「神様家族」の版間の差分
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2020年5月20日 (水) 09:27時点における版
神様家族 | |
---|---|
ジャンル | 学園小説 |
小説 | |
著者 | 桑島由一 |
イラスト | ヤスダスズヒト |
出版社 | メディアファクトリー |
レーベル | MF文庫J |
刊行期間 | 2003年 - 2008年 |
巻数 | 本編全8巻 / 短編1巻 |
アニメ | |
シリーズディレクター | 地岡公俊 |
キャラクターデザイン | 真庭秀明 |
音楽 | 武井浩之 |
アニメーション制作 | 東映アニメーション |
製作 | 神様プロジェクト |
放送局 | アニマックス |
放送期間 | 2006年5月18日 - 8月10日 |
話数 | 全13話 |
ゲーム:神様家族 応援願望 | |
ゲームジャンル | アドベンチャーゲーム[1] |
対応機種 | PlayStation 2[1] |
開発元 | ドラス[1] |
発売元 | ドラス[1] |
メディア | DVD-ROM[1] |
プレイ人数 | 1人[1] |
発売日 | 2006年9月21日[1] |
レイティング | CERO:12歳以上対象[1] |
セーブファイル容量 | 200KB以上[1] |
キャラクターボイス | 無し |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・アニメ |
ポータル | 文学・アニメ |
『神様家族』(かみさまかぞく)は、桑島由一による日本のライトノベル。イラストはヤスダスズヒトが担当。メディアファクトリー・MF文庫Jより刊行。また同作品を原作にした漫画、テレビアニメ作品。『神様家族』は7巻で終了。本編扱いの刊行はサブタイトルを4文字熟語としているため、4巻と8巻は外伝扱い。『神様家族Z』という外伝が2008年1月25日に発刊された。
あらすじ
神山佐間太郎は神様の息子である。人間のことをよく知って立派な神様になるため、神様である父・治(パパさん)、女神の母・ビーナス(ママさん)、女神候補の姉・美佐と妹・メメ、お目付け役天使のテンコたちと、東京都の世田谷区にある築25年の一軒家で暮らしている。
過保護なパパさんの神の奇跡のおかげで、幼い頃から欲しいと心の中で願ったものはすぐ手に入る生活を送っている佐間太郎は、自己中心的で無気力な性格になり、家族から干渉される毎日に嫌気がさしている。そんな様子を心配するテンコとは、神様とお目付け役天使という関係からいつも言い合いになるが、一方でお互いがお互いを心の支えに感じている。
そんなある日、自分たちのクラスに美少女・小森久美子が転校してくる。今まで人間の女の子に興味のなかった佐間太郎は、彼女に一目惚れ。その様子にショックを受けたテンコは、自分が佐間太郎に恋していることに気づく。
しかし、パパさんの「神の奇跡」の力で、久美子からいきなり告白され色気でせまられた佐間太郎は、自分の力だけでこの初恋を実らせたいと願い、その結果正気に戻った久美子から平手打ちされ落ち込む。その様子を見ていたテンコは、自分の気持ちを押し隠して、佐間太郎の恋を応援しようと決意する。
この物語は、「家族全員が神様だったら?」という作品設定を元に、神様の家族であることの不便さ・不自由さを感じる少年少女達の、奇想天外な日常のドタバタや恋愛模様を描く青春ラブコメディーである。
登場人物
- 神山 佐間太郎(かみやま さまたろう)
- 声 - 岸尾大輔
- 本作の主人公。神様の息子で菊本高等学校に通う高校1年生。人間の事を学んで立派な神様になるため家族と一緒に暮らしているが、パパさんの神の奇跡で幸運に恵まれた生活を送っているため無気力でわがままな性格をしている。愛情たっぷりで接してくる家族をうるさく思いながらもどこか甘えたところがあり、いつも心配してくれるテンコに対しても素直な気持ちで接することができないでいる。思春期特有の女の子への興味も持っており、ブルマーが好きだったり女子更衣室を覗いたりしたこともある。
