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2020年4月1日 (水) 00:37時点における版
福間 健二(ふくま けんじ 1949年3月10日[1] - )は新潟県出身の詩人、翻訳家、映画評論家、映画監督、首都大学東京名誉教授。
東京都立大学 (1949-2011)(現首都大学東京)人文学部英文学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。岡山大学教養部講師、東京都立大学助教授、教授、2005年首都大学東京人文科学研究科教授。2013年定年退官、名誉教授。
略歴
中学時代から映画少年で、高校3年から若松プロに出入りするようになり、若松プロの作品に出演する。 東京都立大学在学中に、自主映画『青春伝説序論』を監督。また、詩・小説も書くようになり、柴田翔らによって評価される。 以降、イギリス現代詩の研究を行いながら、詩人、映画評論家として活動。また、映画脚本、映画監督も手がけている。 2011年、詩集「青い家」で第19回萩原朔太郎賞および第49回藤村記念歴程賞受賞。
著書
- 『明後日は十七歳』三一書房 1968
- 『最後の授業/カントリー・ライフ 福間健二詩集 1972~1983』私家版 1983
- 『急にたどりついてしまう』ミッドナイト・プレス 1988
- 『結婚入門』雀社 1989
- 『地上のぬくもり Poems 1990』雀社 1990
- 『行儀のわるいミス・ブラウン』雀社 1991
- 『きみたちは美人だ 21 poems』ワイズ出版 1992
- 『旧世界』思潮社 1994
- 『ピンク・ヌーヴェルヴァーグ 佐藤寿保、佐野和宏、サトウトシキ、瀬々敬久の挑戦』ワイズ出版 1996
- 『福間健二詩集』現代詩文庫 思潮社 1999
- 『秋の理由』思潮社 2000
- 『侵入し、通過してゆく my favorite things』思潮社 2005
- 『詩は生きている』五柳書院 2005
- 『青い家』思潮社 2011
- 『佐藤泰志 そこに彼はいた』河出書房新社 2014
- 『あと少しだけ』思潮社 2015
- 『会いたい人』思潮社 2016
共編著
- 『石井輝男 映画魂』石井輝男共著 ワイズ出版 1992/同・映画文庫 2012
- 『大ヤクザ映画読本』山崎幹夫共編 洋泉社 1993
- 『佐藤泰志 生の輝きを求めつづけた作家』監修 河出書房新社 2014
- 『1968 (2)文学』四方田犬彦共編、筑摩選書 2018
翻訳
- S.S.プロウアー『カリガリ博士の子どもたち 恐怖映画の世界』藤井寛共訳 晶文社 1983
- 『東京日記 リチャード・ブローティガン詩集』思潮社 1992
- 『ブローティガン東京日記』平凡社ライブラリー 2017
- アイラ・シルヴァバーグ編『クローネンバーグとバロウズ 裸のランチ』ワイズ出版 1992
- マイケル・オンダーチェ『ビリー・ザ・キッド全仕事』国書刊行会 1994/白水uブックス 2017
- マイケル・オンダーチェ『ライオンの皮をまとって』水声社 2006
映画
- 性犯罪(1967) - 出演 (監督:若松孝二)
- 腹貸し女(1968) - 出演 (監督:若松孝二)
- 女学生ゲリラ(1969) - 出演 (監督:足立正生)
- 通り魔の告白 現代性犯罪暗黒篇(1969) - 主演、脚本 (監督:若松孝二)
- 青春伝説序論(1969) - 監督
- 悶絶本番 ぶちこむ!!(1995) - 脚本(立花信次名義) (監督:サトウトシキ)
- 無頼平野(1995) - 出演 (監督:石井輝男)
- 急にたどりついてしまう(1995) - 制作、脚本、監督
- 岡山の娘(2008) - 制作、脚本、監督
- わたしたちの夏(2011) - 脚本、監督
- あるいは佐々木ユキ(2013) - 脚本、監督
- 秋の理由(2016年) - 監督、脚本(高田亮との共同脚本)[2]
論文
脚注
- ^ 『文藝年鑑』2014
- ^ “福間健二監督が自身の詩集を映画化 佐野和宏、寺島しのぶと語る「秋の理由」”. 映画.com. (2016年10月28日) 2016年10月28日閲覧。