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「ゴールデンナイター (ぎふチャン)」の版間の差分

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== 放送試合の特徴 ==
== 放送試合の特徴 ==
[[岐阜放送]]は、東海地区民放ラジオ局で長らく唯一[[中日新聞社]]の資本がなかった([[岐阜新聞]]子会社で競合関係にあることや、中日資本の[[CBCラジオ]]・[[東海ラジオ放送]]とサービスエリアの多くが重なることによる[[放送法]]の問題もある。他の民放各局は[[Radio NEO]]以外のFM<ref>[[木下グループホールディングス]]傘下。</ref>と、中波全てに中日の資本が入る。特に経営破綻前の[[エフエム岐阜|岐阜エフエム放送]]は岐阜新聞・中日新聞の共同出資だった<ref>経営破綻後に[[新旧分離]]方式で設立された新社『エフエム岐阜』は、[[エフエム愛知|FM AICHI]](中日も出資)・[[エフエム東京|TOKYO FM]]・[[ジャパンエフエムネットワーク|JFNC]]が主体となって設立されたため、両紙との直接の資本関係はないが、ニュース提供は2014年3月まで引き続き両社で行っていた(4月より中日に一本化)。</ref>)ために、[[中日ドラゴンズ]]戦のホームゲーム([[ナゴヤドーム]]など)を放送する権利が長年なかった。なお、2015年3月31日現在では中日新聞社が岐阜放送の第5位株主となっているが<ref>出典:[[日本民間放送連盟]] 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、355-356頁。</ref>、サービスエリアとの関係上放送権の制限は2017年まで変化していなかった。
[[岐阜放送]]は、東海地区民放ラジオ局で長らく唯一[[中日新聞社]]の資本がなかった([[岐阜新聞]]子会社で競合関係にあることや、中日資本の[[CBCラジオ]]・[[東海ラジオ放送]]とサービスエリアの多くが重なることによる[[放送法]]の問題もある。他の民放各局は[[Radio NEO]]以外のFM<ref>[[木下グループホールディングス]]傘下。</ref>と、中波全てに中日の資本が入る。特に経営破綻前の[[エフエム岐阜|岐阜エフエム放送]]は岐阜新聞・中日新聞の共同出資だった<ref>経営破綻後に[[新旧分離]]方式で設立された新社『エフエム岐阜』は、[[エフエム愛知|FM AICHI]](中日も出資)・[[エフエム東京|TOKYO FM]]・[[ジャパンエフエムネットワーク (企業)|JFNC]]が主体となって設立されたため、両紙との直接の資本関係はないが、ニュース提供は2014年3月まで引き続き両社で行っていた(4月より中日に一本化)。</ref>)ために、[[中日ドラゴンズ]]戦のホームゲーム([[ナゴヤドーム]]など)を放送する権利が長年なかった。なお、2015年3月31日現在では中日新聞社が岐阜放送の第5位株主となっているが<ref>出典:[[日本民間放送連盟]] 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、355-356頁。</ref>、サービスエリアとの関係上放送権の制限は2017年まで変化していなかった。


そのため長年、[[アール・エフ・ラジオ日本]](RF)が制作・配給する[[読売ジャイアンツ]]戦(ホームゲームのほぼ全試合とビジターゲームのうち中日、[[東京ヤクルトスワローズ]]戦以外の試合)を中心とした編成で放送を行っている。従って東海地区ラジオ局では巨人戦中継の割合が一番多い(他局は中日vs巨人戦=ホーム・ビジターとも、あるいは中日戦が雨天中止やデーゲームなどでナイターが行えない日のサブカードで放送されるので放送試合数は限られる)。このため、[[テレビ東京]]の巨人戦が増える前のテレビでは中日戦中心、ラジオは巨人戦中心という現象が生じていた。
そのため長年、[[アール・エフ・ラジオ日本]](RF)が制作・配給する[[読売ジャイアンツ]]戦(ホームゲームのほぼ全試合とビジターゲームのうち中日、[[東京ヤクルトスワローズ]]戦以外の試合)を中心とした編成で放送を行っている。従って東海地区ラジオ局では巨人戦中継の割合が一番多い(他局は中日vs巨人戦=ホーム・ビジターとも、あるいは中日戦が雨天中止やデーゲームなどでナイターが行えない日のサブカードで放送されるので放送試合数は限られる)。このため、[[テレビ東京]]の巨人戦が増える前のテレビでは中日戦中心、ラジオは巨人戦中心という現象が生じていた。

