「ディーン元気」の版間の差分
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2020年6月20日 (土) 10:00時点における版
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| 選手情報 | ||||||||||||||||||
| フルネーム | ディーン・ロドリック・元気 | |||||||||||||||||
| ラテン文字 | Genki Roderick Dean | |||||||||||||||||
| 国籍 |
 日本 | |||||||||||||||||
| 種目 | やり投 | |||||||||||||||||
| 所属 | ミズノ | |||||||||||||||||
| 生年月日 | 1991年12月30日（32歳） | |||||||||||||||||
| 生誕地 | 兵庫県神戸市 | |||||||||||||||||
| 身長 | 182cm[1] | |||||||||||||||||
| 体重 | 92kg | |||||||||||||||||
| 自己ベスト | やり投：84m28（2012年） | |||||||||||||||||
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ディーン 元気ことディーン・ロドリック・元気（ディーン げんき、Genki Roderick Dean[2], 1991年12月30日 - ）は、兵庫県神戸市出身のやり投選手。ミズノ所属。
経歴
神戸市立平野中学校時代に兄の影響で陸上競技を始める[3]。全中の砲丸投で4位になった[4]。また3年次のジュニアオリンピックの円盤投で優勝している[5]。尼崎市立尼崎高等学校に進学後、やり投を始め、3年次のインターハイでは、やり投と円盤投の二冠を達成した[5]。中学時代には四種競技、高校時代には八種競技にも取り組んでいた[6]。
早稲田大学スポーツ科学部へ進学後は、やり投に専念するようになった。2010年、世界ジュニア陸上競技選手権大会で銀メダル、日本陸上競技選手権大会で3位、2011年、アジア陸上競技選手権7位、ユニバーシアード12位、日本陸上競技選手権大会2位の成績をあげた[5]。
2012年4月29日に広島広域公園陸上競技場で行われたロンドンオリンピック日本代表選考会を兼ねた第46回織田幹雄記念国際大会において、派遣標準A記録を突破し、村上幸史のベスト（83m53、当時）を超え[7]、日本歴代2位（当時）となる84m28を投げた[8]。2012年6月9日、第96回日本選手権において大会新記録の84m03をマークして初優勝するとともに、ロンドンオリンピック出場が決定した[9]。オリンピックでは予選で82m07を投げて決勝に進出したが[10]、決勝では79m95で10位となった[11]。
成績
主要国際競技会
以下は全てやり投げでの成績。
| 年 | 大会 | 開催地 | 成績 | 記録 |
|---|---|---|---|---|
| 2010 | 第13回世界ジュニア陸上競技選手権大会 |  カナダ・モンクトン
|
2位 | 76m44 |
| 2011 | 第26回ユニバーシアード |  中国・深圳市
|
12位 | 73m44 |
| 2012 | 第30回オリンピック競技会 | .svg){kind=small} イギリス・ロンドン
|
10位 | 79m95 |
| 2013 | 第27回ユニバーシアード |  ロシア・カザン
|
5位 | 78m21 |
年次ベスト
| 年 | 所属 | やり投 | 円盤投 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2008年 | 市尼崎高2 | 65m37 | ||
| 2009年 | 市尼崎高3 | 70m57 | 46ｍ05 | |
| 2010年 | 早稲田大1 | 78m57 | 45ｍ96 | ジュニア日本記録（やり投） |
| 2011年 | 早稲田大2 | 79m20 | 47ｍ05 | |
| 2012年 | 早稲田大3 | 84m28 | 47m92 | 日本歴代2位（当時、やり投）、日本学生記録（やり投） |
| 2013年 | 早稲田大4 | 80m15 | 45ｍ27 | |
| 2014年 | ミズノトラッククラブ | 77m32 | 42ｍ28 | |
| 2015年 | 77m51 | |||
| 2016年 | 79m59 | 50m59 |
人物
兵庫県の出身のため普段は関西弁を喋っており、標準語は話せないと伝えられている[5]。
家族
父親がイギリス人で母親が日本人。3人姉弟の末っ子で（姉と兄あり）、プロ野球は地元オリックスの大ファン。 父親はイングランドのニューカッスル出身のラグビー選手で、20代のときに剣道を学びに来日した。現在神戸製鋼で英会話を教えている[4]。
脚注
- ^ ロンドンオリンピック2012 ディーン 元気（陸上競技）プロフィール - JOC
- ^ iaaf.org - Athletes - Dean Genki Biography
- ^ “競走部 ディーン元気選手インタビュー”. WASEDA WILL WIN (2011年4月27日). 2012年5月5日閲覧。
- ^ a b “やり投げ・ディーン元気、いきなりメダル候補！村上超え歴代2位!”. 報知新聞 (2012年4月30日). 2012年5月5日閲覧。
- ^ a b c d “ディーン元気 父は英国出身も“ロンドンは行ったことない””. スポーツニッポン (2012年4月30日). 2012年5月5日閲覧。
- ^ やり投げディーン元気10種競技に挑戦 nikkansports.com 2013年9月23日
- ^ “陸上:ディーン元気、一気に村上越え やり投げ”. 毎日新聞 (2012年4月29日). 2012年5月5日閲覧。
- ^ “ディーン元気、「父の祖国」目指し投げたヤリ”. 読売新聞 (2012年4月30日). 2012年5月5日閲覧。
- ^ “ディーン元気、初Vで五輪へ 村上の13連覇を阻止”. スポーツニッポン (2012年6月9日). 2012年6月9日閲覧。
- ^ “ディーン決勝進出!村上無念の敗退”. 日刊スポーツ (2012年8月9日). 2012年8月17日閲覧。
- ^ ディーン元気、79ｍ95で10位 日刊スポーツ 2012年8月12日
- ^ ディーン本職Ｖ 幅跳びにリレーも／陸上 nikkansports.com 2013年9月22日
外部リンク
- ディーン元気 - 日本陸上競技連盟の選手名鑑
- ディーン元気 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- ディーン元気 (@GenksRoderick) - X（旧Twitter）
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