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* 一般の[[市民]]が裁判員候補者名簿に掲載され通知を受け取ってから、[[殺人]][[事件]]の[[裁判員]][[裁判]]で[[判決]]を評議し、裁判が終了するまでの過程を、[[ドラマ]]風に描いた[[フィクション]]。裁判員となった際の戸惑いや裁判員裁判で審理する過程、争点に対する裁判員同士の議論や裁判員の抱く心情などを、裁判員側の視点で具体的に描いており、制度の理解を深めてもらうための内容となっている。
* 一般の[[市民]]が裁判員候補者名簿に掲載され通知を受け取ってから、[[殺人]][[事件]]の[[裁判員]][[裁判]]で[[判決]]を評議し、裁判が終了するまでの過程を、[[ドラマ]]風に描いた[[フィクション]]。裁判員となった際の戸惑いや裁判員裁判で審理する過程、争点に対する裁判員同士の議論や裁判員の抱く心情などを、裁判員側の視点で具体的に描いており、制度の理解を深めてもらうための内容となっている。
* [[2006年]]の「[[評議]]」、[[2007年]]の「[[裁判員〜選ばれ、そして見えてきたもの〜]]」に続く、最高裁判所企画・制作による裁判員制度広報用映画の第3弾。
* [[2006年]]の「[[評議]]」、[[2007年]]の「[[裁判員〜選ばれ、そして見えてきたもの〜]]」に続く、最高裁判所企画・制作による裁判員制度広報用映画の第3弾。
* [[2009年]][[8月7日]]に、出演者の[[酒井法子]]に[[覚せい剤取締法]]違反(所持)の疑いで[[逮捕状]]が取られた直後、最高裁は「様々な事情を考慮した」との事由でこの映画の上映及び使用を自粛する事を発表した<ref>[http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090807AT1G0702207082009.html 酒井法子容疑者が主演の広報映画、使用自粛 最高裁 (2009年8月7日 日経ニュース)]</ref>。
* [[2009年]][[8月7日]]に、出演者の[[酒井法子]]に[[覚剤取締法]]違反(所持)の疑いで[[逮捕状]]が取られた直後、最高裁は「様々な事情を考慮した」との事由でこの映画の上映及び使用を自粛する事を発表した<ref>[http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090807AT1G0702207082009.html 酒井法子容疑者が主演の広報映画、使用自粛 最高裁 (2009年8月7日 日経ニュース)]</ref>。


== ストーリー ==
== ストーリー ==

2020年4月22日 (水) 08:07時点における版

審理
監督 原田昌樹
脚本 加藤竜士
出演者 酒井法子
星野真里
田中圭
音楽 富貴晴美
撮影 坂江正明
編集 川瀬功
公開 2008年
上映時間 60分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
製作費 7,000万円
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審理』(しんり)は、2009年から実施される裁判員制度を扱った、最高裁判所企画・制作の2008年広報映画である。

概要

ストーリー

  • 主婦の奈緒子は、裁判員候補者の名簿に載ったことに戸惑いを感じつつも、家族3人で平穏な生活を送っていました。そんなある日、東京都内のの構内でナイフによる刺殺事件が発生。この事件の裁判に裁判員として参加することになった奈緒子。目の前で展開される審理の中で次第に明らかになっていく事実とは……(最高裁判所ホームページ紹介文より)
  • 題材としている裁判上の主要争点は、殺人を犯した被告人側に正当防衛が適用できるか否かである。なお、罪名は「殺人及び銃砲刀剣類所持等取締法違反」である。

主な登場人物・キャスト

裁判員

裁判官

被告人・弁護人

被害者・検察官

  • 佐伯一郎(事件の目撃者):藤巻裕己
  • 五十嵐綾(五十嵐義男の妻):乙黒えり

その他

  • 木村正和(木村奈緒子の夫):山口馬木也
  • 木村大祐(木村奈緒子の子):佐藤和也
  • 篠山春信(篠山カツ代の家族):園部貴一
  • 篠山夏江(篠山カツ代の義娘):浜菜みやこ
  • 川田貴裕(遠藤和也の同僚):高崎秀之

スタッフ

撮影・試写会

  • 2007年12月にクランクイン、本格撮影は2008年1月5日開始。
  • 2008年3月25日に最高裁判所講堂で、本作品の試写会が行われた。主演の酒井法子ら出演者と、抽選で選ばれた一般参加者約300人が招かれた。

媒体

  • 最高裁判所は2008年4月から、DVD5万枚とビデオ4,000本を全国の学校図書館、各地の裁判所などに配布し、一般市民に貸与している。
  • また、2008年5月から最高裁判所ホームページにて動画配信を行っている。
  • 2009年3月にはCS放送の日本映画専門チャンネルで放送される。
  • 2009年8月より上記の貸し出し及び配信は中止されていた。2015年3月現在、図書館での視聴・貸出は再開されている。

エピソード

  • 本作品は、原田昌樹監督の遺作となった。撮影当時、監督の原田は、2005年に手術したの再発による余命宣告を受けており、主治医との相談のうえで撮影に臨んだ[2]
  • 裁判所の階段でのシーンは、実際の最高裁判所で行われた初めてのロケである。
  • 裁判員の一人を演じた相島一之は、かつて『12人の優しい日本人』でも陪審員を演じた。

関連項目

脚注

外部リンク