2020年3月2日 (月) 10:25時点における版

ゴールデンナイター
ジャンル プロ野球中継(巨人戦)
放送方式 生放送
放送期間 2018年 -
放送時間 火曜 - 金曜(不定期) 17:57 - 21:00
(最大延長21:30)
放送局 岐阜放送ラジオ
ネットワーク アール・エフ・ラジオ日本
出演 ラジオ日本ジャイアンツナイター#出演者を参照
公式サイト 公式サイト
特記事項:
2017年までは『ダイナミックナイター』と題して放送。また、中日ドラゴンズ主催試合の放送が無かった。
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ゴールデンナイター』は、岐阜放送ラジオが年度上半期(4月 - 9月)に行っているナイター中継のタイトルである。

タイトルは、『ダイナミックナイター』→『岐阜ラジオダイナミックナイター』(ぎふラジオダイナミックナイター)→『AM岐阜ラジオ ダイナミックナイター』(エイエムぎふラジオ ダイナミックナイター)→『ダイナミックナイター』→『ぎふチャン ダイナミックナイター』と変遷しており、2018年度に『ゴールデンナイター』と改題された。また、デーゲーム中継では『エキサイトスタジアム』という名称で放送されていた。

ぎふチャン公式サイトやradiko番組表上では局名は入らず、タイトルのあとに西暦が入る(2018年度では「ゴールデンナイター2018」)が、番組中のタイトルコールには「ぎふチャン ゴールデンナイター」と頭に局名が入る。

放送試合の特徴

岐阜放送は、東海地区民放ラジオ局で長らく唯一中日新聞社の資本がなかった(岐阜新聞子会社で競合関係にあることや、中日資本のCBCラジオ東海ラジオ放送とサービスエリアの多くが重なることによる放送法の問題もある。他の民放各局はRadio NEO以外のFM[1]と、中波全てに中日の資本が入る。特に経営破綻前の岐阜エフエム放送は岐阜新聞・中日新聞の共同出資だった[2])ために、中日ドラゴンズ戦のホームゲーム(ナゴヤドームなど)を放送する権利が長年なかった。なお、2015年3月31日現在では中日新聞社が岐阜放送の第5位株主となっているが[3]、サービスエリアとの関係上放送権の制限は2017年まで変化していなかった。

そのため長年、アール・エフ・ラジオ日本(RF)が制作・配給する読売ジャイアンツ戦(ホームゲームのほぼ全試合とビジターゲームのうち中日、東京ヤクルトスワローズ戦以外の試合)を中心とした編成で放送を行っている。従って東海地区ラジオ局では巨人戦中継の割合が一番多い(他局は中日vs巨人戦=ホーム・ビジターとも、あるいは中日戦が雨天中止やデーゲームなどでナイターが行えない日のサブカードで放送されるので放送試合数は限られる)。このため、テレビ東京の巨人戦が増える前のテレビでは中日戦中心、ラジオは巨人戦中心という現象が生じていた。

また、地元である長良川球場で巨人がホームゲームを行う場合、中継そのものはラジオ日本が主導となって制作するが、ネット局であるGBSはその中継に対しての技術協力を行っている(2012年の対広島戦において、実況アナが「ぎふチャンのスタッフの方々が…」と、コメントをしたことがある)。また試合の主催は読売新聞社・報知新聞社・日本テレビだが[4]、後援として中京テレビ放送・岐阜新聞社・岐阜放送が名を連ねている。

