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「石川川 (沖縄県)」の版間の差分

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== 参考文献 ==
== 参考文献 ==
* {{Cite book |author = |year = 2005年 |title = おきなわの川のはなし |publisher = 沖縄玉水ネットワーク |url = http://www.shimatate.or.jp/kenkyu/tamamizu/pdf/kawanohanasi.pdf |format=PDF }}
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* {{Cite journal|和書|author = 嶋津信彦 |date= 2011 |title = 2010年夏沖縄頭300水系における外来水生生物と在来魚の分布記録 |url = https://doi.org/10.18960/hozen.16.1_99|journal=保全生態学研究|publisher=日本生態学会|Volume=16|Issue=1|Pages=99-110 }}
* {{Cite journal|和書|author = 嶋津信彦 |date= 2011 |title = 2010年夏沖縄頭300水系における外来水生生物と在来魚の分布記録 |url = https://doi.org/10.18960/hozen.16.1_99|journal=保全生態学研究|publisher=日本生態学会|volume=16|issue=1|pages=99-110 }}
*{{Cite book |year = 2011年 |title = 石川川水系河川整備計画 |publisher =沖縄県 |Author= 沖縄県 |url = https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/kasen/kikaku/documents/16ishikawa_2.pdf |format = PDF }}
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2020年1月25日 (土) 18:47時点における版

石川川

地図

地図
種別 二級河川
延長 2.9 km
流域面積 10.31 km²
水源 うるま市
河口・合流先 金武湾
流域 うるま市
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金武湾(画像中央の奥付近に河口がある)
石川ダム(奥がダム本体)

石川川(いしかわがわ)は沖縄県うるま市を流れる二級河川[1]。河川延長2.9キロメートル、流域面積10.31平方キロメートル[1]

概要

うるま市と恩納村の境界付近にある丘陵地に端を発し、うるま市内を流下して金武湾に注ぐ[1]。丘陵地は石川岳(214.2メートル)に連なる石灰岩台地で[2]、最上流部には石川ダムが置かれており、周辺の農地で利用するために灌漑用水を取水している[1]支川としては普通河川のユマサ川と肥前川があり[1]、いずれも恩納村から流下している[3]

環境

上流部では河道周辺の植生としてリュウキュウマツの群生があり、他にはアカギハドノキホルトノキハマイヌビワイジュなどが多く見られる[4]。農地の中を流下する中流部ではパラグラスホテイアオイなどの水生植物が、感潮域となっている下流部の水際ではメヒルギなどのマングローブ林がある[4]

上流部にはテナガエビ類やサカモトサワガニなどの甲殻類が生息しているが、外来種のグッピーカワスズメなども確認されている[4][5]。中流部では魚類としてはハゼカダヤシなどのほか、カゲロウイトトンボなどの昆虫、テナガエビやモクズガニなどの甲殻類が生育しており、これらを餌とする鳥類としてバンシマアジなども生息する[4]。下流部ではボラなどのほかフタバカクガニなどがおり、中流部同様にこれらを餌とするバン・シマアジのほかダイサギなどが確認できる[4]

なお、2016年には上流部で全長167センチ、重さ18キロにもなるオオウナギが捕獲された[6]

参考文献

脚注

  1. ^ a b c d e 石川川水系河川整備計画(2011)、P.1
  2. ^ 平成21年度石川川河口域”. 沖縄県環境部環境保全課 (2013年4月1日). 2019年10月16日閲覧。
  3. ^ おきなわの川のおはなし(2005)、p.22
  4. ^ a b c d e 石川川水系河川整備計画(2011)、P.2
  5. ^ 嶋津(2011)、p.106
  6. ^ “珍しい! 沖縄で特大サイズのオオウナギ捕獲 全長167センチ”. 沖縄タイムス+. (2016年1月8日). https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/22554 2019年10月16日閲覧。