「サイバーダイン」の版間の差分
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*[[2017年]](平成29年) - 第3回[[日本ベンチャー大賞]]内閣総理大臣賞<ref>[http://www.meti.go.jp/press/2016/02/20170220006/20170220006.html 第3回「日本ベンチャー大賞」の受賞者を決定しました!] [[経済産業省]]経済産業政策局産業再生課新規産業室(2017年2月20日)2019年12月22日閲覧</ref> |
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2020年2月27日 (木) 13:00時点における版
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒305-0818 茨城県つくば市学園南二丁目2番地1[1] |
設立 | 2004年6月24日 |
業種 | 精密機器 |
法人番号 | 8050001016537 |
事業内容 | 医療福祉機器および医療福祉システムの研究開発等 |
代表者 | 山海嘉之(代表取締役社長) |
資本金 | 165億1,176万7千円 |
売上高 |
連結:12億6,490万2千円 単体:10億1,241万2千円 (2016年3月期) |
営業利益 |
連結:▲12億9,213万2千円 単体:▲12億7,791万4千円 (2016年3月期) |
経常利益 |
連結:▲7億1,007万9千円 単体:▲6億8,522万6千円 (2016年3月期) |
純利益 |
連結:▲7億1,805万7千円 単体:▲6億8,900万4千円 (2016年3月期) |
純資産 |
連結:270億6,393万4千円 単体:271億3,298万2千円 (2016年3月31日時点) |
総資産 |
連結:475億3,447万0千円 単体:475億3,306万0千円 (2016年3月31日時点) |
従業員数 |
連結:158名 単体:114名 (2016年3月31日時点) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 |
山海嘉之 86.09% 大和ハウス工業株式会社 3.07% GCAS BANA LONDON US CLIENT 0.41% STATE STREET LONDON CARE OF STATE STREET BANK AND TRUST,BOSTON SSBTC A/C UK LONDON BRANCH CLIENTS UNITED KINGDOM 0.37% ドイツ証券株式会社 0.31% BBH FOR MATTHERS JAPAN FUND 0.26% UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUN 0.25% (2016年3月31日現在・議決権ベース) |
主要子会社 |
Cyberdyne Care Robotics GmbH 75.1% ドイツ 鈴鹿ロボケアセンター株式会社 100.0% 湘南ロボケアセンター株式会社 100.0% 大分ロボケアセンター株式会社 100.0% |
外部リンク | https://www.cyberdyne.jp/ |
CYBERDYNE株式会社(サイバーダイン、英名:CYBERDYNE Inc.)は、つくば市学園南二丁目にあるサイバニクス (Cybernics) 技術に関連する研究開発、製造、販売、保守管理を行っている企業である。具体的な製品としては、パワードスーツ(同社の呼称では装着型サイボーグ[2]あるいはロボットスーツ[3])、掃除用ロボット[4]などである。
概要
2004年に筑波大学教授の山海嘉之によって設立された[5]。
HALを製造していることで知られる。これは、装着することによって身体機能を拡張・増幅・補助することができる世界初のサイボーグ型ロボットであり、製品としてレンタル方式およびリース方式でのみ提供されていた[6]。これは山海が「今はまだ黎明期の技術で開発の進化が早いため、購入した製品がわずか1 - 2年で旧機種扱いになるのはユーザーに申し訳ない。」と考えており、またレンタルだと提供した全製品を自社で管理出来るため新機種への移行も比較的容易で、どのように使われているかも把握しているため、悪用への抑止効果もあるという。 2015年11月、厚生労働省はHALの製造・国内販売を承認した[7][8]。
社名の由来
社名は、映画「ターミネーターシリーズ」に登場する企業と同じである。その縁で、2009年の『ターミネーター4』公開時には、監督のマックGと山海が対談した。この中で山海は、「私の学術の分野の名称が『サイバニクス』といいます。『サイバニクスを要する分野の技術を使って、力を作り出す』ということで、力を意味する『ダイン』。サイバニクス+ダインで、サイバーダインというわけです。ただ、私は18時を過ぎますと、『ターミネーター』が大好きです、と答えるようにしています(笑)」と述べた。また、パワードスーツの名称「HAL」が映画『2001年宇宙の旅』に登場するコンピューターと同じである点については、「Hybrid Assistive Limbの略[9]」であると説明している[10]。
沿革
- 2004年(平成16年)6月 - 会社設立。
- 2007年(平成19年)6月 - 筑波大学などとともに、HALの開発で経済産業大臣賞受賞。
- 2008年(平成20年)7月 - 大和ハウス工業とHALの販売につき代理店契約締結。
- 2009年(平成21年)1月 - HAL福祉用の初期モデルを製造販売開始。
- 2013年(平成25年)7月 - 富士重工業よりクリーンロボット事業を譲受。
- 2014年(平成26年)3月 - 東京証券取引所マザーズ上場。
- 2019年(令和元年)12月 - 提携先のスタートアップとともに「サイバニクスEXPO」を初開催[11]。
受賞
脚注
- ^ 土地区画整理事業の換地処分により、2014年(平成26年)6月28日、同市学園南D25街区1より変更。
- ^ HALについてサイバーダイン(2019年11月23日閲覧)
- ^ 「サイバーダイン 連携企業を公募/情報融合分野 産業創出へ」茨城新聞クロスアイ(2019年11月7日)2019年11月23日閲覧
- ^ 清掃ロボットHALについてサイバーダイン(2019年11月23日閲覧)
- ^ “会社情報 - CYBERDYNE”. サイバーダイン株式会社. 2011年1月25日閲覧。
- ^ Charlie Sorrel (2011年1月11日). “日本のパワードスーツ『HAL』、CESでデモ”. WIRED.jp. 2011年1月25日閲覧。
- ^ 「筑波大発VBの装着型ロボ、医療機器に初承認」日本経済新聞ニュースサイト(2015年11月26日)2019年11月23日閲覧
- ^ 歩行助ける装着型ロボット「HAL」、製造販売を承認[リンク切れ]読売新聞ヨミドクター
- ^ ヒューマンドキュメント・医療機器を開発した人たち「ロボットスーツHAL」開発物語日経デジタルヘルス(2014年8月27日)2019年11月23日閲覧
- ^ 映画「ターミネーター4」マックG監督×サイバーダイン・山海教授インタビュー~日本マスコミ独占フッテージ映像で判明した情報もレポート!Robot Watch(2009年3月19日)2019年12月22日閲覧
- ^ 「サイバーダイン、都内でEXPO初開催 新製品も紹介」日本経済新聞ニュースサイト(2019年12月16日)2019年12月22日閲覧
- ^ 産学官連携功労者表彰 過去の受賞者[リンク切れ]]内閣府
- ^ 第3回「日本ベンチャー大賞」の受賞者を決定しました! 経済産業省経済産業政策局産業再生課新規産業室(2017年2月20日)2019年12月22日閲覧