- 父のように願いを叶えたりする力(奇跡)等は無く、家族内でのテレパシー(自分の分身を使って当事者以外には聞こえないように心に直接話しかける力)が使える程度でほとんど人間と変わらない。だが時折神様の息子の力なのか、神懸り的な奇跡を起こす。
- テンコからは「佐間太郎」、久美子からは「神山君」、ママさんからは「佐間太郎ちゃん」と呼ばれている。
- 『神様家族Z』にて「神様」になるが、本人曰く「雑用が増えただけ」らしい。
- パパさん曰く、神様と言っても未熟だから「仮免」らしい。
- テンコ
- 声 - 小清水亜美
- 本作のヒロイン。佐間太郎のお目付け役として天界から地上に降りてきた天使。住み込みで神山家の家事全般をこなし、佐間太郎と同じ学校に通っている。天界にいた頃は年上だったことを理由に佐間太郎にはちょっと偉そうにしており気に入らない事があると口より先に手や足が出てしまうが、佐間太郎のお目付け役として一緒にいられることに生き甲斐と幸せを感じている。行動的で明るい性格のため密かに学校の男子に人気があるが、周りからは佐間太郎の彼女だと思われている。佐間太郎に対して恋心を抱くが神様と天使が結ばれることはないと思い佐間太郎の恋を全力でサポートしようとする。が、時々嫉妬でうまくいかないこともある。
- 感情が激しく高ぶったり好きな佐間太郎のことを強く意識すると頭から輪状の湯気が出る(ハート状の湯気や蒸気のように湧きだって出ることもある)がもとは幼い頃、佐間太郎とテンコが夫婦役でおままごとをして遊んでいた時に佐間太郎がテンコに「愛してるよ」と言ったことがきっかけで起こり、それ以来止まらなくなってしまった。
- 6巻から佐間太郎と付き合っている。
- ちなみに苗字は神山では無い。というか存在しない。
- 『神様家族Z』にて「大天使」となるが飛行能力などを得ることは無く、『神様家族』時代となんら変わりは無い。
- 『神様家族Z』では、本当に自分のことを佐間太郎が好きでいるのか不安がっている。
- 小森 久美子(こもり くみこ)
- 声 - 前田愛
- 本作のもう1人のヒロイン。菊本高校に転校してきた美少女。ミステリアスで淑やかな印象だが、佐間太郎に平手打ちしたり大胆な水着を選んだりとイメージとは違う一面も見せる。病弱な母親の面倒を見るため頻繁に転校をしており、友達が出来ないのが悩み。佐間太郎の家族のお節介により色々な奇跡に振り回される目にあう(実際には悪魔である久美子には神の奇跡は通用しないため、奇跡にかかったふりをしていた)。
- 母・フミコの命令で佐間太郎の命を奪うために近づいたが、彼と一緒にいるうちに悪魔でありながら彼の事を好きになってしまう。その後も母に何度も強制されるも佐間太郎の事を好きな気持ちを捨てきれず、彼に全てを話して助けを求める。
- すぐに大阪へ転校することになるが、これは久美子の嘘である。実際には悪魔の娘として母・フミコのために佐間太郎の魂を狙っていたが、彼とテンコの間に割り込めず諦めて2人の前から姿を消しただけである。悪魔の娘として育てられたとはいえ元々は母・フミコは天使であり久美子を産んだ後に強い怒りや悲しみなどで悪魔になったため久美子自身は本来の天使の特質を持っており、悪の力から解放された後に天使に戻って神山家に居候することになる。
- 佐間太郎からは「小森さん」または「久美子さん」、テンコからは「久美子さん」、メメからは「久美子お姉ちゃん」、ママさんからはなぜか「チョロ美」と呼ばれている。
- 『神様家族Z』において「大森久美子」となる。これは、「大をつければ偉くなる」というパパさんの安直な発想による物である。ママさんの息子への溺愛ぶりに、いまだに驚かされ、そして未だにチョロ美呼ばわりされていることにもっと驚いている。
