「副省級市」の版間の差分
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2020年6月20日 (土) 09:14時点における版
中華人民共和国の行政区分 |
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省 |
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副省級市(ふくしょうきゅうし)は、中華人民共和国の地方自治体の一種であり、とくに重要な地級市(二級行政区)で大幅な自主権が与えられる都市。その前身は計画単列市である。副省級市の共産党市委員会書記、市人民代表大会常務委員会主任、市人民政府市長、政治協商会議市委員会主席は副省長と同じ級別の副省部級である。1994年2月24日、中央機構編成委員会で制度が新設された。地級市として省の管轄下にあるが、経済・財政と法制の面で省と同程度の自主権が認められている。中国語では「副省級城市」と言う。城市とは都市の意味である。また、上海市の浦東新区と天津市の浜海新区は副省級市轄区に指定されている。
副省級市に指定された市
現在、以下の15地級市が副省級市に定められている。省都が多いが、そうでない都市もある。
- その他
- (新疆生産建設兵団)
かつて中華民国期には、哈爾浜、瀋陽、南京、広州、西安、武漢(漢口)、大連、青島が直轄市であった。
なお、重慶市はかつては副省級市であったが、1997年に一級行政区(省と同じレベル)である直轄市に移行した。現在、市域(郊外と農村部を含む)面積では哈爾浜が最大の副省級市である。