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「タッチ16」の版間の差分

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数時間でタッチ・タイピングが習得できる
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2020年1月25日 (土) 07:10時点における版

タッチ16とは、豊橋技術科学大学教授だった大岩元(現慶應義塾大学教授)が考案した、日本語入力を行うためのキー配列のひとつ(大岩, 高嶋 & 三井 1983)。16のキーで仮名が入力出来ることからこう呼ばれる。ローマ字入力とは違い行段式入力[1]のため、ア行も2ストロークとなっている。タッチ16はTUT-Codeのかな入力部分でもある。(大岩, 高嶋 & 三井 1983)によると数時間の修練でタッチ・タイピングが習得できる特徴を有する。

配列

以下に配列を示す。

タッチ16は左手が子音を、右手が母音を担当する。例えば、「いろは」と入力するとしよう。この場合、「あ」、「ら」、「は」と入力する。 また、濁音は子音と母音の間に▼を入力する。「が」なら「か▼」となる。半濁音は「子音→▼→子音→母音」と入力する。「ぱ」なら「は▼は」で入力する。ただ、このままでは4ストロークも要すことから、いくつかの改良版が存在する。

備考

タッチ16はかつてエプソンハンドヘルドコンピュータHC-88に実装されていた。

関連項目

外部リンク

参考文献

  • 大岩, 元、高嶋, 孝明、三井, 修「日本文タッチタイプ入力の一方式」『情報処理学会論文誌』第24巻第6号、情報処理学会、1983年11月15日、772-779頁、ISSN 1882-7764NAID 110002723830 

脚注

  1. ^ 1打目でア行、カ行……を選択し、2打目にア段、イ段……を選択することで目的の文字を出力させる方式。一部の携帯電話の文字入力でも採用されている。