- 神山 治(かみやま おさむ)
- 声 - 江原正士
- 現在の神様で佐間太郎の父。通称「パパさん」。佐間太郎の修行の為に世田谷に築25年の一戸建てを構えて人間のふりをして暮らしている。普段は股引にランニングに腹巻というただのオヤジの格好をしているが、中身もオヤジである。ママさんとはいつもラブラブ状態で家族一人一人を愛しているが、他の姉妹と違ってなかなか感情を露にしない佐間太郎の助けになろうとして佐間太郎のふと頭に浮かんだどんな小さな願いも神の奇跡で強引にかなえてしまう。しかし、時たま佐間太郎に試練を与えたり地上を見守ったりと神様らしい一面も持っている。家族にとっては最後にはやはり頼れる父である。
- 佐間太郎とテンコの名付け親であり神様の息子だから「佐間太郎」、天使だから「テンコ」と言う安直な名前をつける(実は酔っ払っていた状態でつけた)。天界では地球の天候を管理したり天の川を流れる七夕の短冊を釣り上げて願いを叶えてあげるなど神様らしい仕事をしているが、暇な時にビールを片手に野球観戦したり願い事を違う人に叶えてしまったりするなど間の抜けたところもある。
- 『神様家族Z』において「大神様」となるが日常の雑務が無くなったので、むしろ暇になってしまっている。
- 神山 ビーナス(かみやま ビーナス)
- 声 - 葛城七穂
- 現在の女神で佐間太郎の母。通称「ママさん」。3児の母とは思えない程の若々しさと美貌の持ち主で佐間太郎を溺愛している為、コスプレをしたり裸で布団に潜り込んだり過剰なスキンシップを図るなど、いつもエキセントリックなことをしては佐間太郎にうるさがれている。テンコを含め佐間太郎に近づく女は全て敵視しており、久美子が神山家を訪ねた際も烈火の如く怒り出し塩と言いつつ砂鉄を撒いて追い払おうとしたり赤ん坊の愛を佐間太郎の子供と勘違いしテンコを泥棒猫呼ばわりした。人一倍美貌を気にしているため「おばさん」と言われた時の怒りも凄まじく誰にも手が付けられなくなる。
- 基本的には佐間太郎を溺愛し甘やかすばかりだが、時には佐間太郎を叱りつけるという厳しい一面や佐間太郎が悪に取り込まれないように諭すといった一面も持っている。
- 『神様家族Z』において「大女神様」となるが、『神様家族』時代となんら変わりは無い。アンジェラ(後述)をいたく気に入っていた。
- 神山 美佐(かみやま みさ)
- 声 - 冬馬由美
- 次期女神候補で佐間太郎の姉。佐間太郎と同じ学校に通い学校のマドンナ的存在として淑やかに振る舞うが、家ではタンクトップとパンツ1枚で歩き回り牛乳を一気飲みして「ぷはーっ!!」と言ったり風呂に入ることを面倒臭がる(衛生観念がないのではなく、彼女達は本来神通力で清潔な状態を維持できるので入浴を生活習慣に組み込む必要がない)オヤジ的な性格に戻る。
- 女神や女神候補の持つ「女神の吐息」で人間を誘惑して思い通りに動かすことができ、時々佐間太郎を誘惑してからかっている(しかし、神様の息子である佐間太郎には通用しない)。
- 『神様家族Z』において「女神様」となるが、性格等の変化は無い。
- 曰く、夏は牛乳、秋はフルーツ牛乳、冬はコーヒー牛乳で春は牛乳再び! らしい。
- 神山 メメ(かみやま メメ)
- 声 - 神田朱未
- 次期女神候補で佐間太郎の妹。無表情で口数も少なく何を考えているのか分からない暗くてクールな小学生。ママさんや美佐に付き合わされてコスプレを着たり、佐間太郎の恋愛を手伝ったりしている。家族の影響で年齢とはかけ離れた態度や発言をしては佐間太郎やテンコに注意されるが本人はよく分かっていない。好きなものはクラゲとたこわさ。神様家族には天界にいた時よりも前の世界という謎が存在する。メメは3人の兄妹の中で最初に前の世界に気づき、また他人の前の世界を感じることもできるらしい。メメは前の世界では心に大きな傷を負い自殺しようとしたクラゲが好きな女子高生と思われる。佐間太郎は謎が多く、美佐に関しては不明。