RFが中日主催の試合を中継する場合には、CBCラジオ制作(2014年度までは裏送り、2015年度は放送実績なし。裏送り時代は実況はCBCの解説者・アナウンサーが担当するが、レポーターはRFのアナウンサーが出演)[5]となるものの、GBSでは放送されず独自の音楽番組(『GO!GO!ミュージックナイター』。かつては『ダッシュ一番歌謡曲』や『岐阜放送ミュージックナイター』というタイトルであった)を放送していた。ただし、オールスター日本シリーズは中日主管であっても球団の主催ではなく、日本野球機構主催となるため、GBSでも放送される。その際には、RFが主体になって実況スタッフを派遣する。また、以前はRFから裏送りで在京パ・リーグ球団主催の試合を放送したこともある。ただ2006年度から2015年度までは、巨人戦の中継はホームゲームと一部の横浜DeNAベイスターズ阪神タイガースとのビジター戦を中心としたものになり、上述の各試合以外はRF制作のレインコート番組や千葉ロッテマリーンズ主催試合(2014年度まで)などに差し替えるケースが増えていた。

1990年代に長良川球場で広島東洋カープ主催の中日戦が開催された際には、放送権が広島球団側にあるためか、年度によってCBC裏送りの中継がGBSにネットされたり、RFが直接乗り込み、GBSの技術協力および自社でのネット受けで放送されたりした。

2008年度より岐阜ラジオの愛称が「ぎふチャン」に改められたこと(2007年11月制定)に当たり、番組タイトルから局名を外した『ダイナミックナイター』に変更。ジングルも2007年まで使用していたものから「岐阜ラジオ」の部分を取り除いて使用、その後は改めて「ぎふチャン」が入ったものに差し替えている。

なお、巨人は2007年以後段階を追って土曜日・日曜日・祝日にデーゲームをホーム・ビジターを問わず頻繁に開催するようになったが、このうち巨人主催ホームゲームのデーゲームは、2009年から2014年まではRFから裏送りで生中継されていた。これは、RFがこの時間に行っている競馬実況中継をGBSはネット受けしていないためである。RFはナイター枠で撮って出しで中継するため、GBSのナイター枠は『ダッシュ一番歌謡曲』等自社制作番組を放送していた。なお、これらの事情により、特に土日の巨人主催のデーゲームは、全国で唯一、ぎふチャンだけが生放送で中継するというケースもあった(特にヤクルト戦やDeNA戦)。なお2015年度からは土日のRFのデーゲーム中継自体が廃止されている。

また、CBCラジオは2010年度から、東海ラジオは2011年度(日曜は2010年度)から、土曜・日曜において中日がデーゲームを行った場合のナイター中継を行わない方針となったため、GBSは中京圏で唯一、土・日のナイターの定時放送枠を維持するラジオ局となったが、GBSも2017年から土・日のナイターの放送を取りやめた。

その他、2013 ワールド・ベースボール・クラシックについてはラジオ日本での中継は行われなかったが、東海ラジオやCBCラジオがネット受け(前者はニッポン放送・後者はTBSラジオ)を含めて中継しなかったため、GBSがニッポン放送からのネット受けで放送したが(国内で行われた試合のみ)、2017年大会は東海ラジオへのネットへ変更された。

また、都市対抗野球大会に岐阜県勢(西濃運輸硬式野球部など)が出場する場合、GBSはナイターの時間帯に『都市対抗野球大会実況中継』と題し、岐阜県勢の試合中継を放送する場合がある(実況はRFのアナウンサー、もしくは関東を活動拠点とするフリーアナウンサーが起用される)。

2016年度からは、RFラジオ日本とTBSラジオの提携が本格的に再開され、TBSラジオをキー局とするJRNの加盟各局との相互連携により、巨人戦は主催・ビジターを問わず年80試合以上が放送されたが[6][7]、中日主催試合の放送については従来通り放送されなかった。また、ラジオ日本とCBCラジオの双方がJRN本番カードとしての巨人ビジターゲーム中継をネット受けする場合も、原則としてぎふチャンへはネットされなかった[8]

中日が関与しない巨人主催試合やDeNA主催の巨人戦でも時折RFとTBS-JRNが別制作することがあるが、この場合GBSがそのままRFからネット受けするか、CBCとの競合時と同様にレインコート番組を放送するかはその時々により異なった。

