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「以心電信 (YMOの曲)」の版間の差分

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2020年7月8日 (水) 21:18時点における版

「以心電信
(YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF)」
YMOシングル
初出アルバム『サーヴィス
B面 希望の河 (Expecting Rivers)
リリース
規格 7インチレコード
録音 1983年
日本の旗 日本
ジャンル テクノポップ
レーベル Y.M.O./アルファレコード
作詞・作曲 細野晴臣(作詞 #1)
ピーター・バラカン(作詞 #1)
坂本龍一(作曲 #1、#2)
高橋幸宏(作詞 #2、作曲 #1、#2)
プロデュース YMO
チャート最高順位
YMO シングル 年表
過激な淑女
(1983年)
以心電信
(1983年)
ポケットが虹でいっぱい
(1993年)
テンプレートを表示

以心電信」(You've Got To Help Yourself、いしんでんしん)は、日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の9作目のシングル。または同シングルに収録された曲。シングルは1983年9月28日アルファレコード(Y.M.O.レーベル)よりリリースされた。

解説

  • 国際連合による「世界コミュニケーション年」(WCY)のテーマ曲として、アルバム『サーヴィス』に先駆けてシングルカットされた。NHKで頻繁に流されたが、そのことを録音前に知ったYMOの3人は「俺たちはゴダイゴか?」と苦笑した[1]
  • 歌詞にある「七つのボタン」は軍服(特に予科練の制服)のことを指すが、NHKで放送されるか不安に思ったという。また細野晴臣はのちに、当時アメリカの自助運動に関心があり「自分を助けられない人間に他人なんか助けられない」と言う想いで、いわゆるチャリティーソングへの、半ば皮肉も込めて作詞したと回想している。
  • 坂本龍一のコメントによると、楽曲的にはビートルズのにぎやかな曲に影響されており、華やかさがある式典をイメージしているとのこと。
  • 録音時期はアルバム『浮気なぼくら』と同時期に行われた。そのため、この曲の「予告編」がアルバム『浮気なぼくら』に収録されている。なお、アルバム『浮気なぼくら』以降、メンバーの確執に似たすれ違いのため、三人が同時にスタジオに入ることはなかったが、この曲だけは三人で作業を進めた。つまり、YMO散開(解散)前、メンバー三人が同時にスタジオで録音した最後の曲である。
  • 正式リリース前に、坂本がパーソナリティを務めていたラジオ番組『サウンドストリート』にてこのテイクとは異なる歌詞とミックスで放送されたことがあった。また、シングルバージョンはアルバムバージョンとはフェイド・アウト部分が異なっており、『YEN RECORDS HISTORY SINGLRES+α』、『CUBIC - YMO CD Single BOX』に収録されている。
  • 2007年5月19日に行われた「Smile Together Project Special Live 2007」にて、高橋幸宏・坂本龍一・細野晴臣の3人からなるHUMAN AUDIO SPONGEによって演奏された。また、2007年7月7日に行われたライブ・イベント「ライブ・アース」では、14年ぶりにYMOとして演奏が行われた。これらのライブでは一部歌詞が変更されている。

カバー

収録曲

  1. 以心電信(YOU'VE GOT TO HELP YOURSELF)
    作詞:細野晴臣ピーター・バラカン/作曲:坂本龍一高橋幸宏/編曲:YMO
  2. 希望の河 (Expecting Rivers)
    作詞:高橋幸宏/作曲:高橋幸宏、坂本龍一/編曲:YMO
    アルバム『浮気なぼくら』にも収録されている。

脚注

  1. ^ 1979年国際児童年キャンペーンソングとして使用された「ビューティフル・ネーム」と比較して