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2020年5月20日 (水) 11:11時点における版

まつ ともひろ
松 智洋
誕生 成松 孝洋(なりまつ たかひろ)
(1972-10-13) 1972年10月13日
日本の旗 日本福岡県
死没 (2016-05-02) 2016年5月2日(43歳没)
日本の旗 日本
職業 小説家
脚本家
ゲームシナリオライター
漫画原作者
言語 日本の旗 日本
活動期間 2008年 - 2016年
ジャンル ライトノベル
代表作 迷い猫オーバーラン!
パパのいうことを聞きなさい!
オトメ3原則!
ほか
デビュー作 迷い猫オーバーラン!
配偶者 既婚
子供 1人[1]
公式サイト パパのいうことを聞きなさい!ポータル
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松 智洋(まつ ともひろ、男性、1972年10月13日[2] - 2016年5月2日)は日本小説家ライトノベル作家同人誌即売会コミックマーケット」関係者である。本名は成松 孝洋(なりまつ たかひろ)[3]。既婚[3]

人物

福岡県出身[2]。小説家としては[注 1]2008年10月、スーパーダッシュ文庫より『迷い猫オーバーラン!』でデビューした[4]。以後、かなりのハイペースで作品を精力的にリリースしていた。各年の作品刊行数としては2008年に2冊、2009年から2013年に各6冊の刊行数となっている。この刊行ペースについては『パパのいうことを聞きなさい!』第2巻刊行時における、集英社スーパーダッシュ文庫担当編集者へのインタビュー記事においても「『迷い猫オーバーラン!』の時には(隔月刊で1年間6冊という)地獄の?スケジュールで執筆をお願いしていた。筆力の大変高い作家さんです」との趣旨で評されている[5]。同インタビュー記事では「(2009年11月から2010年3月までの)5ヶ月間で4冊の執筆依頼は申し訳なかったのに、その合間にドラマCDや特典小説も手がけられている」との趣旨で松の仕事ぶりについて触れている[5]。また松自身も「(2012年1月頃の)アニメ『パパのいうことを聞きなさい!』放送中で大変多忙だった時期に、執筆のためカンヅメになっていた際の気分転換として『オトメ3原則!』を書いた」と自らのワーカーホリックぶりについて述べている[注 2]

作家活動とは別に、高校時代からコミックマーケットのスタッフとして同人活動もしており、40周年史『40th COMIC MARKET CHRONICLE』では、前代表の米澤嘉博の急逝から現共同代表の安田かほる・筆谷芳行市川孝一への体制移行の舞台裏をまとめたルポルタージュ『代表が代わった日』を寄稿している[6]

2016年5月2日、肝臓癌により43歳で死去[3][7]

活動実績

小説

小説家としてのデビュー作である『迷い猫オーバーラン!』シリーズ(全12巻)の他に、『パパのいうことを聞きなさい!』シリーズ(全19巻)・『オトメ3原則』シリーズ(全6巻)の計3シリーズがいずれも集英社スーパーダッシュ文庫より刊行されている。作品刊行のペースとしては、2008年10月のデビュー以来おおむね隔月に1冊のペースを保っている。『はてな☆イリュージョン』は2014年11月よりダッシュエックス文庫にて刊行されている。

作品リスト

小説

共著

  • メルヘン・メドヘン(2017年2月 - 2018年4月 ダッシュエックス文庫 全4巻)- 共著:StoryWorks
  • はてな☆イリュージョンR(2019年8月 - ダッシュエックス文庫 既刊2巻)- 共著:StoryWorks

漫画原作

ルポタージュ

テレビアニメ

ドラマCD

  • 『迷い猫オーバーラン!ドラマCD 迷い猫同好会 南海の大決闘〜神秘の樹海に巨大生物の影を見たり見なかったり〜』2010年3月25日発売(フロンティアワークス)(脚本)
  • 『ノーアニメ ノーライフ〜タワーアニメはあなたのためのお店です〜』2015年3月25日発売(タワーレコード)(脚本)

ゲーム

脚注

注釈

  1. ^ 商業作品での松の活動が確認できるのはゲーム『センチメンタルグラフィティ2』(2000年)でのシナリオ監督担当が初である。小説家デビュー前の活動歴としては他にゲーム『ラーゼフォン 蒼穹幻想曲』(2003年)でのシナリオ担当がある。
  2. ^ 『オトメ3原則!』小説第1巻あとがきより。

出典

外部リンク