- 『神様家族Z』において「女神様」となるが、これといった変化は無い。その性格がかわいいと近所の奥様方に人気らしい。
- 霧島 進一(きりしま しんいち)
- 声 - 三浦祥朗
- 佐間太郎の人間の親友。佐間太郎とは幼稚園からの付き合いで今は菊本高校のクラスメート。佐間太郎に女の子の情報を教えたり佐間太郎とテンコの仲を羨ましく思い、からかったりしてはテンコに殴られたりしている。女の子に弱い明るいお調子者でムードメーカーだが、女の子の話ばかりしたり女子更衣室を覗かせるなど佐間太郎に悪影響を与えるとしてテンコからは厄介者扱いされている。出会った頃は佐間太郎の事を嫌っており第8巻はその頃の話が中心である。
- 『神様家族Z』において、大人になった姿で登場。愛と結婚しており、「ルル」という娘がいる。無職のため生活は妻である愛の稼ぎに頼っており、ルルがしゃっくりをしないというだけで愛の担任するクラスの教室に来るので、佐間太郎には「むしろダメになった」と言われている。街で一番大きい高層マンションに親子3人で暮らしているが、ルルがすぐにグズるからという理由で昼の間は学校に居座り、体育倉庫を勝手に自分の部屋として使用している。佐間太郎の顔や名前はほとんど忘れているが、かすかに記憶は残っている様子。
- 橘 愛(たちばな あい)
- 声 - 能登麻美子
- 佐間太郎の隣のクラスの女の子。夏休み前は大人しい性格で目立たず佐間太郎とは面識は無かったがある事件をきっかけに佐間太郎達と知り合い、ラブレターを渡した進一と親しい(付き合っているのかどうかは分からない)関係になる。本人は付き合っていないと言うが進一が他の女の子に目移りする度にどつきまわしたり「絶交よ!!」と叫んだりしている(そして進一が謝り倒す)。
- 彼女と佐間太郎達との出会いは女子の着替えを覗こうとして木から落ちて骨折した進一を見舞いに来たのがきっかけ。また、愛は足が不自由で入院している少女だった。その理由はテンコが赤ん坊=ルルを拾ったことがきっかけで起きた騒動で出会い、佐間太郎が自分は神様である事を喋ったのでパパさんが秘密を守るために佐間太郎に罰を与えた(時間を巻き戻した)事により前述の出会い方をしている。
- 『神様家族Z』において、大人となった姿で登場。菊本高校の教師となり、テンコ達のクラスの担任である。尚、進一とは結婚しており「ルル」という娘がいる。
- スグル
- 声 - 高戸靖広
- 大天使。通称「スーさん」。テンコの部屋にあったブタの貯金箱に宿っている(アニメ版では人間界に来るに際し目立たないようブタの貯金箱に変身したことになっている)。そのためお金を入れられるとつい合計金額を喋ってしまい五百円硬貨を入れるとおみくじを口から出してもらえる。元々は陶器であったが佐間太郎に割られゴム製となった。佐間太郎に神の息子としての自覚を持たせ見守るという天使の務めをテンコに再認識させ行動を共にするが、神山家の家族にはその正体に何故か気づいてもらえない。実はテンコの父親であるがパパさんに頼んで内緒にしてもらっている。
- 『神様家族Z』において「大大天使」となる。パパさんが自分で名づけたにもかかわらず、「大が2つだから自分より偉い」ということでテレビの上に置かれる。
- ルル
- 声 - 幼少期・金田朋子 / 少女期・広橋涼
- ある朝、神山家の前に置き去りにされていた謎の赤ん坊。佐間太郎とテンコを両親だと思っている。5日間しか生きられないと口にし、何かある度に急激に大人に成長していく。本当の名前を思い出すまで「愛」と呼ばれていた。元々は友達のいなかった愛が大切にしていた人形であり、大切なお友達。パパさんの奇跡によって5日間だけ人間の命を与えられた。背中に「たいせつなおともだち」と書いてある。
- 小森 フミコ(こもり フミコ)
- 声 - 國府田マリ子
