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2020年3月17日 (火) 09:50時点における版
桜井 正光(さくらい まさみつ 1942年1月8日 - )は、日本の会社経営者。日本気候リーダーズ・パートナーシップ顧問。リコー特別顧問、日本気候リーダーズ・パートナーシップ代表、NPO法人日本防災士機構評議員、経済同友会代表幹事を務めた。
来歴
東京都出身。早稲田大学第一理工学部卒業後、リコー入社。1993年Ricoh Europe B.V.取締役社長。
コピー機関連の英国工場の立ち上げや、海外販社の運営、研究開発部門で手腕を発揮。1996年に上席役員を八人抜いての大抜擢で社長に就任した。「販売のリコー」と呼ばれる同社で技術者出身社長は初めて。11年間社長を務め、連結の売上高は約2倍の2兆689億円、純利益は約5倍の1117億円に拡大させた。
2004年ビジネス機械・情報システム産業協会会長[1]。2007年にリコー会長に就任。同年、経済同友会代表幹事に就任し、2011年4月まで務めた。2013年4月、リコー特別顧問[2]。2017年3月、リコー特別顧問を勇退。また、日本気候リーダーズ・パートナーシップ代表を退任し、顧問に就任[3]。
2003年名誉大英帝国勲章CBE受章、2006年レジオン・ドヌール勲章オフィシエ受章、2010年早稲田大学名誉博士[4]。
人物
法華経の一節「まさに知るべし、この処これ即ち道場なり」が信条。
欧州勤務が長く、企業の環境保全に対する意識の高さを学んだ。リコーのスタンスとして「環境経営」を唱え、環境税導入に積極的で、これに反対する御手洗冨士夫日本経団連会長としばしば対立する。
2007年に第36回ベストドレッサー賞を受賞、仏レジオン・ドヌール勲章を受章するなど財界活動以外でも注目を集める。趣味は英国赴任時代に覚えたクレー射撃。
脚注
- ^ 歴代会長ビジネス機械・情報システム産業協会
- ^ [1]
- ^ 日本気候リーダーズ・パートナーシップ(Japan-CLP)リコー 特別顧問 桜井正光がJapan-CLP代表を退任日本気候リーダーズ・パートナーシップ事務局(公益財団法人 地球環境戦略研究機関内)
- ^ [2]
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