「黒姫のユズハ」の版間の差分
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『'''黒姫のユズハ'''』は[[MF文庫J]]刊行の[[ライトノベル]]。全三巻。作者は[[田口一]]。 |
『'''黒姫のユズハ'''』は[[MF文庫J]]刊行の[[ライトノベル]]。全三巻。作者は[[田口一]]。 |
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== ストーリー == |
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2020年5月20日 (水) 11:39時点における版
『黒姫のユズハ』はMF文庫J刊行のライトノベル。全三巻。作者は田口一。
ストーリー
遥か昔、『闇』、『光』、『水』、『火』、『命』、『言葉』の六人の姫によって創られたと言い伝えられる世界。文様師見習いの少年、『レン』は一人前の文様師を目指しつつも、スランプに陥り深く悩む日々を送っていた。そんなある日、レンは学校からの帰り道で不思議な棺を見つける。棺はレンが実家で見つけた古い指輪と反応して一人の少女の姿へと変わった。『ユズハ』と名乗るその少女はなんと伝説の姫の一人だという。そして彼女はレンの意志などおかまいなしに彼の家に居ついてしまう。この時から、国の運命にも関わる物語が始まった・・・。
登場人物
- レン・リーンバート
- 主人公。文様の名門・リーンバート家の次男だが実力は文様師見習い程度。スランプに陥り悩んでいたが、ユズハとの出会いをキッカケに、徐々に才能が開花していく。最初はユズハが家に居座ることを迷惑がっていたが、次第に馴染んでいく。実力がともなっていないが、文様師としての秘めた才能はかなりのもの。
- ユズハ
- レンによって長い眠りから目覚めた古代世界の『姫』。甘いものや高級食材に目がない。普段は子供っぽいワガママな性格なのだが、時折、大人びた態度でレンや仲間を導くこともある。文様の始祖の一人であるため現代では失われている古代文様に関する知識ももつ。正体は伝説にも語られていない七人目の死の姫、『バーフ・カーハ』。彼女の力は神にも等しい存在である姫にさえ死の眠りを与える。
- マルシェ・ノールス
- レンの幼馴染の少女。文様師学校では学級委員長を務める優等生でもある。文様師としての腕前もそれなりの域にあり、レンを追いかけるときなどには文様の力でゴーレムを造りだすこともある。また、彼女のポシェットも文様の力で細工してあり、どんなものでも小さくして収納できる。
- ルミサ・ラグラート
- レンの一つ年下の女の子。マルシェの親友でほとんどいつも一緒に行動する。中央国家ログール出身で文様を操る能力を持たないため、学者になろうと勉強している。レンやマルシェよりも遥かに知識が豊富で古代文字にも精通している。マルシェと協力して様々な文様具を造る。また、父親が書いた『世界幻獣大全』という本からモンスターの幻影を映し出して操ることができる。少々、特殊な趣味を持っており、レンに女装を勧めることもある。
- ザイクス・シン
- ダーナの末裔という組織に所属する傭兵。文様の力を持たないが、一匹狼を名乗るその実力は一人で軍の一部隊と戦えるほど。姫の力が悪用されないよう行動を起こす。
- ノイド・リーンバート
- レンの兄でリーンバート家の長男。文様師としての実力は稀に見るほどの天才で大きな期待を背負った人物だった。だが、中央国家ログールによって陥れられて以来、彼もまた謀略を好む冷酷な人格になってしまった。世界を支配する野望を抱き、ログール皇帝に取り入り、姫の力を巡ってレン達と対立する。
- イフ
- 教会のシスターとしてレン達文様師学校の生徒と交流していたが、その正体はユズハの姉に当たる『命の姫』。瀕死の人間さえも治癒させる能力を持つ。ノイドの片腕として彼の野望に協力する。レンの父親の話では、彼女はレンの誕生以前、ノイドが幼少のころにはすでに目覚めていたらしい。
- ホノカ
- ユズハの姉に当たる火の姫。全力を出せば天を焼くほどの業火を生み出せる。真の名は『ゴヴニュ』
- コーフィー
- レンがダロウ島で知り合った少女でフルネームはコーフィー・ウォルバート。海難事故から助けられて以来、海賊となっているが、もともとは水の姫の封印を守る家系の末裔だった。
- ミナモ
- 幼い姿の少女だが、正体はユズハの姉の一人である水の姫。真の姿であるマナナーンになると巨大な津波を起こすことができる。