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2020年4月1日 (水) 00:43時点における版
佐々木 宏幹(ささき こうかん、1930年5月17日 - )は、日本の宗教人類学者、博士(筑波大学)。駒澤大学名誉教授。専門は宗教人類学・宗教文化論。シャーマニズム研究の第一人者。
来歴
宮城県生まれ。1955年駒澤大学文学部卒業。1966年東京都立大学 (1949-2011)大学院博士課程修了[1] [2]。1981年「シャーマニズムの宗教人類学的研究」で筑波大学文学博士。2001年まで駒澤大学教授、のち名誉教授[3] [4]。
日本宗教学会評議員、国際宗教研究所常務理事、曹洞宗総合研究センター客員研究員、日本心霊科学協会理事、NPO法人東京自由大学顧問など歴任[5][6]。
主な著書に「シャーマニズム」「シャーマニズムの人類学」「憑霊とシャーマン」「仏と霊の人類学」「〈ほとけ〉と力」[7]。
著書
- 人間と宗教のあいだ 宗教人類学覚え書 耕土社 1979.4/「宗教人類学」講談社学術文庫 1995
- シャーマニズム エクスタシーと憑霊の文化 中公新書 1980.9
- 憑霊とシャーマン 宗教人類学ノート 東京大学出版会 1983.9 /「シャーマニズムの世界」講談社学術文庫 1992
- シャーマニズムの人類学 弘文堂 1984.4
- 聖と呪力 日本宗教の人類学序説 青弓社 1989.10/「聖と呪力の人類学」講談社学術文庫 1996
- 仏と霊の人類学 仏教文化の深層構造 春秋社 1993.1
- 神と仏と日本人 宗教人類学の構想 吉川弘文館 1996.3/同・歴史文化セレクション 2010.11
- <ほとけ>と力 日本仏教文化の実像 吉川弘文館 2002.2
- 仏力 生活仏教のダイナミズム 春秋社 2004.10
共編著
- 現代のこころ本門仏立宗 旺文社 1987.5
- 憑霊の人間学 根源的な宗教体験としてのシャーマニズム 鎌田東二共著 青弓社 1991.5
- 文化人類学 村武精一共編 有斐閣 1991.10
- 大系仏教と日本人12 現代と仏教 現代日本人の精神構造と仏教 春秋社 1991.12
- 宗教人類学 宗教文化を解読する 村武精一共編 新曜社 1994.6
- 民俗学の地平 櫻井徳太郎の世界 岩田書院 2007.3
- 禅といま 奈良康明共編 道元フォーラム推進委員会 2008.2
翻訳
- 宗教人類学の基礎理論 エヴァンス=プリチャード 大森元吉共訳 世界書院 1967
- アジアの近代化と宗教 ロバート・N・ベラー 金花舎 1975 (叢書/仏教文化の世界)
論文
「国立国会図書館サーチ」を参照
出典
- ^ 吉川弘文館. “佐々木 宏幹”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 大蔵出版. “佐々木 宏幹”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 駒澤大学. “佐々木宏幹先生のご退任を惜しむ”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 駒澤大学. “「佐々木宏幹先生のシャーマニズム論」に関する覚書”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 春秋社. “佐々木 宏幹”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 板橋区. “[http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/023/023790.html 櫻井德太郎展記念講演会 「櫻井德太郎先生 -人と学問-」2008年6月22日]”. 2020年2月19日閲覧。
- ^ 紀伊国屋書店. “著書”. 2020年2月19日閲覧。