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「千秋楽結びの一番」の版間の差分

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!場所 !!東方<br />勝敗!!東方地位・力士!!西方地位・力士!!西方<br />勝敗!!備考
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|2020年1月場所||●||東大関 貴景勝||西前頭17 勝龍||○||昭和以降初めて幕尻力士が出場した千秋楽結びの一番。幕尻力士のこれより三役出場も初。
|2020年1月場所||●||東大関 貴景勝||西前頭17 勝龍||○||昭和以降初めて幕尻力士が出場した千秋楽結びの一番。幕尻力士のこれより三役出場も初。
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|2020年3月場所||○||東横綱 白鵬||西横綱大関 鶴竜||●||'''千秋楽2敗同士の相星決戦'''
|2020年3月場所||○||東横綱 白鵬||西横綱大関 鶴竜||●||'''千秋楽2敗同士の相星決戦'''

2020年6月23日 (火) 21:03時点における版

千秋楽結びの一番(せんしゅうらくむすびのいちばん)とは、大相撲本場所千秋楽における幕内の最後に行われる取組であり、これより三役の最後の取組でもある。千秋楽の大一番とも呼ぶ。原則番付上位2名(通常、東西正横綱同士が最も多い)が対戦する。本項では、幕内の取組がすべて中入り後に組まれるようになった1927年(昭和2年)1月場所以降の、千秋楽結びの一番を記す。

千秋楽結びの一番総覧

第1期東西制時代

第1期総当たり制時代

第2期東西制時代

第2期総当たり制時代

部屋別総当たり制時代

  • 栃若(栃錦-若乃花(初代))、柏鵬(柏戸-大鵬)、北玉(北の富士-玉の海)、輪湖(輪島-北の湖)、曙貴(曙-貴乃花)、青白(朝青龍-白鵬)、白馬(白鵬-日馬富士)の対決については、太字で記した。

記録など

記録は、全て2020年3月場所終了現在

千秋楽結びの一番出場回数

順位 力士名 回数 (主な)対戦内訳
1位 白鵬翔 66回 日馬富士24回朝青龍14回鶴竜12回、把瑠都5回、琴光喜3回、琴欧洲2回、魁皇2回、千代大海1回、稀勢の里1回、豪栄道1回、貴景勝1回
2位 北の湖敏満 47回 輪島22回若乃花(2代)13回、千代の富士5回、隆の里3回、魁傑2回、三重ノ海1回、貴ノ花1回
3位 千代の富士貢 43回 隆の里8回、大乃国8回、双羽黒(北尾)6回、北の湖5回、北天佑4回、若乃花(2代)3回、旭富士3回、琴風2回、若嶋津2回、朝潮1回、小錦1回
4位 大鵬幸喜 41回 柏戸21回、佐田の山7回、栃ノ海3回、玉の海3回、豊山2回、清国2回、朝潮1回、栃光1回、北の富士1回、豪栄道1回
5位 貴乃花光司 39回 曙27回武蔵丸12回
6位 曙太郎 37回 貴乃花27回、武蔵丸7回、若乃花(3代)2回、貴ノ浪1回
朝青龍明徳 白鵬14回、千代大海9回、栃東7回、魁皇4回、武双山2回、琴欧州1回
8位 柏戸剛 33回 大鵬21回、若乃花(初代)3回、佐田の山3回、玉乃島[3]3回、朝潮2回[8]、豊山1回
9位 輪島大士 30回 北の湖22回、琴桜3回、若乃花2回、北の富士1回、大麒麟1回、貴ノ花1回
10位 武蔵丸光洋 28回 貴乃花12回、曙7回、若乃花(3代)2回、千代大海2回、魁皇2回、栃東2回、貴ノ浪1回
日馬富士公平 白鵬24回、鶴竜3回、豪栄道1回
参考 双葉山定次 13回 男女ノ川6回、玉錦2回、照国2回、安芸ノ海2回、鏡岩1回
  • 対戦内訳の太字部分は、対戦回数10回以上を示す。