2018年は、ぎふチャンへの中日新聞の資本参加、TBSラジオの野球中継撤退などの諸情勢の変化から、中日が関与する試合についてもCBC制作分を含めて放送されることになった。しかしラジオ日本やラジオ関西が中継する試合をぎふチャン独自番組に差し替えを行う試合[9]も引き続きあるため、中継試合はRFやCRKより少ない33試合にとどまることとなる。タイムテーブル上でも差し替え番組にあたる『Nine oh! for you』の方が定時番組扱いとなり、本番組は事実上特別番組扱いとなった。

2019年についても引き続き2018年と同様の体制となるが、ラジオ日本やラジオ関西が中継する試合をぎふチャン独自番組に差し替えを行う試合も引き続き設定されるため、中継試合は28試合となる予定。

制作担当局(2016・2017年)

地域(球団)/曜日 火・水・木
基本系列 JRN[* 1]
北海道 HBC
宮城 TBC[* 2]
関東[* 3]西[* 4] RF/TBS[* 5]
東海 中日主催試合の放送はなし[* 6]
関西[* 4] ABC[* 7]/RF MBS/RF
広島 RCC[* 8][* 7]
福岡 RKB[* 7]
  1. ^ 土・日の当該ホームゲームのナイターはLF-MBSライン予備兼用となり、LF(ニッポン放送)も加えた変則ネットになることがある。
  2. ^ 水・木・金の場合、TBCは自社放送分をNRNネットとするため裏送りとなる。
  3. ^ ヤクルト主催試合の放送はできない(日本シリーズおよび本拠地球場開催のオールスターゲームを除く。ヤクルトのビジターゲームは放送可能)。
  4. ^ a b TBSは巨人、在阪2局は阪神の試合を優先するため、DeNA・ロッテ・西武が主催する試合は、全国ネット本番となることが多い対巨人戦と在阪局が自社制作を見送った場合の阪神戦を除いて、裏送り供給や予備待機を兼ねた素材収録・取材のみとなる試合が多い。
  5. ^ 日本ハム・ソフトバンク主催試合が関東で開催された際は、HBC・RKBが乗り込むかTBSに委託するかはその時々により異なるが、日本ハム戦の場合は関東圏在住のHBC解説者が出演することがある。また楽天主催試合が関東で開催された際は、自社で放送する火曜日はTBCが制作するが、裏送りとなる水・木・金曜はTBS(対日本ハム戦ではHBCの場合あり)に委託することがある。なお一部試合をRF制作によりJRN系列各局向けに放送する試合、およびTBS制作のものをRF・GBS・CRK(GBS・CRKは火-金曜のみ)に放送する試合があるが、平日はGBSとCBCがJRNナイターで同じカードを放送しないことを踏まえ、「巨人対中日」戦である時はJRNナイターをTBS制作(名古屋地区はCBCがネット)のみとし、GBS向けにはRFが別に制作したものを放送するため、RF制作がJRNナイターとなることはない。また、「ヤクルト対中日」の裏開催の巨人主催試合やDeNA・阪神主催の巨人戦がJRNナイターとなった場合にRFが別制作した場合も、同様にGBSではRF制作分を放送するが、まれに中日対巨人戦のJRNナイター時と同様に雨傘番組や特別番組に振り替えることがある。
  6. ^ 中日主催試合はGBS向けには放送しない。またCBCラジオが中日戦以外のJRNナイターをRF・CRKに放送する場合も同様に予備カードからの昇格である場合も含めGBSに放送しないが、後者の場合、RFが同一カードを別制作した場合は編成によりRF制作分をGBSで放送することがある。
  7. ^ a b c 過去にABC、RCC、RKB制作(または技術協力)でRF向け裏送りがあった
  8. ^ 水 - 金の場合、RCCは自社放送分をNRNネットとするため裏送りとなる。

