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2020年4月1日 (水) 01:00時点における版

向井 芳樹(むかい よしき、1933年 - 2010年5月6日)は、日本近世文学演劇(特に近松門左衛門)研究家。同志社大学名誉教授。

人物

1955年神戸大学文学部国文専攻卒業、1959年東京都立大学 (1949-2011)大学院人文科学研究科修士課程修了、,1962年同博士課程退学。

1955年神戸大学文学部助手、1957年同退職。その後地方公務員となり1962年西宮市立西宮高等学校教諭、退職後1963年帝塚山学院短期大学専任講師、1964年同助教授。1968年帝塚山学院大学助教授、1971年同教授。1977年4月同志社大学教授、2003年同定年退職、名誉教授。このほか、武漢大学外籍教授、中国戯曲学院外籍教授などを務める。武漢大学、中国戯曲学院に滞在した関係で、伝統演劇を中心とした日中演劇交流にも勉める。

著書

  • 単著

『近松の方法』(桜楓社 1977年)

  • 共著

『昭和の隈取』全二巻(幻想社 1980年)

  • 共編著

紀海音全集』全八巻(清文堂 1977年~1980年)

参考文献

向井芳樹教授の履歴、向井芳樹教授の業績(『同志社国文学』59号 2003年12月)