「三宅徳嘉」の版間の差分
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2020年3月25日 (水) 02:33時点における版
三宅 徳嘉(みやけ のりよし、1917年4月20日 - 2003年11月16日)は、日本のフランス語学者・フランス文学者。東京都立大学 (1949-2011)、学習院大学元教授。
概略
友人加藤周一が、自伝『羊の歌』(平凡社ほか)で記しているが、戦時中から碩学として知られ、神話的な存在となっていたが、存命中は、単著としてまとまった本を出したことはなく、辞書の編集と大学における講義・演習に情熱を傾けた。三宅が担当した『スタンダード仏和辞典』(大修館書店、1957)の発音記号表記は、フランスの中辞典『プチ・ロベール』も参照している[1]。
著作
- 『辞書、この終わりなき書物』(みすず書房、2006)。遺著
主な訳書
- デカルト『方法叙説』(小池健男共訳、白水社、新版・白水Uブックス)
- コンディヤック『感覚論』(上下、加藤周一共訳、創元社)
- ドルバック『自然の体系』(上、高橋安光共訳、日本評論社)
- アンドレ・マルティネ『一般言語学要理』(岩波書店)
- ベルナール・セルキリーニ『フランス語の誕生 コレクション・』(瀬戸直彦共訳、白水社コレクション・クセジュ) など
略歴
- 1938年 旧制学習院高等科卒業
- 1941年 東京帝国大学文学部卒業
- 1951年 東京都立大学 (1949-2011)人文学部助教授
- 1968年 同学部教授
- 1978年 学習院大学文学部フランス文学科教授
- 1988年 学習院大学を定年退職
- 2003年 老衰のため逝去。享年86
脚注
- ^ Lucot, A; Rey-Debove,J. Principes généraux de la transcription phonétique. Le Petit Robert (1972 ed.). Société du nouveau Littré. p. XXV