放送時間

  • ゴールデンナイター:火曜日 - 金曜日 17:57 - 21:00(最大延長21:30) - 2013年までは月曜ナイター、2016年までは土・日曜ナイターも中継していた。また2017年までは試合終了まで放送していた。
  • エキサイトスタジアム(過去):土曜日 - 13:55 - 17:00、日曜日 13:55 - 16:00(土曜・日曜とも延長なし) - 2011年までは平日デーゲームも中継していた。2012年は土・日のみとなるうえ、競艇中継がある場合はネットしないようになった。2014年度限りで廃止。
    • ナイター中止時、中継カードが無い場合は予備番組の項目を参照。
    • 試合が21:00までに終わらない場合、21:00から放送の「ミュージックスペース」を短縮もしくは休止して対応[10]するため、『ぬくもり On Time』以後は通常放送[11]
    • ナイターオフ編成中(10月 - 3月)の試合(開幕直後や消化試合)についても、この期間にラジオ日本が巨人戦の野球中継に差し替えた場合にはそのままネット受けし、『ゴールデンナイター』の放送が行われる。

予備番組

曜日 RFで元から放送予定がない場合
(※巨人ビジターで放送できない一部の試合含む)
元から巨人非関与の試合がRFで放送される場合
ぎふチャンの都合でナイター中継を編成しない日
放送予定試合が中止になった場合 土・日曜にRFが野球中継を行う場合
火曜 - 金曜 17:57 - 18:00 インフォメーション
18:00 - 21:00 Nine oh! for you
予備試合[12]
または17:57 - 21:00 麻布台スタジアム
-
土曜 17:55 - 20:00 タブレット純 音楽の黄金時代
20:00 - 21:00 山本さゆりのミュージックパーク
- 17:55 - 21:00 ぎふチャン Music Sharing
(18:55 - 19:00 NEWSぎふチャンのため中断)
日曜 17:55 - 18:55 宮治惇一のラジオ名盤アワー
18:55 - 19:00 NEWSぎふチャン
19:00 - 20:00 THE BEATLES 10
20:00 - 21:00 クリス松村の「いい音楽あります。」
※2019年7月以降分。ただし、ローカル番組(サッカーJリーグFC岐阜戦の中継など)や、文化放送制作の競艇中継(SG・またはプレミアムGI)が入る場合、ならびにRFが自社ローカルに特化した予備番組(川崎競輪中継など)を編成した場合はこの限りではない。
2011年以後はRF側の方針で、巨人が絡まない試合(『ラジオ日本マリーンズナイター』として放送する試合は除く)、および巨人戦であっても週末のビジター試合の放送が基本的に行われなくなったため、予備番組(RFからのラインネット)を放送する頻度が高くなっていた。また2012年から平日が祝日と重なった場合の巨人戦デーゲーム開催日のRFからの裏送り生放送は実施されなくなり、その場合は録音ナイターか、予備番組を組むかのどちらかになっていた。また2014年からの月曜日には、RFの中継有無にかかわらずGBSでの野球中継は行われないことになった。
2014年度の平日のナイター中継がない日に放送された『麻布台スタジアム』は、ナイターが元からない日は「激闘!麻布台スタジアム」、ナイター予定日の放送予定カードが全て中止となった場合は「ジャイアンツナイター・麻布台スタジアム」と改題されるが、パーソナリティー(前者は曜日固定、後者はRFのスポーツアナウンサー持ち回り)を除けば内容・企画趣旨は全く同じであった。
なお2015年度以降は、巨人主管試合のデーゲーム開催日におけるRF制作の録音ナイターと、事前のぎふチャン向け裏出し生中継が廃止されたために『エキサイトスタジアム』は廃止され、巨人デーゲーム開催日はほぼすべてでRFからネットする予備番組を放送。また巨人ビジターカードも放送がなく、RFからのネット番組を編成することが増えていた。さらに、巨人の絡まない試合(『ラジオ日本マリーンズナイター』など)のネットも取りやめとなり、RFが巨人戦以外の試合を中継する場合には、中日主管試合放送時に準じて『ダッシュ一番歌謡曲』に差し替えていた。
2016年度・2017年度はRFはJRNと提携した中継となったが、本番カードが中止となりRFでJRNの予備カードが放送される場合や、RFがCBCと同じ試合をネットする場合もぎふチャンへはネットされなず独自番組『GO! GO! ミュージックナイター』を編成した。
2017年以降はGBSにおいて週末のナイター中継を取りやめたため、RFが週末にナイター中継を行う場合にも独自編成に差し替える。ただしRFがナイター中継を行わず上記番組を放送する場合には、GBSも従来通りRFの各番組をネットする。
2018年以降は中継が元からない平日にはRFからのラインネット(2017年時点では『60TRY部』)とせず、独自編成に差し替えることになった[13]