- 久美子の母。病弱でいつも布団で寝ており、久美子の介護を受けている。
- フミコの正体は久美子と同じ悪魔であり巨大な鎌や包丁を振り回す等、凶暴な性格。久美子を一人前の悪魔にする為に人の魂を摂取しなければ自分(=フミコ)が一日一歳年老いてしまうと久美子を騙し、人間の魂を集めさせている。スグルやパパさんからはフーさんと呼ばれていて、元はスグルの同僚で天使だった。人間に恋をし結婚をして久美子を産むが、相手は久美子が普通の人とは違うことを拒絶し男はフミコの元を去った。そのことがフミコの心を傷つけ、彼女を悪魔にした。最後にはパパさんの奇跡で転生し天使になる。
- 日村 あかね(ひむら あかね)
- ゲームだけに登場するオリジナルキャラクター。
- いつも無表情で感情をあまり表に出さない。幼いころに両親を失い、現在はひとり暮らしをしている。母親の形見である“バトン”を、いつも大切に持ち歩いている。
タイトルリスト
- 神様家族 2003年6月25日発刊 ISBN 4-8401-0810-2
- 神様家族2 発育少女 2003年9月25日発刊 ISBN 4-8401-0871-4
- 神様家族3 桃色貯金 2003年11月25日発刊 ISBN 4-8401-1034-4
- 神様家族4 シャボン玉ホリデー 2004年2月25日発刊 ISBN 4-8401-1034-4
- 神様家族5 恋愛体操 2004年8月25日発刊 ISBN 4-8401-1134-0
- 神様家族6 鉄棒工場 2005年4月25日発刊 ISBN 4-8401-1253-3
- 神様家族7 新型握手 2005年12月22日発刊 ISBN 4-8401-1453-6
- 神様家族8 おはよう! こどもショー 2006年4月25日発刊 ISBN 4-8401-1531-1
- 神様家族Z 仮免天国 2008年1月25日発刊 ISBN 978-4-8401-2129-3
漫画
「月刊コミックフラッパー」(メディアファクトリー)にて2005年12月号より連載中
原作:桑島由一 / 作画:たぱり
単行本
- 第1巻 2006年5月23日発刊 ISBN 4-8401-1391-2
- 第2巻 2006年10月23日発刊 ISBN 4-8401-1631-8
- 第3巻 2007年6月23日発刊 ISBN 4-8401-1909-0
- 第4巻 2007年11月22日発刊 ISBN 978-4-8401-1972-6
- 第5巻 2008年5月23日発刊 ISBN 978-4-8401-2227-6
アニメ
2006年5月から8月までCS放送のアニマックスにて放送、その後何度か再放送されている。アニメーション制作の東映アニメーションがライトノベルを原作としたテレビアニメ作品を手掛けるのは本作が初である(ただし、ライトノベルを原作とした作品のアニメ制作は、2005年にOVAとして発売した『イリヤの空、UFOの夏』が最初である)。
2007年1月から3月までテレビ神奈川(tvk)でも放送された。
2008年10月18日から2009年1月3日までBS11デジタルでも放送された。(本来放送予定だった『かんなぎ』の放送が急遽取り止めとなったため、振り替えとして放送された)
パンチラ描写などは控えられている。
スタッフ
- 原作 - 桑島由一(メディアファクトリーMF文庫J刊)
- 原作イラスト - ヤスダスズヒト
- シリーズディレクター - 地岡公俊
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 真庭秀明
- 美術デザイン(1-5話)→美術監督(6話-) - 三木美千代
- 色彩設計 - 佐久間ヨシ子
- 音楽 - 武井浩之
- プロデューサー - 関弘美、近藤修治、成毛克憲、五味大輔
- アニメーション制作 - 東映アニメーション
- 製作 - 神様プロジェクト(メディアファクトリー、東映アニメーション、アニマックスブロードキャスト・ジャパン)
