「和歌山港駅」の版間の差分
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|画像説明 = 和歌山港駅(2005年10月7日) |
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|よみがな = わかやまこう |
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|ローマ字 = WAKAYAMAKŌ |
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2020年2月14日 (金) 23:30時点における版
和歌山港駅 | |
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和歌山港駅(2005年10月7日) | |
わかやまこう WAKAYAMAKŌ | |
◄NK45 和歌山市 (2.8 km) | |
所在地 | 和歌山県和歌山市薬種畑 |
駅番号 | NK 45-1 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 | ■和歌山港線 |
キロ程 |
2.8km(和歌山市起点) 難波から67.0 km |
電報略号 | ワカコ |
駅構造 | 地上駅(築堤上) |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
504人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1971年(昭和46年)3月6日 |
乗換 | 南海フェリー |
備考 | 無人駅 |
和歌山港駅(わかやまこうえき)は、和歌山県和歌山市草種畑にある駅で、南海電気鉄道和歌山港線の終点。駅番号はNK45-1。
歴史
南海フェリーへの連絡駅としては、1956年(昭和31年)に開業した初代和歌山港駅(後の築港町駅)が存在していた。和歌山港のフェリー乗り場が移転するのに伴い、和歌山港線の延伸とともに、2代目の和歌山港駅として当駅が開業した。
年表
- 1971年(昭和46年)3月6日 - 和歌山港線水軒延伸と同時に開業。
- 2002年(平成14年)5月26日 - 当駅 - 水軒駅間廃止。これに伴い和歌山港線の終着駅となる。
- 2005年(平成17年)11月27日 - 和歌山市駅 - 当駅間の中間3駅(久保町駅・築地橋駅・築港町駅)が廃止。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 無人化。同時に特急サザン座席指定券の取り扱い・スルッとKANSAI 3dayチケットの販売(関西地域版)および交換(全国版、2day含む)も終了。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ盛土駅。2階に改札口とコンコース、3階にホームがある。有効長は8両編成分ある。トイレは改札内にあり、男女共用の水洗式である。なお改札外でトイレを利用する場合は南海フェリーの待合所を利用する。
改札口を出ると、そのまま南海フェリー南海四国ライン徳島方面乗り場への連絡通路(途中、動く歩道あり)に続いており、乗船口前に設置されている自動券売機で乗船券が購入できる[1]。フェリーの出航5分前に「ルージュの伝言」、乗り換え列車案内に「セシルの週末」、それぞれの曲が案内放送とともに流れている。
無人駅だが、列車発着時は改札前で南海フェリーの社員が乗り換えなどの案内を行う。
のりば
のりば | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 和歌山港線 | 和歌山市・関西空港・なんば方面 |
- 平日は普通7本、急行3本、特急サザン3本、土休日は普通9本、特急サザン2本のみ
和歌山港駅 - 水軒駅間が廃止されるまでは、1番線の線路が水軒方面に通じていた。2番線は開業当初から行き止まり式であった。
以前の駅名標は毛筆体で表記された古いもので、かつての隣駅であった水軒・築港町の廃止や2012年(平成24年)4月1日からの駅ナンバリング導入に際しても、隣駅名は本体と同じく毛筆体で「わかやまし」に修正し、駅番号はシールで番号を貼り付けるのみで対応した。その後、2013年になり新デザインに変更された。2019年時点ではさらに中国語・韓国語も併記したものに再更新されている。
利用状況
2018年(平成30年)度の調査結果では、1日平均乗降人員は504人である。乗降客数は減少傾向にあり、特に1998年の明石海峡大橋開通以降の落ち込みが著しくなっている。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
順位 |
---|---|---|
1980年 | 2,770 | |
1985年 | 2,494 | |
1990年 | 2,347 | |
1995年 | 2,176 | |
2000年 | 1,008 | |
2001年 | 905 | |
2002年 | 734 | |
2003年 | 667 | |
2004年 | 612 | |
2005年 | 609 | |
2006年 | 641 | |
2007年 | 654 | |
2008年 | 589 | |
2009年 | 509 | |
2010年 | 524 | |
2011年 | 484 | |
2012年 | 456 | 85位 |
2013年 | 438 | 85位 |
2014年 | 430 | 85位 |
2015年 | 457 | 85位 |
2016年 | 473 | 85位 |
2017年 | 485 | 85位 |
2018年 | 504 | 84位 |
駅周辺
駅名の通り和歌山港への最寄駅である。
地理
- 紀の川(一級河川)
- 紀の川河口大橋
- 和歌山県道16号和歌山港線
官公庁
和歌山港に関連する施設が建ち並んでいる。
その他
海沿いには工場、倉庫が多い。
路線バス
こちらも南海和歌山港線同様、フェリーとの接続に特化しているので注意を要する。比較的便数の多い隣の青岸橋バス停まで徒歩連絡することもできる。
隣の駅
- 県社分界点はかつては久保町駅という旅客駅であったが、同駅と和歌山市駅の間にあった築地橋駅・築港町駅とともに2005年(平成17年)11月27日に廃止された。なお県社分界点から当駅は和歌山県が第三種鉄道事業(保有)を行う区間であり、駅舎も和歌山県が所有している。南海電気鉄道は第二種鉄道事業者(運送)となる[4]。
廃止区間
- 南海電気鉄道
- 和歌山港線
- 和歌山港駅 (NK45-1) - 水軒駅
脚注
- ^ 南海のタッチパネル式自動券売機設置駅では、出発駅から和歌山港駅までの鉄道運賃と徳島までのフェリー運賃を組み合わせた割引乗車船券好きっぷ2000を発売している。
- ^ 和歌山県統計年鑑【南海電鉄各線駅別 1日あたりの乗降客数の推移】(和歌山県) (PDF)
- ^ 平成29年度和歌山県公共交通機関等資料集 (PDF)
- ^ “意外? 日本一短い鉄道は「和歌山県」だった 南海和歌山港線の不思議”. 乗りものニュース (2018年3月5日). 2018年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。