千秋楽結びの一番出場連続回数

順位 力士名 回数 期間 対戦内訳
1位 白鵬翔 49回 2007年5月場所 - 2015年7月場所[9] 日馬富士19回朝青龍12回、鶴竜5回、把瑠都5回、琴光喜3回、琴欧州2回、魁皇2回、千代大海1回
2位 北の湖敏満 28回 1974年5月場所 - 1978年11月場所 輪島21回、若乃花(2代)4回、魁傑2回、貴ノ花1回
3位 朝青龍明徳 16回 2003年9月場所 - 2006年3月場所 栃東7回、千代大海5回、魁皇4回
4位 大鵬幸喜 15回 1962年1月場所 - 1964年5月場所 柏戸10回、豊山2回、佐田の山1回、栃ノ海1回、栃光1回
輪島大士 1975年9月場所 - 1978年1月場所 北の湖15回
6位 貴乃花光司 12回 1994年11月場所 - 1996年9月場所 曙9回、武蔵丸3回
7位 若乃花幹士(初代) 11回 1958年3月場所 - 1959年11月場所 栃錦7回、千代の山2回、朝汐2回
8位 日馬富士公平 10回 2012年5月場所 - 2013年11月場所 白鵬10回
9位 千代の富士貢 9回 1981年11月場所 - 1983年1月場所 若乃花(2代)3回、隆の里2回、琴風2回、北の湖2回
1984年9月場所 - 1986年1月場所 隆の里2回、若嶋津2回、北天佑2回、大乃国1回、朝潮1回
隆の里俊英 1983年5月場所 - 1984年9月場所 千代の富士5回、北の湖3回、琴風1回
曙太郎 1992年11月場所 - 1994年3月場所 貴乃花[10]7回、若乃花(3代)[11]1回、武蔵丸1回
1996年5月場所 - 1997年9月場所 貴乃花8回、若乃花(3代)[11]1回
武蔵丸光洋 2000年7月場所 - 2001年11月場所 貴乃花3回、曙3回、千代大海1回、栃東1回、魁皇1回
参考 双葉山定次 7回 1937年1月場所 - 1940年1月場所 男女ノ川4回、玉錦2回、鏡岩1回
  • 対戦内訳の太字部分は、対戦回数10回以上を示す。

千秋楽結びの一番勝利

順位 力士名 勝敗 (主な)対戦内訳
1位 白鵬翔 43勝23敗 日馬富士14勝10敗朝青龍10勝4敗鶴竜8勝4敗、把瑠都3勝2敗、琴光喜2勝1敗、琴欧洲2勝、魁皇1勝1敗、千代大海1勝、豪栄道1勝、貴景勝1勝、稀勢の里1敗
2位 大鵬幸喜 30勝11敗 柏戸16勝5敗、佐田の山5勝2敗、栃ノ海1勝2敗、玉の海2勝1敗、豊山2勝、清国1勝1敗、朝潮1勝、栃光1勝、北の富士1勝
3位 千代の富士貢 29勝14敗 隆の里5勝3敗、大乃国7勝1敗、双羽黒3勝3敗、北の湖2勝3敗、北天佑4勝、若乃花(2代)2勝1敗、
旭富士1勝2敗、琴風2勝、若嶋津2勝、朝潮1勝、小錦1敗
4位 北の湖敏満 23勝24敗 輪島10勝12敗若乃花(2代)8勝5敗、千代の富士3勝2敗、隆の里1勝2敗、魁傑2敗、貴ノ花1勝、三重ノ海1敗
5位 貴乃花光司 21勝18敗 曙17勝10敗武蔵丸4勝8敗
朝青龍明徳 21勝16敗 白鵬4勝10敗、千代大海8勝1敗、栃東4勝3敗、魁皇2勝2敗、武双山2勝、琴欧州1勝
7位 輪島大士 16勝14敗 北の湖12勝10敗、琴桜2勝1敗、若乃花(2代)1勝1敗、北の富士1勝、大麒麟1敗、貴ノ花1敗
曙太郎 16勝21敗 貴乃花10勝17敗、武蔵丸4勝3敗、若乃花(3代)1勝1敗、貴ノ浪1勝
9位 武蔵丸光洋 15勝13敗 貴乃花8勝4敗、曙3勝4敗、若乃花(3代)2勝、千代大海1勝1敗、魁皇2敗、栃東2敗、貴ノ浪1勝
10位 柏戸剛 13勝20敗 大鵬5勝16敗、若乃花(初代)3勝、佐田の山1勝2敗、玉乃島[3]1勝2敗、朝潮2勝[8]、豊山1勝
11位 日馬富士公平 12勝16敗 白鵬10勝14敗、鶴竜1勝2敗、豪栄道1勝
参考 双葉山定次 12勝1敗 男女ノ川6勝、玉錦2勝、安芸ノ海2勝、鏡岩1勝、照国1勝1敗
  • 対戦内訳の太字部分は、対戦回数10回以上を示す。

