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'''北島 正元'''(きたじま まさもと、[[1912年]][[8月7日]] - [[1983年]][[11月1日]]<ref name ="cv">{{harvnb|村上直|1984}}</ref>)は、日本の[[歴史学者]]。[[東京都立大学]]名誉教授。専門は[[日本近世史]]。 |
'''北島 正元'''(きたじま まさもと、[[1912年]][[8月7日]] - [[1983年]][[11月1日]]<ref name ="cv">{{harvnb|村上直|1984}}</ref>)は、日本の[[歴史学者]]。[[東京都立大学 (1949-2011)]]名誉教授。専門は[[日本近世史]]。 |
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[[新潟県]][[柏崎市]]生まれ<ref name ="cv"/>。旧制長野中学([[長野県長野高等学校]])、[[松本高等学校 (旧制)|松本高等学校]]文科乙類を卒業<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1449065/54 『松本高等学校一覧 自昭和7年至昭和8年』松本高等学校、1932年8月、p.100]</ref>し、1935年[[東京大学|東京帝国大学]](現東京大学)文学部国史学科卒業<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958979/13 『官報』第2500号、昭和10年5月7日、p.180]</ref><ref name ="cv"/>。近世政治経済史を専攻し、[[1962年]]に「江戸幕府の権力構造」により[[東北大学]]から[[文学博士]]の学位を授与される<ref>{{Cite web|url=http://ci.nii.ac.jp/naid/500000318453|title=書誌事項(CiNii Dissertations)|publisher=国立情報学研究所|accessdate=2017-02-26}}</ref>。 |
[[新潟県]][[柏崎市]]生まれ<ref name ="cv"/>。旧制長野中学([[長野県長野高等学校]])、[[松本高等学校 (旧制)|松本高等学校]]文科乙類を卒業<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1449065/54 『松本高等学校一覧 自昭和7年至昭和8年』松本高等学校、1932年8月、p.100]</ref>し、1935年[[東京大学|東京帝国大学]](現東京大学)文学部国史学科卒業<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958979/13 『官報』第2500号、昭和10年5月7日、p.180]</ref><ref name ="cv"/>。近世政治経済史を専攻し、[[1962年]]に「江戸幕府の権力構造」により[[東北大学]]から[[文学博士]]の学位を授与される<ref>{{Cite web|url=http://ci.nii.ac.jp/naid/500000318453|title=書誌事項(CiNii Dissertations)|publisher=国立情報学研究所|accessdate=2017-02-26}}</ref>。 |
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1950年[[新潟大学]]助教授、1951年[[東京都立大学]]助教授、1959年同大学教授、同大学附属図書館長、1977年定年退官後は[[立正大学]]教授を務め、1983年退職。専門書のほか、一般向けの著書・編著を多く著した。 |
1950年[[新潟大学]]助教授、1951年[[東京都立大学 (1949-2011)]]助教授、1959年同大学教授、同大学附属図書館長、1977年定年退官後は[[立正大学]]教授を務め、1983年退職。専門書のほか、一般向けの著書・編著を多く著した。 |
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== 著書 == |
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2020年3月25日 (水) 00:08時点における版
北島 正元(きたじま まさもと、1912年8月7日 - 1983年11月1日[1])は、日本の歴史学者。東京都立大学 (1949-2011)名誉教授。専門は日本近世史。
人物
新潟県柏崎市生まれ[1]。旧制長野中学(長野県長野高等学校)、松本高等学校文科乙類を卒業[2]し、1935年東京帝国大学(現東京大学)文学部国史学科卒業[3][1]。近世政治経済史を専攻し、1962年に「江戸幕府の権力構造」により東北大学から文学博士の学位を授与される[4]。
1950年新潟大学助教授、1951年東京都立大学 (1949-2011)助教授、1959年同大学教授、同大学附属図書館長、1977年定年退官後は立正大学教授を務め、1983年退職。専門書のほか、一般向けの著書・編著を多く著した。
著書
編著・共著
- 政談 荻生徂徠(校訂) 雄山閣 1937
- 新講大日本史第6巻 江戸時代史 児玉幸多共編 雄山閣 1941
- 江戸商業と伊勢店 木綿問屋長谷川家の経営を中心として 編著 吉川弘文館 1962
- 物語藩史 第1-8巻 児玉幸多共編 人物往来社 1964-65
- 江戸幕府 その実力者たち 人物往来社 1964
- 御家騒動 人物往来社 1965
- 体系日本史叢書 政治史 2 山川出版社, 1965
- 物語藩史 第2期 第1-7巻 児玉幸多共編 人物往来社 1966
- 日本史概説 第2-3 石母田正共著 岩波書店・全書 1968
- 徳川将軍列伝 秋田書店 1974
- 江戸古地図物語 南和男共著 毎日新聞社 1975 「江戸巨大都市考」朝日文庫
- 武蔵田園簿(校訂)近藤出版社 1977
- 幕藩制国家解体過程の研究 天保期を中心に・寛永期を中心に(退官記念論文集) 吉川弘文館 1978
- 徳川家康のすべて 新人物往来社 1983
- 近世の支配体制と社会構造 吉川弘文館 1983(退職記念論文集)
参考文献
- 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社 1967年)
- 村上直(著)、日本歴史学会(編)「北島正元氏の訃(学界消息)」『日本歴史』第429号、吉川弘文館、1984年、111-112頁。
脚注
- ^ a b c 村上直 1984
- ^ 『松本高等学校一覧 自昭和7年至昭和8年』松本高等学校、1932年8月、p.100
- ^ 『官報』第2500号、昭和10年5月7日、p.180
- ^ “書誌事項(CiNii Dissertations)”. 国立情報学研究所. 2017年2月26日閲覧。