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「イングランド防衛同盟」の版間の差分

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2020年1月25日 (土) 04:50時点における版

イングランド防衛同盟
略称 EDL
設立 2009年6月27日
設立者 トミー・ロビンソン
種類 政治団体
本部 イギリスの旗 イギリス
公用語 英語
会長 ティム・エイブリット
ウェブサイト [2]
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イングランド防衛同盟(-ぼうえいどうめい、: English Defence League、略称:EDL)とは、イギリス極右政治団体[1]2009年6月27日結成。組織の創設者は、ルートン出身の日焼けサロンの店主であるトミー・ロビンソン。メンバー数はおよそ25000人から35000人と推測されている[2]

概要・特徴

デモ行進するEDLメンバー

イギリスにいるムスリムイスラム教徒移民の完全な排斥を最大の目標として掲げている[3]

結成以来積極的に街頭でデモ行進を行っているが、英国内の反ファシズム・反レイシズム団体からのカウンターデモにあっており、また、EDLとイギリスの反ファシズム団体「Unite Against Fascism」(UAF)との衝突事件も起きている[4]

敵対団体からはファシズム(全体主義)団体とみなされることがあるが、トミー・ロビンソンはムスリムに対して反ファシストだと述べている[5]

旧来のネオナチ団体とは異なり、反ユダヤ主義を掲げておらず、むしろユダヤ人イスラエル右派・極右勢力とは反イスラーム感情を共有することで積極的に連帯する傾向がある。また様々なシオニスト系の組織から財政的な支援も受けている。2010年10月にはアメリカ在住のラビであり、ティーパーティー運動の活動家ナフム・シフレンが連帯の表明をした[6]。またミャンマーではムスリム排斥を掲げる極右団体969運動がEDLを手本にして仏教ウィラツによって組織された。

類似の組織はノルウェーデンマークベルギーにも存在しており、各国の反イスラーム勢力とインターネットを通じて連携を取り合っている。

トミー・ロビンソンは結成以来、積極的にテレビなどに出演し、意見の主張や討論を行うことで団体の知名度を上げることに貢献したが、イスラム原理主義過激派思想から解放された若いムスリム達が立ち上げたQuilliam財団のメンバーや他のムスリムとコンタクトを取るうちに思想に変化が起こり、「過激派との闘い方を間違えていた」と考えるようになった。また、学校に通う子供を迎える自身に向けられる批判的な目を目の当たりにして、「自分が訴えたかったことではない」として「極右に支配された」EDLからの脱退を表明した[7]

脚注

関連項目

外部リンク