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[[1868年]](明治元年)9月、[[明治維新#中央政府|明治政府]]も一六日を[[太政官布告]]で[[官公庁]]の休日とした。しかし[[1876年]](明治9年)3月、一六日の休日を廃し[[日曜日]]を[[休日]]とし、まもなく民間もこれに倣い、一六日の休日は姿を消した。[[森鷗外]]の、[[1880年]](明治13年)を舞台にした小説『[[雁 (小説)|雁]]』では、裁縫の師匠が一六に休むという叙述がある。 |
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== 関連項目 == |
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2020年6月18日 (木) 11:03時点における版
一六日(いちろくび)とは、毎月、日付の下1桁の数字が1と6の日である(ただし、グレゴリオ暦へ改暦後も31日は含めない)。つまり、毎月1日・6日・11日・16日・21日・26日。
単に一六、あるいは明治には一六どんたく(どんたくは休日の意味)とも言った。「じゅうろくにち」と区別するため一・六日とも書く。
一六日の慣習
江戸時代から明治初期まで、休日、稽古日、寄合日、講釈日などに当てられた。
1868年(明治元年)9月、明治政府も一六日を太政官布告で官公庁の休日とした。しかし1876年(明治9年)3月、一六日の休日を廃し日曜日を休日とし、まもなく民間もこれに倣い、一六日の休日は姿を消した。森鷗外の、1880年(明治13年)を舞台にした小説『雁』では、裁縫の師匠が一六に休むという叙述がある。