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2020年3月23日 (月) 15:27時点における版
大阪市立中央図書館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 大阪市立中央図書館 |
愛称 | 辰巳商会中央図書館[1] |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 大阪市教育委員会 |
管理運営 | 大阪市教育委員会 |
延床面積 | 34,532.86 m2 |
開館 | 1961年(昭和36年)11月1日 |
所在地 |
〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江四丁目3番2号 |
位置 | 北緯34度40分26.2秒 東経135度29分9.5秒 / 北緯34.673944度 東経135.485972度座標: 北緯34度40分26.2秒 東経135度29分9.5秒 / 北緯34.673944度 東経135.485972度 |
ISIL | JP-1002161、JP-3000072 |
統計情報 | |
蔵書数 |
図書:約204万冊 雑誌:3,043誌 新聞:3,043紙 ビデオ:8,079本 CD:19,590枚 カセットテープ:2,284本 DVD:1,610枚 紙芝居:11,626組(2014年時点) |
条例 | 大阪市立図書館条例(昭和36年大阪市条例第26号) |
公式サイト | http://www.oml.city.osaka.lg.jp/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
大阪市立中央図書館(おおさかしりつちゅうおうとしょかん)は、大阪府大阪市西区にある公共図書館。24館からなる大阪市立図書館の中央館である。2019年10月1日より辰巳商会中央図書館(たつみしょうかいちゅうおうとしょかん)という愛称が付けられている。
概要
大阪市立図書館の中央館であり、地域図書館(西区以外の各区の分館)23館のセンター機能も果たす。自動車文庫(移動図書館)2台を所持している。1996年開館の現行館は日本図書館協会建築賞を受賞している。
大阪市立図書館では貸出した館以外での返却も可能である。館内にはオムリス(OMLIS)の専用端末があり、全館の資料の検索が出来る。電話による音声応答サービスでの貸出予約が可能。インターネット(携帯電話を含む)で資料検索や貸出予約も可能となっている。
日本語・英語・中国語・韓国語の4言語で作られたウェブサイトや、数多くのデータベースが提供されていることなどが評価され、Library of the Year 2009の大賞を受賞した。さらに2017年には、「20年間継続されてきた地域資料のデジタルアーカイブ事業と将来に向けた取り組み」が評価され、Library of the Year 2017の優秀賞を受賞した。
大阪市史編纂所を併設している。
歴史
年表
- 1961年(昭和36年)11月1日 西区北堀江4-3-2に開館
- 1992年(平成4年)6月 新図書館建築工事のため旧電気科学館(四つ橋)に仮移転し開館
- 1996年(平成8年)7月2日 現中央図書館開館 同時に大阪市立全図書館間でのオンライン化を開始
- 2001年(平成13年)5月 図書館ホームページ開設
- 2001年(平成13年)9月 中央図書館入館者1000万人突破
- 2011年(平成23年)10月 中央図書館開館50周年 大阪市立図書館開館90周年[2]
施設概要
- 開館 :1961年11月1日 (1996年7月2日建替開館)
- 延床面積:34,532.86平方メートル
- 閲覧室 :7,840平方メートル
所在地
- 住所 :〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江四丁目3番2号
図書館の南東の角には江戸時代中期の日本の文人、文人画家、本草学者、蔵書家、コレクター「木村蒹葭堂」の邸宅跡地の石碑が立っている[3][4]。
アクセス
所蔵
- 図書:約204万冊(成人用177万冊、児童用27万冊)
- 雑誌:約3,040タイトル
- 新聞:約340紙
- ビデオ:約8,080本
- CD:約19,600枚
- カセットテープ:約2,290本
- DVD:約1,610枚
- 紙芝居:約11,630組
(2014年3月末現在)
利用案内
- 開館時間
- 月曜日 - 金曜日(第1・第3木曜日は休館):午前9時15分 - 午後8時30分
- 土曜日、日曜日、国民の祝日と国民の休日:午前9時15分 - 午後5時
- 休館日:第1・第3木曜日(国民の祝日と国民の休日は開館)・年末年始・蔵書点検期間
- 貸出:ひとり15冊まで(うち、ビデオ・CD・DVD・カセットテープはあわせて5点まで)15日間
- 館内ではdocomo Wi-Fi、フレッツスポットといった公衆無線LANが利用可能である。
特色
ナクソス・ミュージック・ライブラリー
大阪市立中央図書館はナクソスを利用した音楽配信サービスを提供している。クラシックを中心に、100万曲以上である。ストリーミング方式で楽曲のダウンロードやコピーはできない。
大阪市立図書館設置パソコンおよび自宅のパソコンで市立図書館ホームページへ利用者カード番号とパスワードを入力し、利用料できる。利用料は無料。平成26年1月から提供開始された。
大阪市立図書館デジタルアーカイブ
大阪市立図書館で所蔵している、明治・大正期に撮影された写真や当時の絵葉書、江戸時代の古文書等、大阪に関連する貴重資料の画像をデジタルアーカイブとして公開している。 1996年7月の新中央図書館開館時に、館内の専用端末で「イメージ情報データベース」の公開を開始。2001年5月の公式ウェブサイト開設の際にはインターネット公開を開始した。 2014年のシステム再構築の機会に「デジタルアーカイブ」としてリニューアルし、蔵書検索画面との相互参照が可能になった。 2017年3月、このうち著作権切れの資料約6000点、画像数にして約13万枚をオープンデータとして提供開始。デジタルアーカイブのオープンデータ化は、公共図書館としては日本初の取組みである。[5][6]
大阪市史編纂所
大阪市の歴史に関する資料の収集や研究、整理を行い、大阪市史や関連書籍を編纂する、大阪市史編纂所も設けられている。
第3教科書センター
第3教科書センター(採択地区:中央区・西区・港区・大正区)で、小・中学校・高等学校用教科書を所蔵
脚注
- ^ 報道発表資料 株式会社辰巳商会と中央図書館にかかるネーミングライツ協定を締結します 大阪市 2019年9月11日
- ^ 大阪市立図書館年報 図書館通信94 平成28年度
- ^ “江戸時代の有名な町人学者、木村蒹葭堂(きむらけんかどう)の屋敷が西区のどこにあったか”. 大阪市立図書館. 2018年3月11日閲覧。
- ^ 大阪市立図書館のFAQによれば、実際の屋敷跡は現在の「西区北堀江4丁目5」にあたる。
- ^ 大阪市立図書館年報 図書館通信94 平成28年度 p.3
- ^ "大阪市立図書館が所蔵する昔の写真・絵はがき等デジタルアーカイブの画像をオープンデータ化します"[1].大阪市立図書館.2018年3月11日閲覧。
外部リンク
- 大阪市立図書館公式ウェブサイト
- 大阪市立中央図書館のページ
- 大阪市立図書館 (osaka.municipal.library) - Facebook
- 大阪市立図書館 (@oml_tweet) - X(旧Twitter)