主題歌
- オープニングテーマ「Brand New Morning」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲 - カンガルー鈴木 / 編曲 - marhy、内田哲也 / 歌 - 水橋舞from原宿BJGirls
- エンディングテーマ「図書館では教えてくれない、天使の秘密」
- 作詞 - 桑島由一 / 作曲 - marhy / 編曲 - marhy・内田哲也 / 歌 - ミラクfrom原宿BJGirls(水橋舞、工藤真由、岩城文夏)
CDなど
- ケータイサイト「特撮アニメ♪フル」でOP/EDをフルサイズで配信。
- TACD-0001(2006年9月3日)
- DVD発売イベントでTVサイズ収録のマキシシングルを限定販売(終了)。
- TACD-0002(2006年12月29日)
- コミケ71でフルサイズ主題歌を含むミニアルバムを限定販売(終了)。
- 上記以外の一般発売はされていない。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 美術 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 神様 信じますか? | 影山由美 | 地岡公俊 | 桑原幹根 | 三木美千代 | |
2 | 佐間太郎 初恋モーレツ大作戦! | 成田良美 | 福島一三 | 桝井剛 | 杉本光司 | |
3 | 揺れる心のルーレット | 影山由美 | 芝田浩樹 | アベ正己 | ||
4 | 天使(テンコ)の涙 輝く翼の先に… | 成田良美 | うえだひでひと | 織岐一寛 | ||
5 | 恋の季節?!気になるアイツ? | 小林靖子 | 上田芳裕 | 袴田裕二 | ||
6 | テンコの赤ちゃん | 吉田玲子 | 上条修 | 安藤健 | 花井宏和 | 杦浦正一郎 |
7 | 発育少女 | 金春智子 | 角銅博之 | 佐々門信芳 | 三木美千代 | |
8 | たいせつなおともだち | 坂井史世 | 地岡公俊 まつもとよしひさ |
桝井剛 | 杉本光司 | |
9 | 初恋 再び… | 影山由美 | 芝田浩樹 | 深澤敏則 | アベ正己 | |
10 | 涙のハートで桃色貯金?! | 坂井史世 | 小林哲也 | 徳本善信 | 織岐一寛 | |
11 | 真夜中の少女 | 金春智子 | 上田芳裕 | 袴田裕二 | ||
12 | キス | 吉田玲子 | 嵯峨敏 なかの☆陽 |
安藤健 | 花井宏和 こひだはじめ | |
13 | 天使の祈り つながる 絆 | 平見瞠 | 地岡公俊 | 真庭秀明 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
日本全域 | アニマックス | 2006年5月18日 - 8月10日 | 木曜 22:30 - 23:00 | CS放送 | リピート放送あり |
神奈川県 | tvk | 2007年1月6日 - 3月31日 | 土曜 26:30 - 27:00 | 独立UHF局 | |
日本全域 | BS11 | 2008年10月18日 - 2009年1月3日 | 土曜 23:00 - 23:30 | BS放送 | 『ANIME+』枠[2] |
モバイル
『神様家族ANiMO』という神様家族専用のモバイルサイトにて、ムービーや、Flash待受や着メロ、デコメールなどのコンテンツが配信されていた。
ゲーム
- 神様家族 応援願望(JANコード:4546907-30062-2)
- 2006年9月21日にPS2で発売。ジャンルはアドベンチャーゲーム。キャラクターボイスは無し。
- ビジュアルノベルのような形式のゲームで、会話の途中で出現する選択肢によってストーリーが変化していく。
ゲーム主題歌
- 「きっとずっときっとね」