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2020年1月25日 (土) 04:06時点における版
略称 | UIC |
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設立 | 1922年 |
本部 | フランス・パリ |
会員数 | 200[1] |
公用語 | フランス語 - 英語 - ドイツ語 |
会長 | ウラジミール・ヤクーニン(2015年現在) |
ウェブサイト | [4] |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/77/L%C3%A4nder-mit-UIC-Mitgliedern.png/300px-L%C3%A4nder-mit-UIC-Mitgliedern.png)
国際鉄道連合(こくさいてつどうれんごう、フランス語: Union Internationale des Chemins de fer、略称:UIC、英語: International Union of Railways)は、世界各国の鉄道事業者によって組織される国際的機関である。世界鉄道連合(せかいてつどうれんごう)とも呼ばれる。
概要
鉄道技術に関する国際的な標準の確立や、国際列車運行の推進、鉄道運営に関わるサポートなどを行う。
加盟している鉄道事業者は主として、各国の国有鉄道、あるいは民営化された旧国有鉄道となっている。
第一次世界大戦後の1922年に、国際列車運行の円滑化や、鉄道技術の標準化を目的に、主にヨーロッパ各国の鉄道事業者(22カ国51鉄道事業者)によって組織され、発足した。日本(当時は「鉄道省」)は、発足当初から加盟している。
2014年4月現在、世界の約200団体(準会員、賛助会員を含む)が、UICのメンバーとなっている[2]。日本の鉄道事業者では、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR貨物、JR総研の5事業者が参加している。
理事会・総会が年2回開かれ、前年度の決算・活動報告に加え、予算やプロジェクトの進め方を議論、決定する場となっている。運行管理と列車制御については、事例報告を交えた話し合いを行う、UIC世界信号会議が、2年に1度開催されている。また、高速鉄道については、UIC世界高速鉄道会議が、数年に1度開催されている。
UICが定めた規格として「UIC規格」がある。
2009年4月1日から2012年7月末まで、JR東日本の副会長である石田義雄が、UIC会長を務めた[3]。2010年6月9日・10日には、理事会・総会が日本で初めて開かれた[4]。これと同時に、UIC第2回世界信号会議が、7~9日にUICとJR東日本の共催で開かれた[5]。2015年7月7日から10日まで、JR東日本とUICの共催による第9回UIC世界高速鉄道会議が、東京国際フォーラムで開催された[6]。
脚注
関連項目
- UIC番号
- 客車のUIC分類記号
- UIC-X(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- UIC-Y(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- UIC-Z(ヨーロッパで使用されている、国際列車用の客車の規格)
- ETCS
- GSM-R
- 鉄道国際協力機構(OSShD)