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'''三上 延'''(みかみ えん、[[1971年]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[神奈川県]][[横浜市]]に生まれ、同県[[藤沢市]]にて育った。高校は神奈川県立大船高校へ通学。
'''三上 延'''(みかみ えん、[[1971年]] - )は、[[日本]]の[[小説家]]。[[神奈川県]][[横浜市]]に生まれ、同県[[藤沢市]]にて育った。高校は神奈川県立大船高校へ通学。



2020年5月20日 (水) 10:05時点における版

三上 延
(みかみ えん)
ペンネーム 三上 延
(みかみ えん)
誕生 1971年(53 - 54歳)
日本の旗 日本神奈川県横浜市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士
最終学歴 武蔵大学人文学部卒業
活動期間 2002年 -
ジャンル ライトノベル
ミステリ
推理小説
代表作ビブリア古書堂の事件手帖』など
デビュー作 『ダーク・バイオレッツ』
公式サイト 馬的思考日記
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三上 延(みかみ えん、1971年 - )は、日本小説家神奈川県横浜市に生まれ、同県藤沢市にて育った。高校は神奈川県立大船高校へ通学。

略歴

1971年横浜市生まれ。10歳で神奈川県藤沢市に転居し、神奈川県立大船高等学校に進学。武蔵大学人文学部社会学科卒業[1][2]。大学卒業後、藤沢市の中古レコード店、古本屋でアルバイトをしながら小説を新人賞に投稿し、2002年「ダークバイオレッツ」でデビューした。

大学時代は文芸部に所属[3]。中古レコード店、古書店勤務を経て、『ダーク・バイオレッツ』で第8回電撃小説大賞3次選考を通過し、2002年に同作でデビュー[2]ホラー風の作品が多かったが2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。同作は2012年本屋大賞にノミネートされている。

2012年、「足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)」(『ビブリア古書堂の事件手帖2』に収録)で第65回(平成24年度)日本推理作家協会賞短編部門にノミネートされる[2]

2014年3月14日、『ビブリア古書堂の事件手帖4』(メディアワークス文庫)で第67回(平成26年度)日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門にノミネートされる[4]

作品リスト

単行本

電撃文庫
メディアワークス文庫
角川つばさ文庫
  • ビブリア古書堂の事件手帖(2016年8月 - )
光文社
  • 江ノ島西浦写真館 (2015年12月16日 / 光文社文庫、2018年6月12日)
新潮社
  • 同潤会代官山アパートメント(2019年4月)
その他
  • ファンタジーへの誘い-ストーリーテラーのことのは-(2016年6月 徳間書店)《インタビュー集》

雑誌掲載・アンソロジー収録作品

  • 「Falling」(『電撃hp Volume31』2004年8月)
  • 「M/W・二枚のメダル」(『電撃hpSPECAL 2005 SPRING』)
  • 「死者の箱舟」(『電撃h』)
  • 「いぬみみメイド かなたタン」(『電撃hPa』)
  • 「ネガイゴト」(『電撃hp Volume43』2006年8月)
  • 「マリカ」(『電撃hp Volume49』2007年8月)
  • 「月の沙漠を」(『この部屋で君と』新潮文庫nex、2014年9月)
  • 「江ノ島西浦写真館」(『ジャーロ』No.54、2015年6月)
  • 「太宰治『待つ』」(『ビブリア古書堂の事件手帖 7巻発売記念スペシャル書き下ろし掌編』フリーペーパー、2017年2月)再録

編纂・その他

  • 解説「落穂拾い」と私――小山清の生活のこと(『落穂拾い・犬の生活』小山清著、ちくま文庫、2013年3月)
  • 栞子さんの本棚 ビブリオ古書堂セレクトハンドブック(編纂・エッセイ執筆、角川文庫、2013年5月)
  • 大人が楽しめる新感覚ライトノベル入門(『THE21』第30巻第5号 PHP研究所、2013年5月)
  • 読書狂(ビブリオマニア)の冒険は終わらない! (倉田英之との共著、集英社新書、2014年10月)
  • ビブリア古書堂セレクトブック ブラック・ジャック編(編纂・エッセイ執筆、角川文庫、2017年2月)
  • ビブリア古書堂の事件手帖スピンオフ こぐちさんと僕のビブリアファイト部活動日誌(原作・監修、峰守ひろかず著、電撃文庫、2017年3月)
  • 恐怖のノスタルジー(エッセイ)(『小説新潮』2017年8月号)
  • 才能を引き出した情報空間---トップランナーの図書館活用術---  (インタビュー 「物語を紡ぐ人、物語と出会う場所」)(岡部 晋典 著、勉誠出版、2017年8月)

映像化

脚注

  1. ^ 著者は語る 作家・三上延氏”. 2011年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月31日閲覧。 - SankeiBiz(2011年11月26日)
  2. ^ a b c 日本推理作家協会 編『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ 2012』(第1刷)講談社、2012年7月5日、223頁。ISBN 978-4-06-114913-7 
  3. ^ 作家の読書道 - WEB本の雑誌(2012年1月18日)
  4. ^ 日本推理作家協会

外部リンク