「BAT (企業群)」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
抵抗⇒似ている |
|||
1行目: | 1行目: | ||
'''BAT'''(バット)は、[[中華人民共和国|中国]]の大手[[情報技術|IT]]系企業3社である、[[百度|Baidu]](百度、バイドゥ)、[[ |
'''BAT'''(バット)は、[[中華人民共和国|中国]]の大手[[情報技術|IT]]系企業3社である、[[百度|Baidu]](百度、バイドゥ)、[[アリババグループ|Alibaba]](阿里巴巴集団、アリババ)、[[テンセント|Tencent]](騰訊、テンセント)の頭文字を1つずつとった語であり<ref>{{Cite web |url=https://kotobank.jp/word/BAT-1711642 |title=BAT(バット)とは |accessdate=2019-11-22 |author=デジタル大辞泉 |authorlink=大辞泉 |website=コトバンク }}</ref>、これらの企業の総称でもある。 |
||
== 概要 == |
== 概要 == |
2020年3月1日 (日) 07:01時点における版
BAT(バット)は、中国の大手IT系企業3社である、Baidu(百度、バイドゥ)、Alibaba(阿里巴巴集団、アリババ)、Tencent(騰訊、テンセント)の頭文字を1つずつとった語であり[1]、これらの企業の総称でもある。
概要
近年、アメリカの大手IT系企業を指すGAFA(Google、Amazon.com、Facebook、Apple)やFAANG(Facebook、Apple、Amazon.com、Netflix、Google)といった巨大インターネット関連企業の頭文字をそれぞれとってつくられる言葉が一般的にニュースなどでも頻繁に使用されるようになってきたが、それと似ている中国の主要巨大企業である上記3社の頭文字を、GAFAやFAANGなどになぞらえてつくられた言葉がBATである。これら3社は、急速に発展している中国国内でも圧倒的な存在感を示している[2][3]。
GAFAやFAANGなどもBATと同じような使用用途で使用されるが、日本ではまだ馴染みが薄く[4]、そこまで「BAT」という言葉が多用されることは少なかった。しかし、近年ネットニュース以外でも新聞やテレビなどでも多く使用されるようになっている。また、LINEとZホールディングス(ヤフー)の経営統合にも、GAFAとともに影響を与えたとされ、国内の主要な大型企業にも影響を与えている[5][6]。
また、この従来のBATに加え、Huawei(華為技術、ファーウェイ)を加えて頭文字をとった総称であるBATH(バス)と呼ばれる語もある[7]。
脚注
出典
- ^ デジタル大辞泉. “BAT(バット)とは”. コトバンク. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “MITTR主催「BATはポストGAFA時代を制するのか? 」のご案内”. MIT Technoligy Review. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “China's BAT: Baidu, Alibaba & Tencent” (英語). Peter Diamandis. 2019年12月17日閲覧。
- ^ 福田直之. “巨大ITはGAFAだけじゃない 中国「BAT」とは?”. 朝日新聞 DIGITAL. 2019年11月22日閲覧。
- ^ NHK. “孫社長「勝者総取りの世界」ヤフー・LINE経営統合の背景は”. NHK NEWS WEB. 2019年11月22日閲覧。
- ^ 土本 学. “「GAFAやBAT対抗の第三極を」「ALL JAPANで連携を呼びかけたい」―ヤフー・LINE経営統合”. Media Innovation. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “【GAFAだけじゃない!】話題のBATHとは!中国vs米国、どちらに軍配が上がる?”. Geekly. 2019年11月22日閲覧。