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「名古屋港駅 (JR貨物)」の版間の差分

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|画像 = Nagoya Minato Station (Japan Freight Railway Company) 01.JPG
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2020年2月15日 (土) 10:02時点における版

名古屋港駅
駅構内。
写真中央が名古屋資材センター、その右側が着発線。
なごやみなと
Nagoya Minato
(信)八幡(5.0km)
地図
名古屋市港区熱田前新田字中川東
北緯35度5分47.1秒 東経136度52分45.7秒 / 北緯35.096417度 東経136.879361度 / 35.096417; 136.879361座標: 北緯35度5分47.1秒 東経136度52分45.7秒 / 北緯35.096417度 東経136.879361度 / 35.096417; 136.879361
所属事業者 日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 東海道本線貨物支線
(通称:名古屋港線
キロ程 6.2 km(山王信号場起点)
電報略号 ナミ
駅構造 地上駅
開業年月日 1911年(明治44年)5月1日
備考 貨物専用駅
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駅南側の跡地
看板のみ残る南側の跡地

名古屋港駅(なごやみなとえき)は、愛知県名古屋市港区熱田前新田字中川東にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。東海道本線貨物支線(通称:名古屋港線)の終点。

歴史

1907年名古屋港が開港場の指定を受け、貨物を鉄道輸送するために港に最初に開設された貨物駅である。開業以来港における車扱貨物輸送の拠点の一つとなっていたが、コンテナの登場により車扱貨物輸送は衰退し、当駅の役割も小さくなっていった。現在は名古屋貨物ターミナル駅に駅業務のほとんどを移譲している。

かつて駅構内は現在のガーデンふ頭一帯に広がり、東陽倉庫や現在名古屋港水族館やハーバーガーデンとなっている場所にあった倉庫群へ専用線や構内側線が続き、船舶との提携輸送を行っていた。また駅北側にある東邦理化港工場や東邦ガス港明工場(1998年閉鎖。現在はららぽーと名古屋みなとアクルス)への専用線もあり、貨物輸送を行っていた。

2000年頃までは日産化学工業の荷役線があり、化学薬品輸送タンク車が乗り入れ、タンクローリーを横付けしての荷役作業が行われていた。化学薬品はタンクローリーで駅の中川運河を挟んで対岸にある同社名古屋工場へ輸送されていた。到着する化学薬品は、速星駅発送の希硝酸神岡鉱山前駅発送の濃硫酸などであった。

名古屋港線で野球観戦者輸送用の旅客列車名古屋駅 - ナゴヤ球場正門前駅)が運行されていた1987年から1994年の間は、車両留置場となっていた。

また開業時からしばらく夏季に限り旅客営業を行っていたこともあったが、廃止になった。

近年では、名古屋や名古屋港の再開発によって旅客需要が伸びてきているため、再び旅客運送を開始する声が高まってきている[誰?]ものの、路線のほとんどを名古屋市営地下鉄名港線が並行しているため実現の目途は立っていない。

駅構造

当駅は、車扱貨物の取扱駅である。

地上駅で、現在は着発線2本と、ほとんど使用されていない側線が残っているだけである。着発線の西側に隣接して東海旅客鉄道(JR東海)名古屋資材センターがあり、ここからレールが発送されている。このレールを輸送するために、稲沢駅との間に不定期の専用貨物列車キヤ97形ディーゼルカーを貨車扱い(DE10形ディーゼル機関車が気動車を牽引する)として運行されている。

現在駅構内は北側のみ残り、線路は金城ふ頭線(名古屋市道金城埠頭線)の跨線橋の下で途切れているが、かつては跨線橋の南側、更には今の名古屋港ガーデン埠頭の敷地やその東側まで広がっていた。跡地の一部は名古屋港シートレインランド、シートレインランド駐車場、アルカンシエル名古屋、名古屋港管理組合の月極駐車場に再利用されている。

駅周辺

隣の駅

日本貨物鉄道
東海道貨物支線(名古屋港線)
名古屋駅 - (山王信号場) - (八幡信号場) - 名古屋港駅

脚注

関連項目

外部リンク