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『'''天使はいつも忙しい'''』(きゅーぴっどはいつもいそがしい)は[[わかつきひかる]]・著、[[花邑まい]]・画の[[ライトノベル]]作品。[[学研パブリッシング]]・[[メガミ文庫]]刊。
『'''天使はいつも忙しい'''』(きゅーぴっどはいつもいそがしい)は[[わかつきひかる]]・著、[[花邑まい]]・画の[[ライトノベル]]作品。[[学研パブリッシング]]・[[メガミ文庫]]刊。



2020年5月20日 (水) 11:07時点における版

天使(キューピッド)はいつも忙しい
ジャンル 学園ラブコメ
小説:天使(キューピッド)はいつも忙しい
著者 わかつきひかる
イラスト 花邑まい
出版社 学研パブリッシング
掲載誌 メガミマガジンクリエイターズ
レーベル メガミ文庫
発売日 2009年9月29日
連載期間 Vol.12(2008年6月) - Vol.16(2009年6月)
巻数 全1巻
テンプレート - ノート

天使はいつも忙しい』(きゅーぴっどはいつもいそがしい)はわかつきひかる・著、花邑まい・画のライトノベル作品。学研パブリッシングメガミ文庫刊。

メガミマガジンクリエイターズVol.12よりVol.16までに連載していた同名の作品に、改稿を加えて出版された。短編連作形式の作品である。

ストーリー

死んだ魂の解放という天界をゆるがす事件を起こした天使のアイは、人間界に行き解放した魂を探し出し回収するように命じられる。解放した魂が戻った場所は、香月高校。アイは転校生として編入し、解放した魂の持ち主を探し始める。その目印は「とても恋愛下手」なこと。

そこでアイは恋愛に不器用な少年少女を捜す目的で、恋愛指南サイトを開設する。サイトには恋に悩む少女たちが訪れて、指南をダウンロードしていく。アイはそんな彼女たちの恋の成就を手伝いながら、解放した魂の持ち主でないか確認していく。

登場人物

小鳥 アイ(ことり アイ)
この作品の主人公。天使(キューピッド)だったが、死神ルビィが誤って刈ってきた死者の魂を無断で解放したことを咎められ、罰として天使の輪を奪われ堕天使となった。そして人間界に降り解放した魂を回収することを命じられる。
解放した魂は恋愛を成就できない体質になっている。解放した魂が存在する香月高校に転入したアイは、高校に恋愛不全症候群ウイルスが蔓延していることを知る。本当に恋愛を成就できない体質かどうかを確かめるためには、そのウイルスを除去しなくてはならない。そこでアイは、まだ少し残っている天使としての力を使って、ウイルス除去に取り組み始める。
そうしていくうち、アイは恋愛指南サイトづくりを手伝ってくれた阿坂雅彦にほのかな恋心を感じ始める。
垣内 夕菜(かきうち ゆうな)
香月高校1年生。小さい頃父親と死に別れ、地方公務員の母親と二人で暮らしてきた。母親にかまってもらえない寂しさを、ひとりで妄想を楽しむことで癒している。
1年前に母親が再婚したことで、新しい父親と兄(垣内優一)ができた。兄のことを悪からず想いはじめた夕菜であったが、ある日学校で兄と兄の親友の阿坂雅彦がふざけているところを目撃し、兄と雅彦がボーイズラブの関係であると誤解する。
そこで夕菜は、兄をボーイズラブから取り戻すための作戦をたて実行する。それは兄のためと心の中で言い訳する夕菜だったが、本当は兄を奪われたくないというジェラシーから起こした行動だった。
一ノ瀬 ありさ(いちのせ ありさ)
香月高校2年D組、学園の女王。巨大企業グループの一ノ瀬財閥の一人娘。毎日、執事の運転するリムジンに乗って通学する。
ある日、自戒のため持ち歩いていた中学時代の写真を教室に置き忘れてしまう。教室に戻ると、同じクラスの沢田弘樹がいた。彼には何とかごまかし、写真を探すものの見つからなかった。
そこで写真は弘樹が持っており、秘密を知られたと考えたありさは、弘樹を使用人として平伏させ、秘密を守らせようと考えることを決意する。
中学時代は今より15kgも太っており、誕生パーティで心無い陰口を耳にしたことから、当時の体形をコンプレックスに思っている。以来、ダイエットを重ねて今のプロポーションをつくり、勉強にもスポーツにも励んできた。写真はそんな初心を忘れないために持ち歩いていたのであった。
山名 理香(やまな りか)
メガネをかけた理知的な容貌の香月高校2年D組の女子生徒。面倒見のよい性格でまじめなため、クラスの委員長になっている上、図書委員も兼任している。
しかし理香は、クラス委員はまわりから便利屋として使われるだけで、自分はお節介で空気がよめない女だと悩んでいる。
ある日、クラスで同級生の藤岡佑哉が理香のものまねをしておどけている姿を見て、いたたまれなくなった理香は図書室に逃げ込んだ。
死神ルビィ
本来71歳の寿命がある「ある魂」を、間違って17歳で狩ってきてしまった。過ちに気づいたが、罪を咎められ消滅させられることを恐れたルビィは、この失敗を見てみぬふりをしてしまった。

書誌情報一覧

関連項目

外部リンク