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2020年6月29日 (月) 13:42時点における版
田中 正司(たなか しょうじ、1924年3月19日 - )は、日本の経済学者、社会思想史家、経済学史家。横浜市立大学図書館長を経て、一橋大学社会科学古典資料センター第3代主任教授。横浜市立大学名誉教授。1970年経済学博士(専修大学)。ジョン・ロックやアダム・スミスを中心とするイギリス思想について研究をおこなった。
来歴
東京生まれ。昭和第一商業学校(現昭和第一高等学校)を経て、戦時中の1943年、横浜市立横浜商業専門学校 (旧制)(現横浜市立大学)を繰り上げ卒業後、三菱石油に入社。1945年3月に召集されるが、まもなく終戦。翌年退社し、東京商科大学(現一橋大学)本科に入学、1949年3月同卒業。
実践女子学園高等学校教諭を経て、1949年6月横浜市立大学助手、1953年横浜市立大学商学部専任講師、1955年同助教授、1967年同教授、1969年横浜市立大学学長代行補佐。1970年経済学博士(専修大学)。1978年横浜市立大学図書館長等を歴任。1984年横浜市立大学を退職し横浜市立大学名誉教授の称号を受ける。同年から1987年まで杉山忠平の後任の一橋大学社会科学古典資料センター教授[1]。1987年一橋大定年退官。後任は古賀英三郎。神奈川大学短期大学部教授、1990年同学部長。1994年神奈川大定年退職。
主要著作
単著
- 『現代の自由--その思想史的考察』評論社、1964年
- 『増補ジョン・ロック研究』未來社、1968年。新増補版、2005年
- 『市民社会理論の原型--ジョン・ロック論考』御茶の水書房、1979年
- 『現代の自由--思想史的考察』御茶の水書房、1983年
- 『アダム・スミスの自然法学-—スコットランド啓蒙と経済学の生誕』御茶の水書房、1988年。第2版、2003年
- 『アダム・スミスの自然神学—-啓蒙の社会科学の形成母体』御茶の水書房、1993年
- 『市民社会理論と現代-—現代の思想課題と近代思想の再解読』御茶の水書房、1994年
- 『アダム・スミスの倫理学—-『道徳感情論』と『国富論』』上下、御茶の水書房、1997年
- 『アダム・スミスと現代』御茶の水書房、2000年 増補版 2009年
- 『経済学の生誕と『法学講義』-—アダム・スミスの行政原理論研究』御茶の水書房、2003年
- 『日本の明日を考える-—21世紀の救世主はケインズかアダム・スミスか』実践社、2004年
- 『現代世界の危機とアダム・スミス』御茶の水書房、2009年
- 『アダム・スミスの認識論管見』社会評論社、2013年
編著
- 『ジョン・ロック研究』(イギリス思想研究叢書、平野耿共編)御茶の水書房、1980年
- 『ロック道徳哲学の形成』新評論、1985年
- 『スコットランド啓蒙思想研究—スミス経済学の視界』北樹出版、1988年
翻訳
- J.S.ミル「ベンタム論」、スピーゲル編『古典学派--経済思想発展史2』東洋経済新報社、1954年
- ジョン・ロック『利子・貨幣論』(竹本洋と共訳)東京大学出版会、1978年
脚注
- ^ 「センター日誌・報告」一橋大学社会科学古典資料センター年報
- ^ 熊谷次郎「服部正治・竹本洋編 回想 小林昇立教經濟學研究
出典
- 一橋大学『一橋論叢』第百巻第2号(昭和63年8月号)
- 田中正司『市民社会理論と現代』、同『甲子の詩』(1984)その他