千秋楽結びの一番連続勝利

順位 力士名 連勝数(期間) 対戦内訳
1位 白鵬翔 16連勝(2008年7月場所 - 2011年1月場所) 朝青龍7勝、日馬富士3勝、琴光喜2勝、琴欧洲2勝、魁皇1勝、把瑠都1勝
2位 双葉山定次 12連勝(1937年1月場所 - 1943年5月場所) 男女ノ川6勝、玉錦2勝、安芸ノ海2勝、照国1勝、鏡岩1勝
3位 千代の富士貢 9連勝(1984年9月場所 - 1986年5月場所) 北天佑3勝、若嶋津2勝、隆の里1勝、大乃国1勝、朝潮1勝、北尾1勝
4位 貴乃花光司 7連勝(1996年1月場所 - 1997年3月場所) 曙5勝、武蔵丸2勝
武蔵丸光洋 7連勝(1999年1月場所 - 2000年7月場所) 曙3勝、貴乃花2勝、若乃花(3代)1勝、貴ノ浪1勝
6位 輪島大士 6連勝(1974年3月場所 - 1975年1月場所) 北の湖5勝、琴桜1勝
朝青龍明徳 6連勝(2005年1月場所 - 2005年11月場所) 栃東3勝、千代大海3勝
白鵬翔 6連勝(2014年5月場所 - 2015年3月場所) 鶴竜3勝、日馬富士3勝
9位 柏戸剛 5連勝(1960年11月場所 - 1961年11月場所) 若乃花(初代)3勝、朝潮2勝
琴桜傑将 5連勝(1972年3月場所 - 1973年7月場所) 北の富士4勝、輪島1勝
  • 期間は、休場や結び前に取り組んだ場所も含む

千秋楽結びの一番対戦回数

順位 カード 回数 相星決戦
対戦回数
優勝圏内
対戦回数
1位 曙-貴乃花 27回 5回 4回
2位 白鵬-日馬富士 24回 2回 4回
3位 輪島-北の湖 22回 4回 4回
4位 柏戸-大鵬 21回 2回 3回
5位 朝青龍-白鵬 14回 2回 2回
6位 北の湖-若乃花(2代) 13回 3回
7位 貴乃花-武蔵丸 12回 2回 2回
白鵬-鶴竜 12回 1回 5回
9位 玉錦-武蔵山 9回 1回
朝青龍-千代大海 2回

千秋楽結びの一番対戦連続回数

順位 カード 回数 期間 勝敗
1位 輪島-北の湖 15回 1975年9月場所 - 1978年1月場所 輪島7勝-北の湖8勝
2位 白鵬-日馬富士 10回 2012年5月場所 - 2013年11月場所 白鵬4勝-日馬富士6勝
3位 朝青龍-白鵬 7回 2009年1月場所 - 2010年1月場所 朝青龍0勝-白鵬7勝
4位 栃錦-若乃花(初代) 6回 1959年1月場所 - 1959年11月場所 栃錦3勝-若乃花3勝
柏戸-大鵬 1962年1月場所 - 1962年11月場所 柏戸2勝-大鵬4勝
1966年3月場所 - 1967年1月場所 柏戸1勝-大鵬5勝
曙-貴乃花 1993年1月場所 - 1993年11月場所 曙3勝-貴乃花3勝
1994年11月場所 - 1995年9月場所 曙2勝-貴乃花4勝
7位 北の湖-若乃花(2代) 5回 1980年3月場所 - 1980年11月場所 北の湖3勝-若乃花(2代)2勝
8位 常ノ花-宮城山 4回 1929年5月場所 - 1930年3月場所 常ノ花3勝-宮城山1勝
玉錦-武蔵山 1932年2月場所 - 1932年10月場所 玉錦3勝-武蔵山1勝
千代の山-鏡里 1954年3月場所 - 1955年1月場所 千代の山2勝-鏡里2勝
鏡里-吉葉山 1956年1月場所 - 1956年9月場所 鏡里2勝-吉葉山2勝
千代の富士-隆の里 1983年7月場所 - 1984年1月場所 千代の富士1勝-隆の里3勝
千代の富士-大乃国 1988年7月場所 - 1989年1月場所 千代の富士3勝-大乃国1勝
小錦-霧島 1991年9月場所 - 1992年3月場所 小錦3勝-霧島1勝
  • 年6場所制が定着した1958年(昭和33年以降)、千秋楽結びの一番が6場所全て同じカードになった例は、大相撲史上、栃錦-初代若乃花(1959年)、柏戸-大鵬(1962年)、輪島-北の湖(1976年、1977年)、曙-貴乃花(1993年)、朝青龍-白鵬(2009年)、白鵬-日馬富士(2013年)の6カード7例しかない(更に言えば6場所全てで勝利したのは、2009年の白鵬のみである。)。それ以前では、年4場所時代の1932年の玉錦―武蔵山、1956年の鏡里―吉葉山が1年間同じ対戦だった。

脚注

  1. ^ 1952年1月場所より、東冨士→東富士に改名
  2. ^ 1954年9月場所より、千代ノ山→千代の山に改名
  3. ^ a b c 後の51代玉の海
  4. ^ 後の56代横綱若乃花(2代)
  5. ^ 後の60代双羽黒
  6. ^ a b 後の65代横綱貴乃花
  7. ^ 後の66代若乃花
  8. ^ a b 46代横綱朝潮
  9. ^ 2011年3月場所は、開催中止
  10. ^ 当時は貴花田→貴ノ花
  11. ^ a b 当時若ノ花

外部リンク