「アストンマーティン・DB11」の版間の差分
誤字修正 タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
1行目: | 1行目: | ||
{{Use dmy dates|date=July 2017}} |
|||
{{Infobox automobile |
{{Infobox automobile |
||
| name = アストンマーティン・DB11 |
| name = アストンマーティン・DB11 |
2020年3月23日 (月) 09:59時点における版
アストンマーティン・DB11 | |
---|---|
概要 | |
デザイン | マレク・ライクマン |
ボディ | |
ボディタイプ |
2ドアクーペ 2ドアコンバーチブル (2018) |
パワートレイン | |
エンジン | |
変速機 | 8速 オートマチック |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,808 mm (111 in) |
全長 | 4,739 mm (187 in) |
全幅 | 2,060 mm (81 in) |
全高 | 1,279 mm (50 in) |
車両重量 | 1,770 kg (3,902 lb) |
系譜 | |
先代 | アストンマーティン・DB9 |
DB11はイギリスの自動車メーカー、アストンマーティンが2016年から生産するグランドツアラー[1]。2016年3月のジュネーヴ・モーターショーで、DB9の後継としてデビューした[2]。これはアストンマーティンの「次世紀」計画で発売された最初のモデルで、同社がダイムラーと提携後に発表された最初のモデルである
デザイン
DB11はアストンのチーフデザイナー、マレク・ライクマンによってデザインされた。それは1:3の比率に焦点を当てたデザインの伝統を継承し、ルーフと車体を隔てる新しいストレーキ、車体前面の「エアロブレード」インテークを含む。これらはサイドストレーキを単なるデザインから機能的なものへと進化させ、乱気流を車体側面からCピラーによって吸気ダクトに導き、「バーチャル」スポイラーとして機能してダウンフォースを生じさせる。
ボンネットは「クラムシェル」デザインで、アストンマーティンは大型のアルミ製単一部品を供給することができる唯一のサプライヤーである。
技術
DB11のエンジンは全く新しい5.2リッター(5204 cc)ツインターボV12エンジンであり、初めてターボチャージャーを搭載した生産車のシリーズとなった[3]。エンジンは600 bhp (447 kW; 608 PS)ないし516 lb⋅ft (700 N⋅m)を発揮する。ギアボックスはZF製8速オートマチックギアボックスを装備している。DB11は3.9秒で0~100 km/h (62 mph)まで加速し、最高速は322 km/h (200 mph)に達する。
最初のV12モデルは、2017年の夏に追加された。V8モデルはメルセデスAMGの開発した4.0リッター・ツインターボV8エンジンを搭載し、115kgの軽量化を実現した[4]。V8エンジンは503 bhp (375 kW; 510 PS)ないし498 lb⋅ft (675 N⋅m)を発揮し、最高速度は300 km/h (186 mph)、100 km/h (62 mph)まで4秒で加速する[5]。
生産
DB11は1,400台以上のオーダーを受け[6]、生産は2016年9月28日に正式に開始された。
アストンマーティンは2016年12月現在、DB5と同数のDB11を生産した。(12月23日までに1,019台)[7]
ギャラリー
-
量産前試作車 フロント
-
量産前試作車 リア
-
量産前試作車 内装
-
エンジン
-
デビューとなった2016年のジュネーヴ・モーターショー
-
2016年のジュネーヴ・モーターショー
-
初期生産車、 スイス、サステン峠で
-
DB11の背面図
-
DB11ヴォランテ
-
DB11ヴォランテ
-
DBSスーパーレッジェーラ(後継車)の正面図
-
DBSスーパーレッジェーラ(後継車)の背面図
-
DBSスーパーレッジェーラ(後継車)の車内
プレスリアクション
各自動車誌のレビューの反応は、『600馬力の背後に座るための、非常にすばらしい手段』といった評論を含む、圧倒的に肯定的なものであった[8]。『これより良いシャシーを持つGT車があれば、私はまだそれを運転していない[9]』『将来の、もっと派手で速いモデルたちのための手堅いスタート。しかし、それらと比べても、目的地を問わず毎日楽しめるクルマは、これしかないだろう[10]』
ジェレミー・クラークソンは次のように語っている。『午前3時にパリのパーティーにいたところ、午後にモンテ・カルロでのテニス・トーナメントへ出場することを急に思い出したら、このクルマの出番だ。到着時には、まるで風呂から上がったかのような気分だろう。ただ美しい顔というだけではない。最高に良いクルマだ。驚異的にすばらしい。しかし残念ながら、その代償はある。ひどいインテリアだ』そしてテスト車の内装を、『悪趣味な模様が散りばめられたピカピカの大理石のキッチン台のようだ』『ハンドルが四角い。これをいいアイデアだと思ったのはどんなやつだ? それともこのハンドルの供給元が、社名を間違えてオースティン・マーティンと読んだのか?』と評した[11]。
参照
- ^ Prince, Max (October 2016). “Aston's Eleven”. Road & Track 68 (3): 76-79.
- ^ Ingram, Richard (2 March 2016). “New Aston Martin DB11: price, specs and video”. Auto Express. 4 March 2016閲覧。
- ^ Burt, Matt (2 March 2016). “Aston Martin DB11 video analysis: full tech details, prices and exclusive pics”. Autocar. 4 March 2016閲覧。
- ^ “V8 advantage - Aston Martin launches 'more affordable' V8 DB11 grand tourer”. Daily Telegraph (28 June 2017). 28 June 2017閲覧。
- ^ “Aston Martin DB11 V8 revealed with 503bhp AMG powertrain”. Auto Express (28 June 2017). 28 June 2017閲覧。
- ^ Login (2016年3月31日). “Aston Martin DB11 already has over 1,400 pre-orders”. Autoblog.com. 2017年1月8日閲覧。
- ^ “Andy Palmer tweets about production milestone”. Twitter.com. 2017年1月8日閲覧。
- ^ “Car and Driver, August, 2016”. Caranddriver.com (2016年8月4日). 2019年11月13日閲覧。
- ^ “Autocar, August, 2016”. Autocar.co.uk. 2019年11月13日閲覧。
- ^ “TopGear, August, 2016”. Topgear.com (2016年8月5日). 2019年11月13日閲覧。
- ^ “The Sunday Times, 19th December, 2016”. Driving.co.uk. 2019年11月13日閲覧。
外部リンク
タイプ | '40 | 1950年代 | 1960年代 | 1970年代 | 1980年代 | 1990年代 | 2000年代 | 2010年代 | 2020 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | |||
オーナー | デヴィッド・ブラウン | ウィリアム・ウィルソン | ミンデン & スプラーグ | ヴィクター・ガントレット et al. | フォード | インディペンデント コンソーシアム | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Aセグメント | シグネット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラクジュアリー | ラピード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2.6 ltr | 3 ltr | ラピード | ラゴンダ | タラフ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グランドツアラー | DB4 | DB5 & ヴォランテ | DBS & ヴァンテージ | V8 ヴァンテージ | V8 ヴァンテージ | ヴァンテージ | ヴァンテージ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DB1 | DB2 | DB2/4 & MKIII | DB6 | DB7 | DB9 & V12 ヴィラージュ | DB11 | DB12 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DBS V8 & AM V8 | V8 ヴィラージュ | V8 | V12ヴァンキッシュ | DBS V12 | ヴァンキッシュ | DBS スーパーレッジェーラ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
限定車 | One-77 | ヴァルカン | ヴァルハラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
DB4ザガート | V8ザガート | DB7ザガート | DB AR1 | V12ザガート | ヴァルキリー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SUV | DBX | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コンセプトカー | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
カラーコード |