出演者

関連項目

脚注

  1. ^ 木下グループホールディングス傘下。
  2. ^ 経営破綻後に新旧分離方式で設立された新社『エフエム岐阜』は、FM AICHI(中日も出資)・TOKYO FMJFNCが主体となって設立されたため、両紙との直接の資本関係はないが、ニュース提供は2014年3月まで引き続き両社で行っていた(4月より中日に一本化)。
  3. ^ 出典:日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2015』 コーケン出版、2015年11月20日、355-356頁。
  4. ^ 読売グループ再編以降、球団運営会社の「株式会社 読売巨人軍」は直接興行に関与せず、この3社に興行関係を一任している。
  5. ^ RFがナゴヤ球場への乗り込みを恒常的に行っていた1977年以前の『ラジオ関東 バッチリ・ナイター』時代に、RFまたはCBC制作でGBSにネットされていた例があるかは不明。
  6. ^ ラジオ日本とTBSラジオが巨人戦中継で制作協力 ラジオ日本の巨人戦中継、80試合以上へ大幅増加(RFラジオ日本2016年1月28日付プレスリリース)
  7. ^ エキサイトベースボール TBSラジオとラジオ日本がナイター中継で制作協力 TBSラジオ「エキサイトベースボール」の 巨人戦中継数が大幅に増加”. 2016年1月27日閲覧。
  8. ^ さらに、本番カードが雨天中止の場合にはRFとCRKはJRN予備カードを放送するものの、GBSは前述の事情のため予備補充を行わなかった。このため、巨人主催の「巨人対中日」戦として行われる場合には、CBCへの配慮として、RF制作のものはGBS-CRKのみに放送し、JRNナイターの扱いとはしなかった(JRNナイターはTBSが制作し、CBCを含むJRN加盟局のみに放送する)。一方、2017年には、ぎふチャンが本番としたRF制作の巨人戦が、別カードを本番としたCBCでも第1予備としてそのまま組み込まれ、予備からの昇格時に限り同一のカードが放送される状況となっていた。一例として2017年7月26・27日にはJRN本番に『阪神 vs 中日』(当該日が1局地域でNRNとしている水・木曜のためABC - TBS - CBC - HBCのみ)が、第1予備=『巨人 vs 広島』(RF-GBS-CRK)が編成され、CBCも第2予備以降の繰り上げを行わずそのまま第1予備としていた
  9. ^ 地方での巨人主催試合(ただしビジターチームでネットする局がない場合はRF自体も中継を制作しなくなった)・金曜日(ぎふチャンが金曜日に中継をネットするのは3試合のみ)
  10. ^ 2018年まではナイター中継がない日にもこの番組を放送していたが、2019年からは中継のない日は曜日別の定時番組が設定されており、ナイター中継が予定される日のみ通常番組を休止してこの番組が設定されている
  11. ^ 2018年までは21:00-21:30にクッション番組『ミュージックスペース』が設定されていた。2017年以前は、終了が21:30以降であれば、『ミュージックスペース』が休止され『ぬくもり On Time』以後の番組は、試合終了後に放送開始時間を遅らせ、その分、基本25:00と定めている、ぎふチャン自体の放送終了も、その分ずれる場合がある。1998年4月 - 2007年3月には月曜深夜を除き、2007年4月 - 2008年6月には日曜深夜のみに終夜放送が行われていたため、深夜番組の放送が短縮されることもあった。
  12. ^ 2018年よりRF・CRKと同じ予備試合が設定されている
  13. ^ 2018 春の新番組(ぎふチャン)

外部リンク