの諜報部員。よく敵に正体がばれて大変なことになっていることが多い。今作ではロシア軍に捕まり拷問を受けている。後日、カルト教団の調査のためインドに潜伏しているが、正体がバレて暗殺者に狙われている。
- メイ・リン
- 前作において赤龍会が所有する売春宿から助けてやったはずだが、何故かハヤモトの情婦になっている。前作同様にここから助けて出して欲しいと交換条件を持ち掛けるが、前作とは違い先に協力してくれる。また、助けなくてもクリア後の成績には影響しない。
敵
- セルゲイ・ザバロツコ
- ロシアマフィアのボス。ロシア軍の将軍とも深い繋がりを持つ。核兵器を手に入れる計画のため、「組織」に依頼して47を間接的に操っていた。しかし、47に気づかれ逆に追い詰められることとなる。
- 傍らにいる黒スーツの男から様々な助言をされる。
- 謎の男
- 黒スーツを着ており、セルゲイに助言をする人物。ルーマニアの精神病院(オルトマイヤーの実験施設)をセルゲイと訪れ、そこで47の存在を彼に教える。セルゲイ自身は47の存在を信じていなかったが、監視カメラのビデオを見て信じるようになる。
- 作品の中では彼の素性は明示されておらず、以後の作品にも登場していない。
- 17
- 47の前に創り出された「旧型」のクローン。47と同様、裏世界で活躍する。
- 初登場時は、インドのカルト教団に雇われ、核兵器の簒奪を行う。経緯は不明だが、最終的にはセルゲイの部下となっており、セルゲイを暗殺するため、再びロシアにやってきた47を迎え撃つ。
- ジュセッペ・ジュリアーニ
- イタリア最大のマフィアのドン。武装した部下達が警備している豪邸に家族とともに暮らしている。彼が神父を拉致したことが、47が暗殺者としての道を再び歩むきっかけとなる。
- ハヤモト・マサヒロ(早元昌弘)
- ジャパニーズ・マフィア(ヤクザ)のボスで武器商人。ナイトビジョンを着けサブマシンガンや日本刀で武装した忍者集団を護衛として従えており、自身も刀を武器にしている。暗殺を恐れているため、近年では全く姿を見せず、中部地方のとある山奥の城に住んでいる。核兵器に関わる武器売買でセルゲイと関わりがあったため、セルゲイにより暗殺依頼される。同じくヤクザである息子がいるが、名前は不明(ゲーム中ではハヤモト Jrと表示されている)。
- シジャン兄弟
- 双子。弟はハッカーでペトロナスツインタワーの地下に引き篭もっている。兄はペトロナスツインタワー上階に住んでいる。セルゲイのデータをハッキングしたため、セルゲイにより暗殺依頼される。
- フセイン
- 中東系テロリストのリーダー。核兵器を所持し、それをセルゲイが掠め取るために、暗殺依頼される。
- 教祖
- インドを中心とするカルト教団の教祖。フセインより核兵器を取ろうとしたセルゲイを出し抜いて核兵器を手に入れたために、暗殺対象となる。