「坂元駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m JR東日本の駅構内図のサイトが公表された為、のりばの方面表記を再修正 |
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|画像説明 = 開業前の新駅舎(2016年6月) |
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|よみがな = さかもと |
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2020年2月15日 (土) 02:05時点における版
坂元駅 | |
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開業前の新駅舎(2016年6月) | |
さかもと Sakamoto | |
◄新地 (5.5 km) (4.9 km) 山下► | |
所在地 | 宮城県亘理郡山元町坂元字町東[注釈 1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 321.2 km(日暮里起点) |
電報略号 | サモ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
248人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)11月10日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
坂元駅(さかもとえき)は、宮城県亘理郡山元町坂元字町東にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。
概要
常磐線で宮城県に入って最初の駅である。当駅 - 岩沼駅間は仙台支社管轄となる。国鉄時代は水戸鉄道管理局(東京圏運行本部)の管轄であった。旧駅舎は2011年に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う津波によって駅施設及び線路が流出しており、現在、旧駅舎跡地周辺は更地となっている。
当駅は山元町の南部(旧)坂元村に位置する。
当駅における運行形態
歴史
- 1897年(明治30年)11月10日:日本鉄道の駅として開業[1]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 2009年(平成21年)3月14日:ICカード「Suica」サービス開始。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)3月5日:東日本旅客鉄道仙台支社が、震災前より山側に駅を移転させる計画を発表[6]。
- 2014年(平成26年)春頃:移設復旧工事に着工[7]。
- 2016年(平成28年)
駅構造
岩沼駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅。出札窓口・自動券売機・簡易Suica改札機設置。
高架駅。移設にともない単式ホーム1面1線に縮小され、常磐線では唯一交換設備の無い駅となる(ただし、行違い設備を増設する用地は確保されている)。ホーム上屋の柱は付近の橋梁に合わせ「あおぞら色」とされた[11]。
新駅舎は旧駅舎から西方へ約1km離れた国道6号線坂元交差点の南東の位置(坂元字町東)に移設された。国道を挟んで西側の旧6号線(陸前浜街道)との間の一帯には、新駅舎の開業に合わせて災害公営住宅をはじめとする住宅地の整備が進められており、ロータリー・駐車場・駐輪場が設けられている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 岩沼・仙台方面 |
上り | 相馬・原ノ町方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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改札口
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ホーム
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ホームから海側・旧駅跡を望む
東日本大震災発生前
旧駅舎は新駅舎からさらに東方の中浜部落にあった(坂元字二又1番地)。旧駅舎から国道6号まで一直線に道路(県道120号線)が伸びており、旧駅舎のすぐ東側を県道38号線(ストロベリーライン)が走っていた。
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)にともない発生した津波で駅の構内設備は消滅した。
島式ホーム1面2線を有する地上駅で[1]、ホームとは跨線橋で連絡。ホーム上には待合所が置かれていた。かつては相対式ホーム2面2線の構造であったが、近くの川が大雨のたびに氾濫したことから島式ホームに改良された。現在、旧駅周辺は更地になっている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 下り | 岩沼・仙台方面 |
2 | 上り | 相馬・原ノ町方面 |
鉄道復旧前は、常磐線代替バスが亘理駅~相馬間で運行されており、国道6号の停留所から乗り降りしていた。
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旧駅構内。駅舎手前の通路を通り跨線橋を上りホームへと行く(2006年6月20日)
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坂元駅旧駅舎(2008年1月20日)
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東北地方太平洋沖地震による津波で被災した後の坂元駅。ホームはえぐれ、跨線橋とコンクリート造の公衆トイレ以外は流失した(2011年5月撮影)
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震災後の旧駅構内。跨線橋は撤去され公衆トイレのみ残されている(2012年11月撮影)
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国道6号沿いに設置された代行バスの坂元停留場。この周辺にも津波が到達しその痕跡が残る(2013年1月撮影)
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旧駅舎跡地。周辺はほとんどが更地となっている(2016年7月撮影)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は248人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 506 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 484 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 486 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 466 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 433 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 427 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 419 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 403 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 383 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 356 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 331 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | ||
2012年(平成24年) | 85 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 86 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 97 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 97 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 135 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 227 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 248 | [利用客数 19] |
駅周辺
- 福島県道・宮城県道38号相馬亘理線
- 宮城県道120号坂元停車場線
- 国道6号(陸前浜街道)
- 宮城県道44号角田山元線
- 坂元タクシー
- 亘理警察署坂元駐在所
- みやぎ亘理農業協同組合坂元支所
- やまもと夢いちごの郷
- 山元町役場坂元支所
- 坂元郵便局
- 宮城野ゴルフクラブ
- 坂元川
- 戸花川
- 一の沢川
- 谷中川
- 国立病院機構宮城病院
- 山元町立坂元中学校
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ JR東日本・坂元駅情報より
出典
- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、22頁。
- ^ a b “新地駅時刻表”. 駅探. 2019年9月21日閲覧。
- ^ 東日本大震災:燃料を、電気を 死者4000人超す[リンク切れ]、毎日.jp、2011年3月24日閲覧、中段以降に「駅舎流失が常磐線坂元駅など3駅」の記載がある。
- ^ “JR常磐線・新地駅の内陸移設を地元自治体が要望”. 河北新報 (河北新報社). (2011年6月3日). オリジナルの2011年6月7日時点におけるアーカイブ。
- ^ JR常磐線 宮城・山元町長、内陸迂回案に理解求める[リンク切れ] - 河北新報 2011年8月6日
- ^ “常磐線の復旧について”. 東日本旅客鉄道仙台支社 (2012年3月5日). 2013年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年3月7日閲覧。
- ^ “常磐線(駒ヶ嶺〜浜吉田間)の復旧について” (PDF). 東日本旅客鉄道水戸支社 (2012年9月27日). 2014年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年9月29日閲覧。
- ^ “常磐線・駒ヶ嶺-浜吉田間 移設工事14年春着工”. 河北新報 (河北新報社). (2012年9月28日). オリジナルの2012年10月8日時点におけるアーカイブ。 2013年4月26日閲覧。
- ^ “常磐線相馬~浜吉田間の運転再開日の決定について” (PDF). 東日本旅客鉄道仙台支社 (2016年7月28日). 2016年7月28日閲覧。
- ^ “常磐線相馬~浜吉田間運転再開に伴う営業キロの変更及び運賃の適用等について” (PDF). 東日本旅客鉄道仙台支社 (2016年10月12日). 2016年10月12日閲覧。
- ^ JR東日本 常磐復興工事区 (2016年6月). “常磐線 駒ヶ嶺・浜吉田間鉄道復旧工事情報「つなげよう、常磐線!」第12号” (PDF). 山元町. 2016年10月15日閲覧。
利用状況
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。