「ギロチンマシン中村奈々子」の版間の差分
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2020年5月20日 (水) 09:50時点における版
ギロチンマシン中村奈々子 | |
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ジャンル | SF、ラブコメ |
小説 | |
著者 | 日日日 |
イラスト | 大出長介 |
出版社 | 徳間書店 |
レーベル | 徳間デュアル文庫 |
刊行期間 | 2006年10月 - 2009年10月 |
巻数 | 全5巻 |
テンプレート - ノート |
『ギロチンマシン中村奈々子』(ギロチンマシンなかむらななこ)は、日日日による日本のライトノベル。イラストは大出長介が担当している。徳間デュアル文庫(徳間書店)より2006年10月から2009年10月にかけて全5巻が刊行されている。
あらすじ
ある1人の人物がロボットに自我を与えたためにロボットが人類に反旗を翻した。戦況はロボットが優勢。今や世界の7割はロボットに支配された。人類の若き兵隊である主人公は祖国の命によりロボットの始祖〈チェシャ・キャット〉を破壊するために航空機で飛んでいた……はずだったのだが、気がつくと謎のカプセルの中に。目の前にいた少女に話しかけてみると、どうやらここは〈学園〉と呼ばれるロボットのための教育機関がある島で、彼女もまたロボットだった。主人公は無事にこの島から脱出できるのか。
登場人物
本作では「中村奈々子」とは複数の人物を指し、また物語の重要キーワードでもあるため、ここでは混乱を避けるような記述を行う。
- 僕(ぼく)
- この物語の語り手であり主人公。〈チェシャ・キャット〉を破壊することを祖国より命じられるが、乗っていた航空機が撃墜されてしまい、漂着した〈学園〉で加藤千紗に助けられる。その際、咄嗟に山田太郎という偽名を名乗り、これが定着する。三人目の中村奈々子と呼ばれ、本名の姓も中村であることから何か意味があるのではと本人も考えている。
- 中村 奈々子(なかむら ななこ)(以下ギロチンマシン)
- 一番目の中村奈々子で、本作のヒロイン。学園の執行人の中でも一番有名といわれるほどの実力者で「ギロチンマシン」と呼ばれている。右腕はギロチンのような刃物、左腕は切断するための箇所を指定するための青い光が出るポインターになっており、この両腕をセットとした兵器名がギロチンマシンである。赤ずきんからは「ギロチン子」や「ギロっち」と呼ばれることが多い。両腕のせいで外見は恐ろしいが、内面は非常に可愛い女の子である。
- 赤ずきん(あかずきん)
- 二番目の中村奈々子で、〈生徒会〉を発足した人物。その名の通り赤いずきんを被っており、真っ白な髪で容姿は子供である。彼女の異様な体躯は過去のトラウマが原因とされている。そのロリータ容姿とは打って変わって、殺人的に口が悪いのが特徴で「糞」という言葉をやたらと連呼する。ただし本人はしゃべれないため、黄色のオウムのような機械「口ぱっくん」を使って、代わりに発声させている。偉そうな口ぶりのわりには肉体的には弱い。かつて、暴走したギロチンマシンに両腕を切断された。以降、ロケットパンチを装着している。しかし、ロケットパンチと銘打ってはいるが使い捨てで、着弾点で爆発するため実質ミサイル。使用後はバランスが悪くなり走りにくくなる。
- 加藤 千紗(かとう ちさ)
- 「僕」を助けたロボット。眼鏡をしている。戦闘能力はたいしたことがないロボットタイプ。しかし、武器(マシンガン等)を持つことにより、ある程度なら戦闘能力を高めることができる。「僕」に対して非常に好意的であり、「僕」とギロチンマシンが仲良くしていると嫉妬する場面もある。
- 正体は〈チェシャ・キャット〉の一端末で、「僕」の頭に学園の生徒を監視するための〈生徒手帳〉を埋め込むなどをしていた。
- ロリエ
- 〈学園〉の都市伝説で、電波の妖精。保健室の人。そのまんまナース姿をしている。元々は人間で、科学者の中村奈々子の研究所の隅で育てられていたローリエの鉢植えの傍に捨てられていた(「ロリエ」という名はこのことに由来する)。飛行機事故にて死亡するも科学者の中村奈々子によって電子世界に移される。中村奈々子自体を嫌っている。
- 中村 奈々子(なかむら ななこ)
- 科学者の中村奈々子。〈チェシャ・キャット〉を作った。一人称は僕。中村奈々子(ギロチンマシン)にギロチンマシンを与えた教師(スレイブ)の中村奈々子と同一人物で、影で暗躍している。
- 〈チェシャ・キャット〉
- あらゆるロボットの始祖。人類の敵。
用語
- 〈学園〉
- 正式名称は〈003336〉。日本列島の南方7千kmに位置する諸島の一つに存在する。各地の工場で製造され、最終工程を通過したロボットの一部が配属されるロボットのための教育機関で、人間特有の感情などを学び、人間をはるかに凌駕する力を得ることを目的としている。
- 〈生徒会〉
- 執行人
- 〈王国〉
- 獣の森
- 歴史の道しるべ
- 『輪廻転生』実験
-
- 第二地球
- 人口密度の上昇のため、増築していった地球。
- 第三地球
- 第四地球
- 人類同士の争いの激化により分裂した26の国家がそれぞれ自国の領土を地盤ごと分断し、後に機械化、国交を閉ざし、緩やかに滅亡していった世界。
- 第五地球
- 空気感染による機械化により滅んだ世界。
- 第六地球
- 第七地球
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既刊一覧
- 『ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編』、2006年10月31日初版発行(2006年10月11日発売[1])、ISBN 4-19-905161-9
- 『ギロチンマシン中村奈々子 学級崩壊編』、2007年4月30日初版発行(2007年4月10日発売[2])、ISBN 978-4-19-905167-8
- 『ギロチンマシン中村奈々子 高等教育編』、2007年12月31日初版発行(2007年12月10日発売[3])、ISBN 978-4-19-905175-3
- 『ギロチンマシン中村奈々子 大人社会編』、2008年10月31日初版発行(2008年10月9日発売[4])、ISBN 978-4-19-905185-2
- 『ギロチンマシン中村奈々子 輪廻転生編』、2009年10月31日初版発行(2009年10月10日発売[5])、ISBN 978-4-19-905198-2
脚注
- ^ “ギロチンマシン中村奈々子 義務教育編”. 徳間書店. 2010年11月19日閲覧。
- ^ “ギロチンマシン中村奈々子 学級崩壊編”. 徳間書店. 2010年11月19日閲覧。
- ^ “ギロチンマシン中村奈々子 高等教育編”. 徳間書店. 2010年11月19日閲覧。
- ^ “ギロチンマシン中村奈々子 大人社会編”. 徳間書店. 2010年11月19日閲覧。
- ^ “ギロチンマシン中村奈々子 輪廻転生編”. 徳間書店. 2010年11月19日閲覧。