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2020年2月15日 (土) 06:12時点における版

下金山駅
駅舎(2017年8月)
しもかなやま
Shimo-Kanayama
T32 山部 (8.0 km)
(6.9 km) 金山 T34
地図
所在地 北海道空知郡南富良野町字下金山
北緯43度11分50.32秒 東経142度24分55.5秒 / 北緯43.1973111度 東経142.415417度 / 43.1973111; 142.415417 (下金山駅)
駅番号 T33
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 74.7 km(滝川起点)
電報略号 シモ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1913年大正2年)10月1日
備考 無人駅
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下金山駅(しもかなやまえき)は、北海道空知郡南富良野町字下金山にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線である。駅番号T33電報略号シモ

歴史

1977年の下金山駅と周囲約750m範囲。下が新得方面。駅表北側の空き地が東京大学農学部管轄の貯木場跡で、森林鉄道は本線脇を並行して北上し、東へ向きを変えて演習林へ向かっていた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

  • 単式1面1線ホームを持つ地上駅無人駅
  • 以前は島式ホームと貨物ホームがあったが、貨物ホームと島式ホームの1線が撤去され、島式ホームの半面使用の単式ホームになっている。

利用状況

  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[1]
  • 2012 - 2016年(平成24 - 28年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は2.2人[2]
  • 2013 - 2017年(平成25 - 29年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は2.4人[3]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗車人員(特定の平日の調査日)平均は3.0人[4]、乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[5]

駅周辺

下金山の集落がある。駅前の道路沿いに住宅等がある。西側は山地である。近隣に東京大学の演習林が広がる。

西達布森林鉄道

1921年から1954年にかけて、東京大学演習林内から下金山駅の貯木場まで森林鉄道(北海道演習林・西達布森林鉄道)が稼働しており、木材の積み出しが行われていた。

  • 1921年(大正10年)3月:東京帝国大学が同大学北海道演習林内の西達布-川口間10.8kmに馬車軌道の森林軌道敷設。
  • 1925年(大正14年)7月:富士製紙が演習林内軌道終点の川口より下金山駅土場までの2.1kmに軌道を敷設。
  • 1927年(昭和2年)3月:東京帝国大学が富士製紙の軌道を買収。蒸気機関車2台を導入し、西達布-下金山駅土場への西達布森林鉄道本線約13km運用。
  • 時期不詳:老節布川軌道、川松沢軌道、岩魚沢軌道、奥の沢軌道、西達布川本流軌道等支線延長。
  • 1952年(昭和27年):東京大学農学部北海道演習林・西達布森林鉄道廃止。
  • 1954年(昭和29年):軌道撤去。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
根室本線
快速(下り「狩勝」のみ停車)・普通
山部駅 (T32) - 下金山駅 (T33) - 金山駅 (T34)

脚注

  1. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道株式会社. p. 6 (2016年3月28日). 2017年12月10日閲覧。
  2. ^ "駅別乗車人員(2016)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 8 December 2017. p. 2. 2018年8月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月17日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  3. ^ "根室線(富良野・新得間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月18日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月18日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  4. ^ 根室線(富良野・新得間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。

関連項目

外部リンク